2005.12.31.(土)      今年もお世話になりました(平伏っ)

 何やかやとばたばたしているうちにまたまたやってきやがりました大晦日。はぁ…去年の大晦日の日記書いてたのもついこの間のような気がするんだけどな〜。年取るとホント、月日のたつのが早いわぁ…としみじみ茶をすする管理人、その傍らでお昼の残りのドライフードをのんびりぽりぽりほおばっている案内人。となりゃぁ、例によって例のごとく始まる年末の会話。

「…ねぇ、ママ」
「何だ? ドッグフードのおかわりだったら晩ゴハンまで待ってな。あんましいっぺんに食うとまた腹壊すぞ」
「違いまちよ! …ねぇママ、お膝にのんのちていい?」
「は…?」
 一瞬、目が点になる管理人。そして次の瞬間、魂の絶叫。
「どどど、どーしたパピッ!! お前がそんな可愛らしいこと言うなんてどっか具合でも悪いのか!? それとも…もしかして何か悪いモンでも拾い食いしたかぁぁぁっ!!!」
「(ため息つきつつ横目で飼い主を見る)…ちょっとアンタ、ボクのことを一体何だと思ってるんでちかっ。おあいにく様でちが、ボクはどこもかしこも元気でちよ。確かに元々抱っこは嫌いでちが…ボクだってね、たまにはママに甘えたい気分になるときがあんのっ!! そんなことより、お膝に乗っていいのか悪いのか、どっちなんでちかっ!!」
 そこでこれまた例によって犬に一喝され、飼い主はすっかり小さくなってしまったのであった(毎度のことながら、マジ人間の尊厳なんざカケラもねーな。お前これから一体どうやって生きてくつもりだ?>自分)。
「あ…ごめん。ママ、聞き慣れない言葉聞いたからついついパニック起こしちゃって…。お膝ですね、はいどうぞ」
 そこでよじよじ飼い主の膝によじ登り、その上でくつろごうとする犬。だが…。
「…あれ? ねぇ、ママのお膝ちょっと小ちゃくなっちゃったんじゃありまちぇんか? この前まではお膝の上でのんびり寝そべることができたのに、今日はおつむと尻尾がはみ出しちゃうんでちけど」
「それはママの膝が小さくなったんじゃなくてパピが大きくなったんだよ。考えてみればパピももう六歳、立派な大人だものねぇ…(<ちょっとしみじみ)」
「しょっかぁ…。でも、大人になってもたまにはこうちて甘えんぼするのもいい気持ちでちねvv お膝からはみ出しちゃうのも慣れればしょんなに気になりまちぇんし」
「…そりゃアンタ、仔犬の頃も膝から半分ずり落ちてさ、半ば『逆さ吊り』状態になりながら幸福に浸ってたもんねぇ」
「…しょんな昔のこといちいち覚えていなくていーのっ! …でもママ、ボクがこうちて大きくなれたのもママのおかげなんでちよね。…あんがとでちた。来年もどうぞよろしくお願いしまちでち」
「いえいえ、こちらこそどうぞよろしくお願い致します。来年はパピたちわんこの年だもんねー。お互い、いい年にしようね」
「はいでち」

 などなど、この殺伐とした家庭には珍しくもほのぼのと心温まる会話を交わす飼い主と犬。だがしかし…。
 (以下、飼い主と飼い犬の心のつぶやきマル秘モード)
      ↓
(はぁやれやれ。考えてみりゃこのワン公も随分ジジイになってきたよなー…顔なんか白髪だらけで、昔日の美犬の面影今何処っちゅー風情でよぉ。…こんな突拍子もないこと言い出したのも老化現象のせいかもしれん。けれどワン公、心配するな。お前の死水はこのママが必ず、しっかり取ってやるからなっ)
(…ふぅ。六年でちか…。思い起こせばあっと言う間でちたねぇ。何せこのおうちに来たしょの日からこの…生まれつきのバカに加えて酒毒とニコチンで脳細胞壊れまくり、ついにはしょろしょろ認知症の気まで出てきたとんでもないオバサンの面倒をずっとみてきたわけでちから…。ったくもう、世界広ちといえどもこんな救いようのない人間の飼い犬やってられるのはよい子でお利口しゃんのボクちかいないでち。ちゃぁ、来年もこのロクデナシをきっちりちっかり世話できるよう、体に気をつけて頑張らなきゃ…)

 かくて、口ではどんなにしみじみとした言葉を言い交わしていても結局は何一つ心通うこともないまま、管理人と案内人の2005年は暮れていったのであった…(ああ、情けない…<正真正銘、しみじみと涙…)。



 …とまぁ、毎度のことながらミもフタもない年越しをしちまった管理人&案内人ですが、皆様のお年越しはいかがでしたでしょうか。
 今年一年、弊サイトを可愛がって下さいまして本当にどうもありがとうございました。来年も何卒よろしくお願い申し上げますと同時に、皆様にとっての新年が素晴らしい年になりますよう、人・犬ともども心よりお祈り申し上げておりますです〜(何てったって、来年はボクの年でちからねっvv♪@来るべき年への期待に胸膨らませ、元気一杯の案内人<てめーはもーいいから早く寝ろっ!!!@年越しの用事にさんざん振り回されて息も絶え絶え、疲労困憊の管理人)。



2005.12.25.(日)      聖なる夜でも乾燥肌

 日記で祝おうお誕生日シリーズもいよいよ今年最後となりました。そして大トリはもちろんこの方です!

 ジェロニモ様ぁぁぁっ!!!

 精霊の声を聞き、世界の真の姿を識る「褐色の賢者」様。願わくば、いつかこの世の全ての者が貴方のように深く、寛大な心を持てる日がやってきますように…。貴方がこの世に生を受けたこの日を心からお祝い申し上げます!



 ところで12月25日前後といえば、「ジェロニモ様生誕記念日」として世界中が一年で一番祝賀ムードに包まれる(え? 違うってどこが? クリスマス? 何それ<コラ!)時期である反面、師走もかなりのどん詰まり、しかも冬だったりする。なのでもう、年の瀬の忙しさに加えて関東、東京地方では降水量減りまくりの空気乾きまくり…と、乾燥肌である管理人にとっちゃマジたまったモンじゃねぇ時期なんだよ、これが。

 ちなみにこの乾燥肌、決して「年のせい」じゃなくて昔から。何せアタシってば昭和40年代後半、それも東京で幼少時代を過ごしたくせして毎年冬になるとほっぺたにハタケ、手にはあかぎれ作ってた汚ねーガキだったしさー。ま、ガキなんてモンは「お肌のお手入れ」なんざぶん殴ったってやるわきゃないから仕方なかったのかもしんないけどね。あの頃に比べりゃむしろ今の方が、目ェつり上げてシワ対策やたるみ対策にいそしんでる分まだマシだってくらいですぜ。特に保湿クリームは必需品。もしアレがなかったらあーた、オバサン一体どーすりゃいーんだか…って、いけないいけない。話がちょっくら脱線しちゃったわ。



 実は数日前、管理人はその大切な保湿クリームの残りがあとわずかになってしまったことに気づいたのである。しかしこの時期、呑気に化粧品買いに行くヒマなんざそうそうあるわきゃない。とはいえ年末の用事の中には「年始用品、食料品、その他モロモロの買出し」なるものもしっかり含まれてるのもこれまた事実、だったらそんときついでにクリーム買ってこよ…と考えるのはごく当然の成り行きで。買出し用品のメモの中にしっかり「クリーム」と書き入れた管理人、いざ当日はそのメモと実母を積んで、車で15分ほどの某デパートにいそいそと出かけたのであった。
 あ、もちろんそのデパートのレジ袋もしこたま持ってきました。何てったってこちとらもういい年こいた「もったいないお化け」憑きまくりのオバサン、過剰包装反対派だしさー。スーパーだろうがデパートだろうが大抵の場合、買ったモンにはテープだけ貼っつけてもらって持参のリュックやレジ袋の中にぼんぼん突っ込んじゃうの…って、またまた脱線しちまったよオイ。

 デパートについたらいったん実母と別れ、手分けして買出し作業。その後は地下の食品売り場で待ち合わせ、今夜のおかずでも買って帰ろう…という計画のもと、店内をあっちゃこっちゃ走り回って1時間。ようやく化粧品売り場にたどり着いたときには、予定の買い物はほとんど終わっていた。ホントはあともう一箇所寄らなきゃいけないお店が残ってたんだけど、どーせ通り道だしまぁいいや、と早速係のねいちゃんに声をかけ、目当ての商品名を告げる。だがこのメーカー、ちょいと前に新製品を出してましてね。それまでは朝昼兼用、一種類だけだった保湿クリームが朝用と昼用、二種類になったつーのよ。だけどそんなの別に珍しい話じゃなし、ちょいとカウンターで説明聞いて、どっちか一個選べばいーわよね〜…なんて考えてたら何故かふわりと着せ掛けられた使い捨てエプロン、そしてずらずらカウンターの上に並べられたお化粧品の数々。
(?????)
 全身からクエスチョンマーク大放出、すっかり点目になった管理人に、ねいちゃんの涼しげな声が飛ぶ。
「お客様、ただ今お時間はございますか?」
「いえ、実はこの後待ち合わせをしておりまして…その前にもう一軒寄りたいところがあるんですけど」
「かしこまりました。では簡単にご説明させていただきます」
 そんなやり取りのおかげで管理人、ちょっぴり安心。これから何されるんだかはわからんが、「簡単な」説明ならばそんなに時間を食うこともないだろうて、ふぉっふぉっふぉっ。
 ところがどっこい、これがとんでもねぇ誤算だったことを、わずか五分もたたないうちに管理人は思い知ることになるのである…。



 確かに、ねいちゃんの手際は早かった。だけどあのねっ! アタシがほしいのは保湿クリーム一個なのっ!! どーしてただそれだけの目的でやってきた客の顔に何とかローションだの何とか乳液だの何とか美容液だの次から次へと塗ったくるんじゃいっ!!!
 ねいちゃん…。アンタ、人知を超えたバカ丁寧な性格してんのか、それとも場の空気が完全に読めねぇのか…どっちだ?

 そんな管理人の心の叫びにもかかわらず、ねいちゃんはとうとうファンデーションまで取り出して下さりやがりました。…あのね、おばちゃんね、今とっても急いでんの。気がつきゃ待ち合わせ時刻までにはあと15分切ってるし、おまけにおばちゃん、もう一箇所寄らなきゃならないお店があってね…って、聞いてないね。
 しかもおばちゃんねぇ、今日も今日とて例によってノーメークなんだよっ!! しかもねいちゃん、アンタがあれこれ塗ったくってくれたのってどれもこれもみんな頬っぺた近辺ばかりじゃないかぁぁぁぁぁっ!!!
 しかしねいちゃんの手は止まらない。麗しき営業スマイル全開で手に取ったファンデーションを管理人の頬にぴと。そしてあとはひたすら塗り塗り塗り…。
 事ここに至ってはさすがのオバサンといえども運を天に任せてねいちゃんのなすがままになってる他はない。…で、さらにその5〜6分後、これまでどおり頬っぺた近辺のみにファンデーションを塗ったくってくれたねいちゃん、相変わらずの天使のような営業スマイルでこう、のたもうたのであった…。
「…以上が当店の新製品ラインナップになります。何かお気に召したものはございましたでしょうか?」



 …ンなこと言われて今さらアタシに何をどう答えろってーの(<涙)。たとえどんなに塗ったくられようが、オバサンがここへ来た目的はたった一つしかないんだよ…ってさっきから言ってるじゃねーかコラ!
 かくて管理人、これだけやってもらったにもかかわらず声高らかに「保湿クリーム夜タイプ(<いやそりゃやっぱ新製品出てたし)一個!と宣言し、ついでに今回も過剰包装断固拒否、外箱にテープ貼ってもらっただけの品物をリュックに放り込んで化粧品売り場をあとにしたわけですが…。

 商品の過剰包装断っといててめぇが過剰包装、もとい過剰塗装されてどうすんだ…(>自分)。



2005.12.12.(月)      管理人バトン

 皆しゃま〜、今日はボクのお誕生日だったんでちよ♪ おかげしゃまでボクも六つになりまちた。人間だったら来年の春には「ピッカピッカの一年生」! えへ♪ 小学生かぁ…照れちゃうなぁvv(<誕生日祝いに鳥のから揚げをしこたま食わしてもらって幸せ一杯の案内人)
   ↑
 コラワン公! いきなりしゃしゃり出てきやがって、何自分の誕生日の宣伝しとるんじゃいっ! 「ピッカピッカの一年生」なんて、あくまでも人間の場合だろうがっ。犬の六歳つーたらオマエ、えーと…人間だと…はうっっっ!!(<案内人の「正確な犬年齢」を計算中、いきなり飼い犬に飛びかかられ、思いっ切り顔面に食いつかれた管理人)



 …とまぁ、本日かなり舞い上がり気味の案内人はこの際ちょっくら置いといて。
 塩蔵様から「管理人バトン」が回ってまいりました。ご指名、ありがとうございますですぅ〜。

1■貴方のペンネームと由来は?

 「りーみん」。「管理人の自己紹介」でも触れているとおり、光瀬龍先生のSF小説「派遣軍還る」のヒロイン、ケイ・リーミンさんのお名前を拝借致しました。この作品は「宇宙塵版」「S−Fマガジン版」の二バージョンがあり、作者ご自身によると「リーミンは漢字で麗明と書く。…(中略)…越南あたりの女の名だ」(ハヤカワ文庫JA『S−Fマガジン版/派遣軍還る』三村遼氏による解説)ということなのですが、そんなアジア風の響きも好きだったんです。
 管理人が持っているのは両バージョンともハヤカワ文庫JA版。それぞれの表紙を「宇宙塵版」→山田ミネコ、「S−Fマガジン版」→萩尾望都の両先生が描いていらっしゃるのも当時のマンガ少女には涙ちょちょ切れの感動モンでした(しかも「宇宙塵版」では山田先生が挿絵まで描いていらっしゃるし♪<熱狂)。同じ早川書房よりハードカバー版も出ていたそうですが、残念ながら現在では全て絶版になってます…(涙)。

2■貴方のサイトの名前と由来は?

 「山の端の月」。和泉式部の「暗きより暗き道にぞ入りぬべき はるかに照らせ山の端の月」(『拾遺和歌集』)からいただきました。月の歌と言えば他にも柿本人麻呂の名作「東の野に炎の立つ見えて かへり見すれば月傾きぬ」(『万葉集』巻一)「天の海に雲の波立ち月の船 星の林に漕ぎ隠る見ゆ」(『万葉集』巻七)などもあるし、正直管理人のシュミとしても、『古今』以降のやたら抹香臭くて根の暗い歌(いえ、もちろん全部が全部そうだと決めつける気は毛頭ございませんが<汗)よりは万葉時代の大ざっぱかつ何でもありの歌(それもまた万葉集の評価としては問題てんこ盛りだぞ>自分)の方が好きなはずなんですけどね、この歌には理屈や嗜好抜きでどこか惹かれるものがあったんです。…てことはやっぱ管理人ってば根が暗いのか…な?(しみじみとため息)

3■貴方のサイトの見所は?

 そりゃもう何てったって、が「案内人」としてでしゃばっていることでしょう(爆)。そればかりかコイツ、最近じゃ作品世界にまでじわじわと進出してきやがりまして…この調子じゃいずれワン公にサイト乗っ取られるのも時間の問題だわ。おーっほっほっほっほっほっ(ヤケクソの哄笑)!
 あとはまぁ…「変人のオリキャラが多い」ってコトでしょうか。幸い皆様方には概ねご好評をいただいているオリキャラ連ですが、どいつもこいつもかなりの「変わりモン」だってこたぁ間違いないよな〜。

4■今のサイトは何個目?

 一個目。以前、うちのワン公を主役に「愛犬サイト」など作ってみようと思ったこともありましたが、そっちはタグ打つ前から早々と挫折しました(だってあの頃は「HPビルダー」買わなきゃサイトなんて作れないって信じてたんだも〜ん)。ま、でもここもだんだん犬サイト化しつつあるから別にいっか(<コラ!)。

5■現在取り扱ってるジャンルは?

 オリジナル及び「サイボーグ009」二次創作、ついでに(<激爆)。おいでになる皆様方が一番よくご覧になるのはやはり「009」モノかと存じますが、実は管理人、中学の頃から抱いてきた「オリジナル書き」への野望もいまだ捨て切れなかったりしておりますので、もしよろしければオリジナル部屋にもお立ち寄りいただき、ご意見・ご感想などいただけると非常に嬉しいかな〜、と…(図々しくそんなお願いする前に「女子高生聖ちゃん」の続き、何とかせんかいっ!!>自分)。

6■次に回す人

 「凛樹館」のjui様。何かとお忙しい時期に畏れ入りますが、もしお時間がなければスルーして下さっても全然構いませんのでどうぞよろしくお願い申し上げます。



2005.12.04.(日)      これも一つのOnly One

 本日の元ネタは、もしかしたら他にもご覧になった皆様方がたくさんいらっしゃるかもしれません♪

 昨日観ていたTV、某「島○検○」の中に「結婚式に対する不満」というコーナーがありましてね。ま、長すぎる来賓の挨拶だの何度もお色直しを繰り返す花嫁さんだの、こちとらそんな事情はとうに知りつくしてるっちゅーのに延々と見せられる「二人の馴れ初め」映像だの…よーするに式の主役及び両家のご親族ならともかく、赤の他人の出席者にとっちゃあんましありがたくない事柄に関する文句や不満等があれこれ言いたれられていたんですわ。
 
 …なんて、もしこれをご覧の皆様の中に、「ご自分の結婚式でそんなコトをやらかしてしまった、あるいはやらかす予定でいる」方がいらしたとしたらマジでお詫びの言葉もございませんが。しかしながら事実管理人も、上記のような理由でご披露宴のめでたい席を蹴り飛ばして帰りたくなっちまったことも一度や二度じゃございませんでねぇ。第一そーゆーのって、時と場合によっちゃ決してご新郎ご新婦様の本意じゃなかったりもするそうじゃん。自分たちはもっと地味に質素にやりたいのに、式場のプランの中にしっかとその手の「自己満足盛り上げ」「お涙頂戴」のイベントが組み込まれてて、それ以外のオプションなんぞ決して受け付けてもらえない、みたいな。
 ああ、あたしゃそんな羽目にならなくて本当に幸福だったわ。衆人監視の中そんなこっ恥ずかしいコトやらされたひにゃ、披露宴の真っ最中に舌噛み切って自決してるわよ(…と、遠い目をして茶をすする負け犬約一匹<笑)。

 ところが。そんな門外不出他言無用、ついでにかなりヒガミ根性も入った経験を積んできた管理人が、ただ一つ首を傾げてしまった「不満」というのがあったりしたのである。
 それすなわち、「花嫁ブーケ事件」。親友のお式に出席した娘さんが、式のクライマックス「ブーケ投げ」の際、明らかに自分に狙い定めてブーケを投げられ、「これじゃあたしが友達の中で一番嫁き遅れてるみたいじゃないのよ、失礼なっ!!」と憤った事例なのだが…。

 あのー…。すみません。オバサン、この件に関してだけはどうしてその娘さんがそんなに怒るのか、はっきし言って全っ然わかんないんですケド…(狼狽の舞を舞いつつ汗)。

 何故なら、管理人には以下のような過去があるからなのである。
 …そう、あれはまだ管理人がこんなオバサンになる前、ようやく二十代から三十代に入ろうという女盛り、若さぴちぴちの頃であった。
 中学高校時代の大親友Mちゃんの結婚式に招待され、花嫁と一番つき合いの長い友人として受付だのご祝儀の取りまとめだのという裏方仕事のお手伝いなどしつつ、心の底からこのたびの慶事を祝福していたまではよかったものの、あまりに(もしかしたら花嫁以上に…?<笑)張り切りすぎたせいだか何だか、ご披露宴の途中あたりからのどが痛み出して、どうにもこうにもしんどい状況になっちまってさ。なのでご披露宴終了後、まことに申し訳ないことながら花嫁さんにそっと耳打ち。
「…ごめん。何か知らんけどさっきからえれーのどが痛くなっちゃってさぁ。もしかしたら風邪引いたのかもしんないし、申し訳ないけど二次会は欠席させてもらっても…いいかな?」
 途端、花嫁さんの顔色が変わりました。そして…。
「えええっ!! そんなっ! …あ…いや、そりゃ具合悪いのに無理に引き止めることができないのは充分承知してるけど…。でもこの…式終了の挨拶が終わるまでは待っててもらえない? だって…」
 一瞬言葉を切ったあと、迸るように言い放ってくれやがったトドメの一発。
「だって今日の出席者でブーケ渡す相手っつーたらあんた以外にいないんだよっ!!!」



 ケッ! たかが視線や表情だけで自分勝手に思い込み、グチグチダラダラひがむんじゃねぇ、このくちばしの黄色いヒヨッコが!! こちとら花嫁の口からキッパリはっきり言われてるんでぇ、どうだ、まいったか!!(そこで威張ってどーする>自分)



 ただ。Mちゃんの名誉とその後ン年いまだ納豆のごとく糸引きながら続いている腐れ縁(<友情とも言う)のために一言つけ加えさせていただければ。
 いざブーケを手渡す段になって、花嫁さんは本当に申し訳なさそうに…そしてひっそりこう言ってくれたのであった。
「さっきは時間がなくて失礼な言い方になっちゃってゴメン。でもさぁ…今日来てくれたあたしの友達の独身者って、あんた以外はみんな四十代なんよ。うちらからみりゃはるかに年上、目上の人にこーゆーことするのって…やっぱ、失礼かもしれないじゃん。だからあんなこと言ったんだ。…ごめんねっ」

 結局その後、管理人は畏れ多くも花嫁の父おん自ら家まで車で送っていただいちゃったりなんかして…(いや何せ中高時代の友達だからお父様とかとも思いっきし顔見知りだし)。ついでにその折ののどの痛みはやっぱ風邪の初期症状だったらしく、次の日から二日間完全に寝込んじゃったりも致しましたが…。それでもあのブーケ、その後約一ヶ月間美しく咲き誇り、アタシだけじゃなくて家族全員を幸せな気分にしてくれたよ。ありがとうね、Mちゃんvv

 何だ、それじゃ結局アンタは花嫁さんにそう言われたから心穏やかでいられたんじゃん…と言うことなかれ。いやマジ、ホントのホントに正直な話、最初の「ブーケ渡す相手…いないんだよっ」時点から管理人はミョーに納得、さもありなんとうなづいてたんだから。
 だって、どこをどう取り繕ったってその時点でてめぇが独りモンなのはこりゃどーしよーもないこと。それこそがありのままの自分なんだから、その「ありのまま」のまんまでお祝いしてやりゃそれでいーんじゃねぇかってことさ。

 大体、あの時ブーケを受け取ってからン年、管理人はいまだに「負け犬」のまんまだしさぁ…。所詮あんなの迷信だってこたぁ、このオバサンが身をもって証明しておりますゆえ、どうぞお若いお嬢様方もあんましお気になさいませんように。些細なことをいちいち気にしてカリカリしてたひにゃ、お顔のシワがどんどん増えていくばかりですわよ、おほほほほっっっ!!(一言余計>自分)



2005.11.19.(土)      お料理三題

 いつしか11月も半ば過ぎ、ひたひた師走の足音すらも聞こえてくる今日この頃になって何故か通常にもまして怠惰になってしまった管理人、このページにもまたまた一か月近く空白をあけてしまいました。すみません…(反省<すでにサル以下)。
 こんな調子じゃ絶対年は越せねーぞ一体どーする気なんだこのゴクツブシ!!! と自分で自分に気合を入れつつ、本日の毎度バカバカしいお笑いはちょっくら趣向を変えた料理ネタなんぞで行ってみたいと存じます。料理好きな方もそうでない方も、ご用とお急ぎでなければ笑い話のタネにどうぞお目を通してやって下さいませ。

その1
 中華料理なんかでよく使われる香菜、人によっては好き嫌いがかなり分かれるハーブだけど、管理人はコレが大好きだったりする。
 なのでとある日の夕食に、香菜てんこ盛りのチキンのエスニック風ソテーなど作ってみようと思い立ち、材料買いにいそいそと、新規開店したばかりのPスーパーへ。でもって野菜売り場の「香菜」と書いてある棚に並んでいたハーブを一袋、ごく自然な動作で買物篭へと放り込んだのであった。家に帰れば即戦闘開始(<オイ)、約一時間弱の激戦の末に見事勝利を収め、食卓について「いただきまぁ〜す」。
 …なのに。
 付け合せのサラダもろともがぶりとチキンに食いついたってのに、あの「癖はあるけどお好きな方にはたまらない香り」がさっぱりしてこねぇ。首かしげつつ二口三口、さすがに不安になって冷蔵庫の野菜室をあさり、残ったハーブの袋をよく見てみれば。

 …イタリアンパセリだって。

 おいPスーパーっ!! 何で香菜って書いてある棚にイタリアンパセリ並べてんだよっ!! おかげでエスニック風どころかごくごく当たり前のサラダ添えチキンソテーになっちまった鳥胸肉ときゅうりとトマトとたまねぎとレタスをどーしてくれんだぁぁぁっっっ!!(それ以前に袋の表示をちゃんと確認せんかアホ>自分)

その2
 お昼に炊いたご飯が少し余っていたので夜はそれをチンしてすませようと思った管理人、それなりにおかずも作ったんだけどご飯自体はどーしても卵かけご飯にして食べたくなった。
 さてこの卵かけご飯といえばやはりご飯の熱さが命、はっきし言って冷めかけたご飯ではちっとも美味しくない(と管理人は信じている)のでレンジでの温め直しも少々念入りに時間をかけて…はいおまちどうさま、チーン♪ そこへすかさず準備しておいた卵をかけて、ふうふう言いながら(<猫舌)ぱくぱくぱく。
 ああ、やっぱこたえられないわこの味この香りこの熱さ(猫舌のくせに>自分)。ちょっと固めのおじやかお雑炊のような口当たりのよさもたまらないってーの…ってあれ? お茶碗の底に突っ込んだ箸のこの重さは何っ!? ご飯の表面はまごうかたなきとろとろのするするなのにどーして底へ行けば行くほど固まっちまってるんだー!!! …などと絶叫しながらよく見てみれば。

 …ご飯の熱で、底にたまった卵が全部「炒り卵」になってたよオイ(わずか茶碗一杯のご飯を一体何分あっためたんだ>自分)。

その3
 実母が豚汁を作ってくれました。寒さに向かう今日この頃には何より嬉しい、熱々の汁物メニューです。
 ただ、こういう具沢山の汁物あるいは煮込み料理というヤツ、ウチみたいな少人数家庭では絶対に一度では食べ切れません。その日も例によってたっぷり余ってしまった豚汁でしたがそんなのもうすっかり慣れっこの実母&管理人はケロリンパ、「じゃまた明日食べればいいわ♪」と当然のごとくおなべにフタをしてそのまま取っといたわけですが…。
 丹念に煮込んだこととて、翌日見ればちっとばかりおつゆが少ないような…てなわけで今度は管理人が少々水足してダシ足しておミソ足して…結果、またまたかさが増えてしまった豚汁、二度目の挑戦でも食べきることはできずに勝負はさらに晩御飯に持ち越し。そしてその際、またまた煮詰まってしまったおつゆに実母が少々水足してダシ足しておミソ足して…(それはもういい>自分)以下エンドレス。
 気がついてみれば管理人宅ではその後三日間、朝から晩までひたすら豚汁を食べ続ける羽目になってしまったのでした…って、いや別にそれはいいんだけどね。何がムカついたかって三日目の最終決戦の際、中に入っていた肉を案内人にやったらちょっとニオイをかいだだけでさっさと通り過ぎ、食うどころか鼻もひっかけやがらなかったことなんだよっ!!!

 だってママ…三日間も煮込まれたお肉なんてもうダシがらもいーとこ、すっかり硬くなっちゃってる上にいくら噛んでもお肉の味がしないんだもん。せっかくのご好意でちたが、残念ながら少々ボクの口には…(<生意気なことに我が家一番のグルメ、好みに合わないものには決して口をつけない案内人)。
  ↑
 ゼータクヌカすんじゃねぇワン公!! だったらそのダシがら肉、美味しい美味しいつーてばくばく食ってた人間の立場はどーしてくれるんだっ!!!(<三日間同じメニューが続いても完全無頓着、最後まで残った肉片から野菜クズまでなめるように食い尽くした「もったいないお化け」憑きまくりの管理人)



2005.10.25.(火)      案内人の行動学

 はっと気がつきゃ今月は、このページの更新全然やってませんでした。…すみません(土下座)。



 …と、お詫びはお詫び、本文は本文。
 さて、今さら言うまでもないことだがウチの案内人は犬である。でもって、これまた今さら以下同文、このサイト内及び「玉櫛笥」所収の一連のバカ話に登場する案内人(あるいは腹黒わんこ)は完全なフィクション、虚構の産物であるからして―。
 現実世界の案内人は人間の言葉などこれっぽっちも話せないのであった(<当たり前だ)。

 なので当然、飼い主に対する彼の自己主張は犬語で行われる。そしてこの「犬語」においては音声(鳴き声とか吠え声)と並んでボディ・ランゲージというヤツもまた、かなり重要かつ使用頻度の高い必修項目だったりするんだわ。

 もっとも、音声だけでもある程度用は足せるんだけどさ。普通、犬の声といえば「ワンワン」「キャンキャン」「クーンクーン」くらいしかないと思われがちだが、よく聞いてみると結構いろんなバリエーションがあるしね。ウチの案内人だって、10種類近くの鳴き声・吠え声は楽々使い分けまっせ。それに飼い主の方も、6年近く一緒に暮らしているとその一つ一つをかなり正確に聞き分けられるようになってるから(ま、元々管理人の頭も犬並みだし<自虐の笑)、日常生活における最低限の意思疎通はこれだけでも充分なのである。

 …が、しかし。
 つき合いが長くなればなるほど、より細やかな交流を求めたくなるのは人でも犬でも同じこと。…となるとやはり、ボディ・ランゲージをの助けを借りなければどうしようもない。

 ある意味犬族のボディ・ランゲージちゅーたら音声以上に有名だと思われる。尻尾を振るとか下げるとか、お腹出してコロンとひっくり返るとかなめるとかいう行動がどういう意味を持っているかなんてのは、犬を飼ったことのない方でも結構ご存知なのではなかろうか。
 特にそのうち「なめる」ってーのは相手への愛情、あるいは服従の気持ちを表す重要な感情表現なんだそうな。人間語に訳せば「大好き♪」「愛してるよ」「ずっとついていきますぅ〜vv」てな意味になるんでしょーね。人間の中には、犬になめられるというのはどうも生理的に苦手、もしくは衛生上どうも…という方もおられるが、管理人の私見を言えば「なめられたって減るもんじゃなし、いくらでもやらしてやれよ」ってのが正直なところ。もちろん「生理的にダメ」という方に無理強いする気は毛頭ないけど、衛生面についてはねぇ…。手だろうが顔だろうが口だろうが、病気その他が心配だったらなめられた後すぐきれいに洗えばいーじゃん。別にディープキスするわけじゃねぇんだしさ。
 ま、元気者で人懐こいわんこちゃんの場合、かなり濃厚なkissをしてくることも絶対無いとは言えない。でもそれだってほんの一瞬のことだし(だって普通の人間なら、んなコトされたら即刻引くでしょー?)、家帰ってすぐにうがいの一つでもすりゃほとんど問題ないと思うけどね。自慢じゃないが管理人なんか、かつて飼ってた動物にkissされて自分の風邪をうつしたことは数限りなくあったが、動物から病気うつされたことは一度もねーぞ(<頭ばかりか細菌に対する抵抗力・免疫力も動物並みなヤツ<よい子は絶対に真似をしないようにしましょう)。

 大体犬の方だってさ、自分の愛情表現を禁止されちゃうってのにはかなり辛いモンがあると思うんだよね。人間だって、親や恋人から「あなたのことは大好きよ。だけどあなたからの愛情表現はお断り」なんて言われちゃったら、世界で一番愛されていようが何だろうがやっぱ悲しいでしょ? 「動物を必要以上に人間並みに扱うことは互いの不幸」という意見には管理人も大賛成だが、少なくとも喜怒哀楽、嬉しいときには喜び悲しいときには落ち込む、そーゆー点だけは人間も動物も変わりないと思うのよ。そしてもちろん、自分の大好きな人には思いっきりその気持ちを伝えたいってこともね。

 …なので。
 この件に関しては我が家は完全な無礼講、はっきし言って「も、好きにして」状態。だから案内人、毎日毎日張り切って飼い主をなめるなめる。手だろーが足だろーが顔だろーがどこでもお構いなし、一心不乱になめる。あまりに必死なその姿についつい「あの、お気持ちはもう充分わかっておりますから」なんて言いたくなるときもあるのだが、それ以前に犬の視線が「だってボクはママが大好きなんだもんっ! たくしゃんたくしゃん、『大好き』って言いたいのっ!!」と大声で語ってくれちゃってるから声をかけることも憚られ…挙句の果てには「うーむ、愛いヤツ」なんぞと人知れずほろりとしちゃったりするんだから世話はない(<末期的犬バカ)。

 となればこちらも、そのいじらしくも健気な気持ちに応えたくなるのは人として当然のことではなかろうか。だって人間同士の場合、可愛い我が子に「ママ大好き!」と抱きつかれて抱きしめ返さないお母様などまずいないだろうし(<ただしお料理中包丁を持っているとき等、物理的あるいは精神的にそれどころじゃない場合を除く)、フランちゃんの揺れる眼差しで見つめられつつ「愛してるわ…誰よりも」なんぞと言われたひにゃ、「あの」ジョーくんでさえも絶対何らかのリアクションはするに違いないんだから(でももししなかったらどぉしよぉ…<ちょっとだけ、いやかなり不安)。
 なので飼い主、ごく自然に手を伸ばしてワン公の頭、あるいは耳などをなでてやったりする。そしてついでに「お〜、よい子よい子〜」などと犬なで声ならぬ猫なで声で話しかけてやったりもする。

 ところがどっこいぎっちょんちょん。
 案内人の場合、ンなことしたが最後一瞬にしてその動きが止まっちまうのだ。そればかりか上目遣いでぎろりと飼い主を睨みつけ、思いっきり不機嫌そうに「フンッッッ!!」と鼻まで鳴らしてくれやがるのである。ちなみにこれも立派なボディ・ランゲージ、そしてこれを人間語に訳すと、
「余計なことすんじゃねぇ! なでてほしいときにはちゃんと言うから、それまでは好きになめさせろっ!!」
 という、有無を言わさぬ命令文になったりして…(涙)。



 かくて飼い主はその愛情表現を禁じられ、「世界で一番愛されて(<多分)いてもやはりつきまとう悲しみ」とともに人間と犬との種族の違いをしみじみと実感するのであった…。





 …え? だったら案内人が「なでてほしいとき」ってどーゆーアプローチをしてくるかって?
 そりゃもう単純明快率直に、飼い主に向かっていきなりを突き出してくるんですのよ、おほほほほっ(<泣笑)。あくまでも管理人の経験上の話ですが、わんこのおよそ6割以上は尻尾の付け根をほりほりかいてもらうのが非常に好きみたいなのね。耳の付け根もスイート・スポットだと思うんだけど、こっちもご機嫌取りにはかなり有効。わんことの友好を深めたいと思っておられる方、是非是非お試し下さいませ♪(でもなー…犬に尻突き出されてすぐさま「あ、尻尾ねはいはい」なんてやってる人間ってなぁ、やっぱかなり情けねーぞ>自分)



2005.09.19.(月)      過ぎ行く日々は悲喜こもごも

 「太陰」でもお知らせしましたとおり、本日サーチリンク様1件削除致しました。諸般のご事情によりリンク閉鎖を余儀なくされたとのことですが、これまでお世話になりまして本当にどうもありがとうございました。そして、お疲れ様でございました…。



 こんなちょっぴり淋しい便りも聞こえてくる今日この頃ではあるものの、東京ではようやく残暑も一段落、照りつける直射日光は相変わらずキビシイんですけんども吹きすぎる風の涼しさにほっと一息ついていたりも致します。まさに「風の音にぞおどろかれぬる(古今集・藤原敏行)」てな具合でしょーかねぇ…。

 さてこのようよう過ごしやすくなりつつある秋の始めにお誕生日をお迎えになりましたのはもちろん我らがアルベルト様!! きゃ〜アル様、お誕生日おめでとうございますですぅ〜vv
 銀と青とに彩られた美しき死神様、どうぞこれからもどんどんご活躍なさって下さいませ。管理人もファンの皆様方の末席にてそのご雄姿を楽しみにしておりましてよっ!(何か最近ますます「ジョーくんファン」としてのアイデンティティがぶっ壊れてきたなオマエ…>自分)

 ところで前回は夏バテなんぞとちょっくら辛気臭いグチをこぼしてしまった管理人ですが、おかげさまにて何とか復活、目玉の腫れものどの炎症もすっきりきっぱり治まりました。
 ちなみにあのあと再び眼科へ行って詳しい事情を話しましたところ、Y先生に大笑いされましたが。あ…いえ、「熱出した」ちゅーたら最初はびっくり仰天なさって「大丈夫なのぉぉぉっ!!」と絶叫して下さったんですけど、経過を話していくうちにやがて…ね(<どーやらF先生の「それはY先生のおっしゃるとおり! 眼ものども正真正銘夏バテですっ!」との台詞が大ウケしたらしい)。ああ、管理人がお世話になってる女医さんってばどうしてこう皆様豪快な方々ばかりなんでしょぉ。うーん、これってやっぱ藤蔭先生の祟りかなー。別にY先生やF先生をモデルにして考えたキャラじゃないんだけど…第一管理人がお二方にお世話になるようになったのって「私の声が〜」書き上げたあとだしなー…(それ以前に、病院行って担当医を思いっきし笑わせてくる患者ってのもどーよ>自分)。



2005.09.10.(土)      Thanks25009HIT! …でもやっぱトシかしら

 皆様、いつも弊サイトにお越し下さいましてありがとうございます。おかげさまで本日無事25000HIT、ついでに管理人指定キリバン25009HITを達成致しました(管理人&案内人、例のごとく並んで深々と平伏)。

 …で。おめでたいご挨拶のあとにこんなこと書いちゃっていーのかどーかわかんないんスけど、実は管理人、ただ今ちょっくら調子が悪いんですよね…。
 いえ、別に大したことないっちゃ大したことないんですのよ♪ ただ、8月半ばくらいからどーにも体がだるくてたまらず、何をやっても気力が続かない。おまけにちょっとでもヒマができるとうたた寝ばっか、挙句の果てには右の目玉まで原因不明の炎症起こしちまって…。
「もしかしたら体力自体が落ちてるのかもねー。体調崩すと目にくる人って、意外と多いのよ」
 慌ててすっ飛んでった眼科のY先生(<女医さん)のお言葉に「そーか、やっぱ夏バテか…」とミョーに納得しちまったオバサン、以後は日頃の怠惰な生活をますます怠惰に(オイお前それじゃ完全に虫ケラ以下だぞ>自分)、体にいらん負担をかけないようひっそりぐだぐだ毎日を過ごしていたはずなのに…。

 今週初めくらいから上記の症状に加えてのどまで痛くなっちゃいましてねぇ。でもって三日前ついに発熱、おまけに生理不順まで起こしやがった自分がさすがに心配になって今度は内科の石原医院(<仮名・偽名にあらず)に急行、この日記にも以前出てきたF先生(<こちらも女医さん。ただしそのご本名は「藤蔭」ではありません<笑)にこれまでのことを洗いざらい懺悔…じゃなかった、症状をご説明申し上げたんですよ。
 もちろんY先生に診ていただいたことも、その折の先生のお言葉も正直にお話し致しました。したらF先生、どーやらそれだけでピン、と来るものがあったらしい。管理人が説明を終えるやいなや、間髪いれずに簡潔明瞭な診断を下して下さいました。曰く、
「あ、それ多分夏バテからくる咽頭炎ね。この季節は体調崩す人が多いのよ」
 かつまた生理不順に至っては。
「まー、ようやく人並みになったじゃない♪」
 おそらく先生、「女性の身体はデリケート。調子が悪くなればそういうこともあって当たり前なんだから気にしなくていいんですよ」という意味で言って下さったのでしょう。ですが少なくとも管理人に限って言えば、今まで二、三日ならともかくそれ以上狂ったことなどほとんどなく、かつて職場のストレスで激ヤセ、精神的にも参っちまって半ば抑鬱状態みたくなっちまったときでさえそっち方面の異常が起きた記憶はまるっきしナイ。…ああ、これじゃデリケートならぬバリケードじゃんかよ、アタシの体。

 …そーかそーか。やっぱ管理人の体力ってば怪獣、猛獣、松っちゃん並みだったのか…。
 考えてみりゃ以前とんでもねぇ体調で健康診断受けたくせに検査結果はまるっきし異常なしだったこともあったし(<2004.07.23.の日記参照)、今年の検診だって日頃の不摂生も何のその、結果はオール正常だったし…。

 しかしそんなバケモノじみた管理人が夏バテするなんざ、やっぱトシかしら…(涙)。しかしどんなに泣こうがわめこうが、こーなっちまったからにはどーしよーもございません。処方していただいたお薬飲んで何とかだましだまし生きてるものの、いまだ微熱が上がったり下がったりでここ数日は昨日のSSUPで精一杯、いただいたメールにもロクに返事をせず、先の台風14号で被害を受けた皆様方へのお見舞いも申し上げませんでしたこと、この場を借りて深くお詫び致します。
 折りしもまたもや次の台風15号が日本に接近している模様、皆様どうかくれぐれもご注意下さいませ。

 管理人もできるだけ早く復活できるよう、おとなしくお薬飲んで養生に努めます…(ママッ! そう言いつつどーちてまたお酒飲んでるんでちかっ! そんなことばっかちてるからとうとうここまでこじらせちゃったんでちよっ。…ああ、どーちてこのヒトってば、イイトシこいてやっていいことと悪いことの区別もつかないんでしょう…。これじゃ生活だけでなく頭の中身も虫ケラ以下でちねぇ…<飼い主体調不良につき完全に放ったらかされてかなり鬱憤がたまっている案内人)



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