2004.10.31.(日)      この国の行方

今回のイラクでの人質事件は残念ながら最悪の結末を迎えてしまいました。被害者のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様方へ心からお悔やみ申し上げます。

 それにしても。
 かの地での日本人犠牲者はこれで5人―こんな犠牲まで出して(しかも全員文官及び民間人だよね)、なおもよその国に自分とこの軍隊を居座らせ続ける意味って、果たしてあるんだろうか。
 自衛隊派遣が決まってから何度も考えたこの問題、今またオバサンはあらためて考えずにはいられない。

 どんな奇麗ごとで取り繕ったところで、武装した軍隊がいきなり自分の国にやってきて、自分たちの町や村を砲撃するのを喜ぶ人間などいない。
 ましてそのおかげで、イラクではアメリカや日本、そしてそれ以外の国の犠牲者の何十倍もの罪なき市民が命を落としているのだ
 例え日本がその攻撃に参加してなくたって、攻撃する側の「同盟国」として軍隊派遣をすること自体、その攻撃に賛成してるってことなんだから、「うちだけは別」なんて理屈は通用しない

 そりゃもちろん、一番悪いのはテロリストだし、先の日記でも書いたとおり、残念ながら―被害者の方にも現実認識の甘さや準備不足があったのかもしれない。
 だけど。
 日本人がテロリストの標的にされるようになったのは一体何故なのだろうか。
 確かに日本人ってのは(自分たちがどう思っていようが)世界の中ではかなり金持ちの部類に入る人々だから、金目当ての強盗や誘拐、窃盗の被害に遭うこともこれまでに多々あった。それは別に、イラク―アラブ地域に限ったことじゃない。欧米アジアアフリカオセアニア、海外へ行く以上、そんな危険は必ずくっついてくる
 だけど。
 かつて対日感情は決して悪くなかったといわれているアラブ地域(今回の犯人グループはイラク人以外の外国人らしいので、イラク一国の問題として片づけるのは不適切だろう)で、(親御さんのことは知らないが多分本人は)金持ちでも何でもない民間人の若者、従軍記者が決して伝えない「戦争の真実」を伝えようとしたジャーナリスト、「本当の復興支援とは何なのか」を懸命に模索していた外交官たちが、ただ日本人であるというだけで標的にされ、この国への警告、あるいは報復のために無残にその命を奪われてしまったのは一体何故なのか。
 自国の調査委員会が「イラクに大量破壊兵器はなかった」との報告を発表し、戦争の大義すら失ってしまったというのにいまだ軍隊を駐留させ続け、あちらこちらで爆撃を行っているアメリカに、果たして正義はあるのだろうか。
 テロリストを許すわけには行かない―それはわかる。正直オバサンも全く同じ気持ちだ。
 だけど。
 そのためには何の関係もない子供やお年寄りを含めた市民を巻き添えにするのを承知で、潜伏先と思われる場所を無差別に砲撃するしか手段がないのだろうか。
 今あの国で、「他国の」軍隊にスパイ・テロリスト容疑で拘束され、犯罪者扱いされて刑務所に閉じ込められている老若男女は、果たして全員、本当のスパイあるいはテロリストなのだろうか(もしそうだとしたら、駐留している軍隊なんて今頃全滅してると思うけどね。だってほら、犯罪者の摘発なんてどこの国のどんな官憲が行おうとも引っかかるのはほんの一部、氷山の一角。今囚われている人々が全員「本物」だとしたら、その背後にはさらに数十倍、数百倍のテロリストがいるはずで。そんな中じゃ、どんな近代兵器持った精鋭部隊だって一日として無事に過ごせるわけないじゃん)。
 そして。
 何でもはいはい言うことを聞いて、自国の憲法までねじ曲げて海外派兵を強行することだけが同盟国―友好の証しなのだろうか。
 「危ないといわれている場所に行く方が悪い」とばかりに我関せずの態度で自分だけの安泰に、平和にしがみついている人間ばかりになってしまったら、一体この国はどうなってしまうのだろうか。

 私たち―政治家・国民を問わずこの国に生きる人間の全て―は今、このような問題をもう一度真剣に考えなくてはならない時期にさしかかっているのではないかとオバサンは思う。



 夕方TVを観ていたら、新潟の大地震で被災した方々に、インドとパキスタン(確かこの両国も紛争中だよな)の人たちが協力して自分たちの国のお茶「チャイ」を差し入れしている光景が映っていた。「寒い思いをしている人たちに少しでも温まってほしい」と汗だくになって大釜を沸かし、熱い「チャイ」が入った大薬缶を持って、広い避難所の中、一人一人に配っている異国の人々―。
 もしかしたらたかが「チャイ」―お茶一杯など何の助けになる、とほざく人間もいるかもしれない。
 でも。だけど、それでも。
 真実の国際交流、被災者支援の一つの形を、管理人は確かに見せていただきました。あなた方の善意に、同じ日本人として厚く御礼申し上げます。
 ありがとうございました―。



2004.10.27.(水)      祈りの行方

 前回かなりマジに語ってしまったので今回こそは「毎度バカバカしいお笑いを一発」決めたいと思ってたのに…ああ、それなのに…。

 またまた起きてしまいましたね、イラクでの人質事件…。何でも今回の犯人グループは過去何人もの方々の命を奪ってきた組織的なテロリストらしく、先二件の邦人人質事件よりさらに憂慮すべき状態だという噂も飛び交っております。
 しかし今回の事件に対する人々やマスコミの関心というと、どうも先の二件に比べて薄いというか冷淡というか。例の地震の所為でしょうか。もちろん、管理人にはそのことで特定の誰か、あるいは不特定多数の人々を批判する気など毛頭ありません。今の日本で一番大切なのは、いまだ不安な毎日を過ごしている被災者の皆様方への救出・支援活動だということは今さら言うまでもありませんし、一日も早く地震が治まって新潟を始めとする各県の皆様方が平穏な生活を取り戻すことを心の底から願っているのは管理人も同様なのですから。

 だけどその一方、遠い異国でもう一人の人間が、まぎれもない「生命の危機」に瀕していることもまた事実で。
 そりゃね、先の事件の際にもオバサン、言いましたよ。危険を承知でかの国に乗り込む以上、万が一に備えての装備、肉体鍛錬は必須だと。それもせんとただの善意や好奇心で赴くってなぁ「危機管理意識の欠如」とみなされても仕方ないと。もしかしたら今回の被害者にも何らかの落ち度、そして準備不足があったのかもしれません(新聞やニュースなどではいろいろ言われてるみたいだけど、そうそうマスコミの言うことを鵜呑みにするのもどうかと思うので、ここではあくまでも推測の形をとることにします)。
 それに比べたら何の落ち度もないのにあのような大災害に遭われた被災者の方々の方がよほど大変なのだから(ましてこちらの方では実際に命を落とされた方々もたくさんいらっしゃいますし)、と人々の関心がどうしてもそちらに向いてしまうのはある意味当然のことだといえます。  加えてあちらは早々簡単に取材できるような場所じゃないし、ニュースソースの量その他が絶対的に不足しているかもしれないし…ってか、もしそうだとしたらそれはそれで仕方のないことだと思うんですけれども。
 だけどそんな被害者の方のご実家に、誹謗、中傷電話だけはしっかり夜を徹してかかってきた…という報道も目にしております。「マスコミのいうことを鵜呑みに…云々」申し上げたすぐあとにこんなことをほざくのはかなりいい加減だという印象を皆様に与えてしまうのは承知の上すが、先の事件に対する日本国民の反応を目の当たりにしたオバサンとしては、この情報に関してはかなりの確率で真実なんだろうな、という思いを捨てきれないんです。

 上記記載の「何の落ち度も〜」以下の言葉はまさにごもっともでございます。正直言ってオバサン、そのような心情に反論するだけの言葉は持ち合わせておりません。
 だけど…それでもなお。
 そういう考え方って、すごく怖いことだとは思いませんか? だってこれを突き詰めれば、「落ち度のない人間が災難に遭ったなら全力で助けるけれど、自分の落ち度で災難を招いたのなら自業自得なんだから放っとこう」ってことになっちゃうでしょう。
 もちろんそれもある程度までは真実。だけど命の問題となったらやはり、全くの無関心を決め込んでいいというものではないと思います(ましてオバサン、かの国でこんなにも日本人が敵視されるようになってしまったのは、政府のお偉いさんたちが短絡的に自衛隊派遣した所為だとも思ってるし<おお、また出たぞ「地雷踏み」っ)。

 やはりオバサンは、一連の地震の一日も早い終息とともに、今回の人質となってしまった方のご無事をも、ただひたすらに祈らずにはいられません…。



2004.10.14.(木)      コレまだ絶対ほとぼりさめてないよなー…マジでヤベぇよ(怯)

 ちょっと前、とあるテレビ番組を観た。著名人・有名人の親がどーゆー子育てをしてたか紹介し、専門家に解説してもらいながら「子供の長所を伸ばす育て方」ちゅーモンを検証するバラエティだった。
 子供といえば、他所様に比べてちょっくら耳がでかくてかなり毛深い、ついでにふさふさの尻尾までくっついてるよーなのしか育てたことのない管理人が何故そんな番組を観てたかってーと、「他に面白そうな番組がなかった」(<かなりミもフタもない理由<笑)からだったりするんだが、この際そんなのどーでもいい。

 そこで紹介されていた中に、某有名スポーツ選手の親御さんの話があったんだよね。
 誤解のないように言っておくが、そのおうちの子育て自体には心底頭が下がりました。自分の子供の可能性をひたすら信じ、陰になり日なたになってあれほど献身的に応援してくれるなんて、まさに親なればこそ。他人じゃどう頑張ったってあーは行くまい…としみじみ感動なんかしてしまったりしながらも。

 …一つだけ、どーしても許せないことがあったのだった。
 何でもその某スポーツ選手(<めんどくさいので以下「ガキ」とする)、食べ物にもすごいこだわりを持った子供だったらしく、ある日の晩御飯にどーしても「フィレ肉のステーキが食べたい」とヌカしたんだと。ちなみにそのときのおかずも牛肉の炒め物、同じお肉なんだから食べなさい、といくら諭しても頑としてゆーことを聞かない。で、困り果てた親御さんはどうしたか。

 ―よりにもよってフィレ肉買ってきて焼いて食わせたんだってよオイ! またそれを専門家とやらが「親がいかに子供を応援しているかがよく伝わる、非常にいい方法です」とか何とか(<よく覚えてない)賞賛してやんの。

 冗談じゃねぇっ!! こればっかりはオバサン、絶対に承服できねぇぞ。もし自分がゲストとしてあのスタジオにいたなら「そんなこと偉そーに公共の電波使って言いふらすんじゃねぇこのバカモノ!」と絶叫していたに違いない。
 だってさー、それじゃ前に作ってあったおかずはどーなったんだよっ! 再現フィルムじゃそこまでは詳しくやっとらんかったが、他の家族がそのガキの分を食べちゃったってんならともかくまさか捨てたなんてこたしてねーだろーなっ!!

 どんなに権威のある専門家が褒めちぎろうが、結果そのガキが世界的な名選手になろうが、食べ物に文句をつける、あるいは粗末にするヤツなんてオバサンは絶対に許さない。

 何故なら「食べ物」とは、もともとみんな他の生物―生命だったものだからだ。

 あのねぇ、肉だろうが魚だろうが野菜だろうが、みんなそれぞれ、かけがえのないたった一つの生命ってものを持ってたんだよっ! 自分が生きるために他の生き物を殺し、その生命を己が血、あるいは肉とする―食事とは元来そーゆーもんだ、覚えとけっ!
 ちなみに「自分はベジタリアンだから〜」なんて言い訳も通用しねーぞ。植物だって立派に生きてるんでぃっ! ただその生存形態が人間、ひいては動物のそれとはあまりに違うってだけの話だろーがよ。「涅槃経」読んでみろ。「山川草木悉皆成仏、草木国土悉有仏性」ってちゃんと書いてあるぞ。細かい解釈はいろいろあるだろうが、オバサンはこれを至極大ざっぱに「生きとし生けるものは仏の前ではみな同等の存在である」と解釈している。あるいは、「この世に存在するものには全て仏となる種―魂が宿っている」って解釈してもいいな。少々神道思想に影響されてるかもしれないけど、心情的にはオバサン、こっちの方が好きかも(ちなみに「山川草木」「草木国土」が人間と同じなら当然動物だってそうだよな〜とこれまた至極自分勝手に思い込んでいるので、より詳しく言えば「山川草木鳥獣虫魚悉皆成仏」ではないかと密かに考えていたりもする)。
 キリスト教のアダムとイブの話もそうなんじゃないの? 彼らがリンゴ食ったことへの罰はエデンから追放されたことだってよく言われるけど、罰はそれだけじゃなかったんじゃない? エデンにいた頃の彼らは木の実あるいは果物を食って生きていた。木の実や果物なら、いくら食ってもその本体である樹木の命を奪うことはしなくてすむし、むしろ食べ残した種をエデン中にばら撒いてやればまた新しい芽がでて新しい樹木になる。人間もにっこり、樹木もにっこり…というとっても幸せな生き方をしていたのに、エデンから追い出されたあとは自分たちで作物を作り、獣や魚を獲って生きる―要は、他の命を奪わなければ生きていけない存在にされちゃった、ってことこそが、彼らにとっての最大の罰だったんじゃないのかね(…ってこれもオバサンの独りよがりな解釈なんだけんどもさ)。

 まぁね。経典や聖書や昔話が何を言おうと、現在の人間ってなぁ物を食わなきゃ、それも動物性食品及び植物性食品をバランスよく摂取しなけりゃ生きていけない存在なんだから(命さえ取らなきゃいいと木の実や果物、あるいは一部の野菜のみ食べて暮らしてたら鉄板で栄養障害起こすぞ)、今さらそれをどうこう言っても始まらない。ついでに言えば、人間とてもやはり生き物、ときには体の具合が悪くてどうしても食べられないとか、うっかり多く作りすぎちゃった料理、家族全員で必死こいて食ったんだけど力及ばず、これ以上放置しといたらこっちの命が危ない…そんな状況にもまま陥るものだし、別にそんな非常事態にまで目くじら立ててぎゃんぎゃん言いつのる気など管理人にはこれっぽっちもないし、またそんな権利も権限もない。
 たださ。普段何気なく食ってるご飯やパン、味噌汁漬け物納豆塩昆布、シチューにビフテキ、パスタにラーメン…そんな食べ物の全てが元は自分たちと同じ生き物であり、自分を生かすためにその命を絶たれたということ。
 そうやって天寿をまっとうできずに失われていった命をいただくことによって我々は生かされているのだということ。
 それだけは決して忘れちゃいけないことじゃないのかね。最近政府のおえらいサンたちがぎゃぁぎゃぁうるさく議論しあっている「命の大切さを教える教育」なんてのもこのへんから始まるような気がする。少なくとも、食べ物を粗末にして当然というふざけた社会で育つガキどもが真っ直ぐ健やかになんてなるわけないんじゃなかろーか

 もう一度言っておくが、冒頭に出てきたガキを育てた親御さんは本当に立派だと思うし、そのご苦労や深い愛情には心からの敬意を払ってしかるべきである。もちろん、こんなちっぽけなサイトで一介のオバサン―しかもゴクツブシの人間のクズ―がどんな暴言を吐こうが、そのガキ―名選手が成し遂げた偉業には毛筋ほどの瑕だってつくわけがない。第一そいつだって今ではあれだけ立派なひとかどの人物になったんだ、もう出された食事にケチをつけるようなバチ当たりな真似は絶対しないと思うし(<笑)。

 ただ、もしオバサンが人の子の親だったとして。
 食べ物のありがたみよりもガキの意思を尊重するような育て方をして世界的な偉人になってもらうより、何のとりえもないけれど、毎日の食事に感謝しあらゆる命を大切にする、十把一絡げの凡人に育ってくれた方がよっぽどありがたいし、嬉しいと思うに違いない。



2004.10.02.(土)      幻の××

 10月に入った途端、街のあちこちから金木犀の香りが漂って参りました。残暑だの何だのと言ってはいても、秋は確実に訪れてきているようです。管理人にとっては花の香りの中で一番好きな金木犀。一年に一度、ほんのわずかな間だけですが、街中がこの香りに包まれていると、何ともいえない懐かしい、幸福な気分になれるんです。

 …てなこと言って一日中「夢見る乙女ごっこ」してられりゃ、それこそが本当の幸福ってモンなんだろーけどさ。残念ながら現実にゃ、やるべきことが目白押し。呑気に花の香りに包まれてるヒマなんざねーってんだよ畜生!
 今日も今日とて、またまたやってきました案内人のおフロの日。例によって朝も早よからワン公と追っかけっこ、このときばかりは本気で牙むいてきやがる狂犬に鼻の先を食いちぎられそうになりつつも何とか捕獲、ペットショップまで強制連行。…ま、それからおフロが終わるまでは飼い主もゆっくりできるんですけど、あいにくそのあたりには金木犀なんて一本も生えてない。
 だったらやっぱ、時間のつぶし方も現実的にならざるを得ないよな…てなわけで、またまた行っちゃいました、パチンコ屋(お前まだやってたのかよ禁治産者になる前にさっさとやめんか>自分)。しかしそこで、まさかあんな悲しみと喜びを両方いっぺんに味わうことになるとは夢にも思っていなかったんです…。

 どーせ話すなら悪い知らせの方を先に。ああ、苦節一年、ひたすら打ち続けてきた「必殺仕事人激闘編」台が、とうとう新規機種に押されてパチンコ屋のメインから消えてしまいました…(慟哭)。正直言ってオバサン、パチンコがしたくてあの店に通ってたわけじゃないのにぃぃぃ…ただただ目あては「必殺台」、それだけだったのにぃ…。
(こーなったらしょーがねーわな…ま、そろそろ潮時かも知んないし、もうパチンコはやめるか…)
 心の中で密かにそんな決意を固めつつ、「もしかしたらもしかして」なんて未練がましく店の中をうろついていた管理人。そしたら何と! 何と何と何とおおぉぉぉっ!!

 ああ、あのような絶望のあとにこんな喜びが待っているなんて、一体誰が予測できたでしょおおおぉぉぉっ!!

 皆様! 管理人、ついに見つけました! 「009」パチンコ台っ!!!

 絶望のどん底から一気に幸福の絶頂へと駆け上がったと同時にもちろんダッシュでその台に陣取りましたわよ。残念ながらそのお店にはたった一台しか置いていなかったので、当たらなかったら大損確実だろうけど、そんなこと言ってられるかああぁぁぁっ!!

 あるあると聞いてはいたものの(×××××様! あの情報がようやく実を結びましてよっ! ありがとうございましたぁぁぁ〜♪)今まで一度もお目にかかれなかった「009」台に出会ったからには損得抜きで時間の許す限り打ちまくる、これこそがサイゼロファンの義務と言うものでございましょう(いや多分そんな義務感に燃え上がるのアンタだけだからっ!>自分)。
 ええ、オバサン燃え上がりましたとも! それこそ加速装置使用時のジョーくんのお洋服並にぱあああっとねっ(踊…る前にさっさと正気に戻りやがれ>自分)。

 …ところが、いざ始めてみたらとんでもなく難しいよこの台〜っ(泣)!
 第一に、上部の釘の打ち方が全然違うの
 えー、パチンコ台にたくさんの釘が打ち込んであることはパチンコをなさらない方でも結構ご存知かと思うのですが…。
 一般のパチンコ台では、上部の釘は半円形…あるいは扇形のラインに沿って打ち込まれているのが普通です。なのでその頂点を狙って打てば、てっぺんの釘に弾かれた玉が台全体にまんべんなく行き渡り、プレイヤーの腕に関わらずそれなりに下部のチューリップにも入ってくれる…というのが常識なのですが。
 よりにもよってこの台、てっぺんのレイアウトが思いっきり「なびいたマフラー」だよオイ…(汗)
 当然釘も、風になびくあのマフラーのラインどおりに打ち込まれております。こんな台、一体どこをめがけて打てばいいっちゅーんじゃいっ!
 もちろん、上手な方ならば一瞬にしてそのポイントを探り当てることができるのでしょうが、管理人にそんな腕があるわけございません。
 とりあえず大丈夫そうな場所を見つけるまでに一体いくらかかったことか…(号泣)。

 でもでも、それでも何とか軌道に乗って、徐々にスロットも回るようになってきました。…したら!
 や〜ん、この台ってばスロットの数字が確定するたびにメンバーさんたちのイラストまで出てくるぅぅぅ〜っ(熱狂)!
 …そーです。例えば2が出ればジェットくん、3が出ればフランちゃん、4が出ればアル様…そして9ならジョーくんが出てくるんだよぉぉぉっ!(<ちなみに0だとギルモア博士が出てきます<ほのぼのと微笑)
 それもみんな二頭身のラブリーイラスト! やーんやーん、可愛すぎ〜っ…とお約束の狂乱状態に陥った管理人、もうあとは身ぐるみはがれるまで突っ走るのみ!
 やがてときどきはリーチなどもかかるようになって、その数字ごとに皆さんが見せてくれる必殺技にますます壊れていった管理人だったのですが(ちなみに一番よく出てきたのは張大人とジェットくんでした<笑)、そのあとには一層のお楽しみが待っていたのです!

 そう、それこそあの「大当たり」!!
 あのねあのねっ、この台ねっ! 大当たりすると「genesis of next」のTVバージョンがきっかり三回、エンドレスで流れてくるの〜♪ 当然のことながら管理人、そのBGMに合わせて完全な「一人カラオケボックス」状態、真っ昼間のパチンコ屋で思いっきり熱唱してしまいましたとも!
 しかもそのBGMに合わせてメンバーさん全員&ギルモア博士の人物紹介も出るし、ドルフィン号&スカ様の勇姿も拝めるし…(狂乱)。
 そればかりか何と、あの「どこ落ち」まで見られるんですのよ皆様っ!!!
 …ディスプレイ画面がかなり小さいこととて画質はイマイチなのですが、それでもやっぱ感動しますよ、アレ…(落ちていく最中、ジョーくんがジェットくんをきゅっと抱きしめたりするしなー…いやまさかあんなトコであんなモノが拝めるとは…)。

 てなわけで。いつものごとく理性を吹っ飛ばし、熱狂と狂乱のひとときを過ごした管理人ですが、ちゃっかりしっかり大当たりを二回出し(ちなみに頑張ってくれたのはやっぱジェットくんと大人)、思ったほどの損失は出さずに済んだのでございました…ちゃんちゃん♪



 「ふ〜ん。それで今日のボクのお迎え、10分遅れたわけでちか…。あのねママっ!! いつまでそんなバカやってれば気が済むのっ! 『必殺』台がなくなっちゃったらもう二度とパチンコなんてしないって絶叫してたのはどこの誰でち! 答えてみなちゃい!!(<飼い主のあまりのバカさ加減にいつものことながら怒り心頭に発した案内人)
 「えええ〜? アタシそんなこと言ったっけ〜? そんなのとっくに忘れたよっ! それより来月のおフロのときには是非とも『目指せ! ジョーくんリーチ!』でぃっ! 頑張るぞおおおぉぉぉっ!!」(<己れの言葉に一切責任を持たない、社会人どころか完璧人間失格の飼い主)
 (ああ…「バカにつける薬はない」」とはよくも言ったもんでち。こうなったら次回は鼻先じゃなく、指の一つも食いちぎってやるしかないんでしょうか…)

 かくして案内人は将来の不安にさいなまれ、今日も眠れぬ夜を過ごすのであった…(激爆)。



2004.09.27.(月)      善悪のお彼岸

 暑さ寒さも彼岸まで…じゃなくて、彼岸と言えばやはりコレ、行ってきました「山梨墓参りツアー再び」(笑)。
 もちろん今年もワン公つき、昨日と今日の一泊二日。ただし今回は出発当初よりがしょぼしょぼ降ってたりなんかしたおかげで、管理人はかなりビビってたのであります。
 だってアタシ、ここ二ヶ月ほど雨の日に車出したことなんてほとんどないんだもーん。というよりこの夏の東京ときたら来る日も来る日も炎天下、真夏日連続記録絶好調更新中、みたいな。…雨に濡れつつ車転がすなんて、はっきし言って完全不可能な状態だったんです。
 だからさー、マジ怖かったっすよ。自動車を運転する皆様ならご存知だと思うのですが、雨の日と晴れの日ではブレーキの利き加減やハンドルの手ごたえ、はたまたシートを通して伝わってくるタイヤの感触なんかが微妙に違ってくる。どれもこれも本当にわずかなモンなんだけど、だからと言って無視したりしたひにゃ一発で大事故ですしね(くわばらくわばら)。

 しかし今さら中止するわけにもいかんし、びくびくしながら車を首都高に乗っけてみれば、いきなり事故渋滞ってどーゆーこったよ、オイ。しかも、めげずに進めば進んだで次の案内板に浮かび上がってた文字が「見物渋滞」? …何ソレ。
 ああもう、イミわかんないしワケわかんないし高速から降りようにも出口は遥か先だし後部座席で犬はきゅんきゅん鳴きやがるし…こっちも半ば泣きたくなった管理人ですが、どーもこーもないまま、ずるずるのたのたさらに先へと進んでみれば。

 見えてきました事故現場。だけど予想に反してそれは反対車線、どうやらかなりの大事故だったらしく、大破した二台の車が団子状態になって道の端に転がっておりました。しかしどのような大事故にせよ所詮反対車線の話とくれば、別にこっちは交通規制をしているわけでもないし、速度制限されているわけでもない。なのにその事故現場から手前は長蛇の渋滞。そして現場を過ぎれば嘘のようにスムースに流れる車、車、車…。

 そこで管理人、ようやく気づいたのでございました。「見物渋滞」、それはすなわち「他人の不幸は蜜の味」とばかりに大事故起こして大破した車をしみじみ眺めるために徐行、あるいは停止したドライバーたちが引き起こすサイテーの渋滞なのだと…(だけどオバサンもその事故現場、かなり綿密に観察しちゃったりなんかして…ってか、渋滞で身動き取れなかったおかげでいやでも目に入ってきちゃったんです。願わくばあの車に乗り合わせていた方々が皆、ご無事でありますように…)。

 そんなふうに極端に幸先悪かった今回の墓参りですが、帰りもまたまたしっかり雨、しかもご丁寧に行き同様事故渋滞(こっちの方は雨によるにスリップ事故で、さほどのこともなかったらしい)に巻き込まれてしまいました。ああもう、今は自分たちが無事帰ってこられただけでご先祖様に感謝…です。そろそろ秋雨前線が元気になる季節、皆様方も車の運転にはくれぐれもご注意下さいませ…(と言いつつ、雨のため時速50kmの速度制限かけられてた中央道、平均時速110kmでぶっ飛ばして帰ってきたアタシってどーよ)。



 ちなみに今年泊まったのも昨年と同じ某ペンションだったのですが、今回の案内人は年下の美少年チワワちゃんに押し倒されることもなく(激爆)、ごくごく平穏無事に過ごさせていただきました。
 そのかわり、よりにもよってあのヤロ、管理人の父及び叔父のお墓にしっかりマーキング(片足上げて…以下自粛)しやがってよぉぉぉぉぉっ!!! …ったく、あのワン公ときたら一体何考えてやがるんだか(多分何も考えてないと思うぞ>自分)。ああ、これを書いてる最中にも、目を閉じればまぶたの裏にしっかり浮かんで参ります…草葉の陰で「兄さんとこの犬、どーゆーしつけしてるんだよっ!」と叔父に叱られ、小さくなって頭を下げている父の姿が…。
 おとーさま、そしておじさま、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!! あれは決してアタシがわざとさせたんじゃないんですぅぅぅ〜っ!! ですから祟るんなら是非、アタシじゃなくてワン公に…っ!! ナンマンダブナンマンダブ…(<相変わらず自分の身の安全しか考えていない鬼飼い主)。



2004.09.17.(金)      ペンタブ奮戦記

 思い起こせば先月終わり、ペンタブ(バンドルフォトショつき)買って「寝る間も惜しんで遊んでます〜」などとふざけたことをほざいてからどれだけたってしまったのでしょう…(@遠い目)。
 CG習作第一弾、本日ようやくUP致しました(詳しくは「真澄鏡」をどうぞ)!

 …に、してもさぁ(ため息)。たかが一枚書いたくらいであの奥深い道具&ソフトを使いこなせるようになんて、なれるわけねぇよな〜。
 ええ、ここは一つずばりと申し上げましょう。管理人にとっては今もなお「手描きで色塗った方が百倍早ぇよこんちくしょうっ!!」というのが正直な気持ちだったり致します。

 大体さー、フィルタとかレイヤーって何さ。不透明度だのフェイドだの、絵具と筆使って描いてりゃンなモン、ちょいちょいと先っぽに水つけて(なめても可<こらこら、そりゃ管理人の母親の時代だ)、こちょこちょこちょっと各色くすぐってやりゃいくらでも調整がつくんでいっ!!
 だが一番の痛恨事は何といっても、当初ペンツールがまるっきし機能しなかったってことでしょうねぇ…(<虚爆)。

 買ってきたペンタブを説明書の通りにPCに接続して、説明書の通りにドライバインストールしたにもかかわらず、ペンでいくら本体ひっかいたって画面には線一本出てこやしねぇ(ちなみにコードレスマウスは至極正常に機能しておりました)。しかも解説書片手に必死で探し当てた「タブレットサポート」チェックボックス、チェックしない方がまだマシな線(らしきモノ)が引けるってなぁどーゆーこったよオイ! ああもう、「ペンタブ対応」だの「筆圧感知」なんてどこの次元の(<すでにどこの「国」とか「世界」とかいうレベルを超えてた)話だよ、バカ野郎ぉぉぉ〜っっっ!!! …ってなわけで。
 日頃ネットの海を犬かきしながらいつも憧れの目で拝見していたCGの大家、○○様や××様は皆、こんなとんでもなく使い勝手の悪い道具であの美麗なるイラストをものされておいでだったのかしら…だとしたら人間業じゃねーよぉぉぉっ!! …などといくら怒ろーが悶絶しよーがそこはそれ、生まれて初めてペンタブ手にした無知な年寄りのことでございます。「もしかしたらペンタブってこーゆーモンなのかもしれない」と短絡的かつ勝手な悟りを開きやがって、ペンツール一切無視、下絵こそスキャナで取り込んだものの、塗りに入ってからは仕上げ前半に至るまでずっと、まともに動くマウスだけでアレ描いてたアタシってどーよ…(慟哭)。

 ですがいくらバカで頑固な年寄りとはいえ、仕上げの細かい作業に至っては、やっぱマウスだけではどーしよーもございません。にっちもさっちも行かなくなってもう一度、ペンタブの説明書を隅から隅までなめるように読み直して見つけた「再インストール」の七文字を頼りにドライバ削除、あらためてインストールし直してみましたならば。
 ふ…ふおおおおぉぉぉ〜っ!! 描ける! 描けるぞ、ペンツール! 筆圧感知もしっかり利いて、画面にちゃんと線が出るじゃないかいっ! そうか、これこそが正しいペンタブの機能というヤツだったのねっ♪(でも仕上げ段階になってからじゃ完全な手遅れじゃねーのかオイ>自分)

 そして、とにもかくにも一枚描いてみた上での感想はというと…。

 瞳の微妙な色合いはデジタルの方が圧倒的に描きやすいけど、髪の毛の流れとかツヤなんかはアナログの勝ちっすねー、今のところ。
 あと、10分の1ミリ単位の細い線描いたり、米粒の半分程度の面積にアクセントカラーいれてぼかすとかいう緻密な作業にはやっぱ、極細白桂筆が一番ですわ。…でもそれをスキャナで読み込むと完全に潰れてたり、色合いが微妙に変わっちゃったりするしなぁ…その点デジタルは塗った色がそのまま出るし…うーむ…(悩)。
 作業効率全体で考えれば、冒頭でも申し上げたとおり「手描きの方が百倍早い!」んだけど、手描きの場合だと色塗りに入るまでに「スケブに鉛筆で下絵→墨汁でペン入れ→水彩用紙にトレース→カラーインクでペン入れ」なんて煩雑な作業しなきゃなんねぇし…おまけにいちいちPCしまってペン出して墨汁出してカラーインク出して絵描いてそのあとペンも墨汁もインクも全部しまってパレット出して筆出して色塗ってまたパレットや筆しまってPC出してスキャナして…あああああ…(<眩暈<ちなみにこれは全て作業スペースが狭いから。管理人はいい年こいて小学生の勉強机並の広さの机を持っているが、さすがにそれでも道具全部いっぺんに出して作業することなんて不可)。その点CGはPC一つで字も絵も両方事足りるしなー。下絵描いてスキャンしちゃえばもう、こっちのモンよ。

 このようなことをつらつら考えてみるに。…ペンタブ中毒はこれから当分続くだろうけど、頭が冷えりゃきっと、アナログとデジタル併用で絵を描くようになるんだろうな、オバサンは。はーやれやれ(<燃え尽きて脱力)。

クリックすると、おまけ(39KB)が見られまちよ!

 ↑完璧に燃え尽きた飼い主を尻目に自分はちゃっかりペンタブで遊ぶことを覚えた案内人



2004.09.02.(木)      それでも時代は回ってる

 今日もまたまた本題に入る前に追記。
 8/29付日記「超銀」挿入歌「この星の上で」を作詞した山上路夫さん、なんとあの「水戸黄門」の主題歌も作詞しておられました!!!(<今週の「水戸黄門」見て初めて気づいた<笑)
 そう、皆様よ〜くご存知の、「じ〜んせ〜い、らっくっあーりゃ、く〜もあ〜る〜さ〜」というアレでございます。

 しかしなぁ…「水戸黄門」と「ゼロナイ」!! …すげー取り合わせだ…(眩暈@虚ろな目)。



 …と、つかみはオッケー(<おいおい<汗)、いざ本題っ!
 ちなみに本日の日記はとある新聞記事をもとにしてありますが、諸般の事情により「あえて」出典明記を控えております。ついでにやたらとイニシャル・伏字が乱舞しておりますこと、何卒お許し下さいませ。

 えー、管理人ちでとっているT新聞の夕刊には「こ○道」という連載記事が載っとりまして…要は各界で功成り名遂げた方々が、代わる代わる自らの半生を語る長期エッセイなんですけんどもね。
 昨日9/1から、それまでの方に代わり元南極観測越冬隊長のMさんが新しく執筆を開始されました。しかしよりにもよって、まだ始まったばかりの連載二回目(9/2付掲載分)を読んだ管理人、不謹慎にも大爆笑してしまったのでございます。

 だだだ、だってさー…(<まだ笑ってる<礼儀知らず)。
 
 何でもMさんは大正7年(1918年)生まれのこととて、大正13年(1924年)には某師範学校附属小学校(現代の某国立大学附属小学校。仮にA小学校としておく)に入学なさったそうなのですが、通学途中、山手線車内でのいたずらを近所の某私立高等女学校(現代の某私立女子中・高等学校。仮にB学園としておく)の女学生に注意されて逆恨み、「女学生退治」と称して彼女らを待ち伏せた挙句片っ端からその袴をまくり上げて逃げた(<現代のスカートめくりだ)…じゃない、そのまま学校に行っちゃった、という記述を見つけたからであります。

 ぶわははははっ!!! そのB学園っつーたらそのものずばり管理人の母校、「女子高生聖ちゃん」における「秀桜学園」のモデルじゃねーかよぉっ! ええ、もちろんA小学校も存じておりますとも。いやー、あそこのガキどもといったら管理人の時代になってもとんでもなく行儀が悪くてよぉ。一度なんか通学電車の中、7人掛けの座席一杯占領してメンコやってたの(それとも当時流行っていた「ライ○ーカード」の展示会か? …あ、でも「仮面○イダー」も考えてみりゃ石ノ森先生の作品だわ)目撃したことあるもんなー。そーかそーか。あそこのガキどもの行儀が悪いのは遥かなる昔からの伝統だったのか。

 もっともオバサンたちは自他共に認めるシラケ世代の事なかれ主義、面と向かって悪ガキどもに注意なんざするはずもなく、陰でひたすら「それにしてもA小のガキども、何とかならんかねー」「国立なんぞと威張ってたって、ありゃ完全に親のしつけがなってねぇよー」などと言い合ってたばかりだったのですが。
 しかも当の自分たちが電車の中で大声でしゃべりまくった挙句「他の乗客に迷惑」と学校に通報されちゃったとくりゃ世話ねーわな。他所様の小学生のこととやかく言えた義理なんざこれっぽっちもねーっつーの(ちなみにその通報では生徒名は明らかにされておりませんでしたがそれはまぎれもなくオバサンとその友達の集団であったことをン十年ぶりの今謹んでここに告白し、懺悔致します<笑…ってるばあいじゃねーだろ)。

 ああ、因果は巡る糸車、ついでに時代も回ってる。

 これでは袴めくられた遠い昔の先輩たちに到底顔向けができません。…いたらない後輩で本当に申し訳ございませんですぅぅぅ…(土下座っ)。



 そして、久方ぶりに「本日の教訓」

 「私立だろーが国立だろが〜 ガキの〜本性は〜 変わりゃ〜せぬ〜♪」(だからそこで何で都都逸…しかもヘタクソ>自分)



2004.09.01.(水)      さすがに「更新記録」に載っける勇気はなかった…

 何はともあれ御礼をば。  8/29のチャットで遊んでいただいた皆様方! 本当にどうもありがとうございました〜(平伏っ)!
 いつもながらの大ボケ発言、話題脱線などのご無礼平にご容赦、そしてまた機会がありましたらどうぞよろしくお願い申し上げますっ!

 …と、それはともかくとして。
 この8月の管理人はもう、弁解及び情状酌量の余地もないほど怠け倒してしまったのだった
 更新と言えば皆様からの頂き物か日記がせいぜい、それもかなりの間を開けてぽつりぽつり…心の中だけで密かに決意を固めていた「一人オリジナル強化月間」も、過ぎ去ってみりゃ「女子高生聖ちゃん(あ、正式タイトルは「何日君再来」だったっけ…<忘れていたらしい<微生物以下)」一話UPしただけってのもあまりと言えばあまりの所業。しかも月後半はお絵描きソフトにどっぷりハマり、寝る間も惜しんで遊んでたとくりゃ、やっぱ弁解の余地…ねーわなぁ(殴>自分)。

 だが今日からはいよいよ9月、多くの学生の方々にとっては新学期、そしてまた多くの社会人の皆様方にとっては下半期の始まり! …となれば管理人も心を入れ替え、真面目にサイト運営に励まなければ神仏がお許しにならないというものでございましょう。
 そこでまずはその第一弾として、前回の日記でも予告しておりました「真澄鏡」のイラスト及びTOPアイコンの全差し替えなどやらかしてみました。(<新作UPしたわけじゃないってところが「人間のクズ」の面目躍如<泣)。ついこの間買い換えたばかりの新規スキャナで読み込んだ更新版です。

 それにしても…同じ絵とはいえ、やっぱ最新型機器で読み込むと全然違うわ、コレ。解像度UPは言うに及ばず、とにもかくにも色がキレイ!!
 実は管理人、以前のイラストには一つだけ不満があったりしたのでございました。
 それすなわち、「赤色が綺麗に出ねぇ!!!!!」この一点。グラフィックソフトで色補正なんぞやったところで全然ダメ。オフで不幸にも(<笑)管理人と顔を合わせてしまわれた皆様方の中には、お食事会の最中「何で赤が綺麗に出ねぇんだよウチのスキャナはぁぁぁぁぁ〜っっっ!!!」などと酔っ払って咆哮する年寄りの醜態をご記憶になられている方も少なくないかと存じます(<その節は本当に失礼致しました<土下座)。
 だけど今度は違うんですよ、これが! あんだけ苦労した赤、それもカラーインクに比べて彩度がイマイチと言われている水彩絵具の赤がものの見事に鮮やかに再現されているんでございますっ!! しかも以前よりさらに細かい部分まで忠実に再現してくれてるとこなんざ、さすが新型!

 でもそのかわり、筆致の荒さとか塗りのムラなんぞも相当忠実に再現されちゃってるだけどもさ…(どんな高性能機種でも原画の質まで上げることはできないらしい<当たり前だ)



 てなわけで。ほんのちょっぴりリニューアルした「真澄鏡」コンテンツ、よろしければ一目だけでものぞいてみてやって下さいませ…(平伏)。



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