2006.03.23.(木)      オタクは国境を越えて

 前回とは少々話が前後してしまうのですが…(というよりそんな前の話を何で今さら…というツッコミもちょっくら置いといて)。
 3月12日の日曜日といえば確定申告の締切まであとわずか、管理人はそれこそ目ェつり上げて資料集めと計算に追われていたんですけど、そんな切羽詰った状況を忘れさせてくれる楽しい出来事なんかもほんのちょっぴり…あったりしたのでした。

 そう、一昨年の夏に続いてまたしても、管理人は「たくましくささやかに(うふ♪)」いんたーなしょなるしてしまったのです♪

 今月初めに久しぶりの里帰りを果たした我が従妹殿、例によって今回もしっかりお友達を連れてきてくれました。しかも今度こそ生粋のパリジェンヌ!! 実は一昨年遊びに来てくれたフランス人のみんなは全員男性だったんだよね。もちろん女性も一人いて、そして彼女も現在はパリ在住には違いないのですが、その国籍はしっかりスペインだったりなんかしたので管理人、「生粋のパリジャン」はともかく「生粋のパリジェンヌ」にはいまだ会ったことがなかったのでした。

 そんな管理人が初めて出会ったパリジェンヌは、フランちゃんとはまた趣の違うブルネット(…てか、髪も目もほとんど黒に近かった)の美女、ナタリーちゃん(<仮名)。気さくで明るくて人懐こくて、そのくせかなりの知性の持ち主という、それはそれは魅力的なマドモアゼルでいらっしゃいましたvv 何つーても彼女英語がわかるのよぉ〜(嬉泣)。それだけで管理人がどれほど助かったか。もちろん、あまりに複雑な話は従妹にフランス語で通訳してもろたけどさ、簡単な会話だけでも直接話ができるとなれば互いの親密度もぐっと増すっちゅーモンじゃありゃーせんか。

 …ただこのナタリーちゃんもかなりの親日家…というより日本に関する興味がハンパじゃなくて。ま、だからこそ日本人である従妹の友達になってくれたのかもしれないし、もしかしたら友達になってからあいつが洗脳したのかもしれないけど、はっきし言ってンなこたどーだっていい。畏れ多くも今回のテーマは宗教、管理人はまたまたない知恵あんど語学力絞って「オールド・ブッディズム」及び「アンシェント・シントーイズム」について青息吐息の四苦八苦で説明せにゃならん羽目に陥ったのであった。
 そして、どーにかこーにか両テーマについてほんの「サワリ」程度の話をつつがなく終えたあと。

「おねーちゃん、ナタリーにいろいろ説明してくれてありがとね。おかげで彼女すっごく喜んでるよ。感謝!」
「でも大丈夫かね。アタシの怪しい英語でナタリーちゃん、ホントにわかってくれたんかな?」
「うん大丈夫。彼女、ちゃんとわかったっつーてるもん♪」
 などとこそこそ日本語でささやき交わす管理人と従妹。と、従妹がふと真面目な顔になって。
「でもね、ナタリーはホント、純粋に日本が好きで、日本のこと全てにわけ隔てなく興味持ってくれてるからあたしもありがたいんだー。一口に日本通とか言ってもフランス版『オタク』って奴は結構いるからね。そーゆー連中だと話も質問もみんなマンガやアニメのことばっか、時にはえらく昔のこと持ち出されてどーしていいかわかんないこともよくあってさぁ…」

 途端、ピクリとはね上がった管理人の眉。だってあーた、オタクちゅーたら世界に冠たる日本のサブカルチャー、しかもこちとらその栄光ある「オタク」連中の間違いなく第一世代でぃっ!!!
 …てなわけでオバサン、今の内緒話の内容をせっせとナタリーちゃんに通訳している従妹に便乗し、最後にこんな一言を(<もちろん英語だあたしゃフランス語なんてこれっぽっちも喋れねぇもん悪いかバカヤロー!!<完璧な開き直り)つけ加えてみたんですけんど。
「ねぇナタリー、それじゃもしかして貴女も日本のアニメとかマンガとか…好きだったり…する…の?」
 どうやらこれこそ禁断の質問だったらしい。何故ならこの魔法の一言と同時にナタリーちゃんの黒い瞳がぱっと輝き、可愛らしいばら色の唇がせわしなく、こうのたもうてくれやがったからである(ちなみにこのお返事も英語。ああナタリーちゃん、アンタってばホント、素晴らしきいんてりげんちゃんだよぉぉぉぉっ<すでに何が何だかわからずただ涙に暮れるばかりの管理人)。
「ええ、それはもう! 特に『キャプテン・ハーロック』はいいわねぇ。ウチの弟が大ファンなの。もちろん、私も大好きよ♪」

 そのお言葉を耳にした刹那、管理人の目は点になりました。。いやそりゃぁ、「宇宙海賊キャプテンハーロック」といえばかの松本零士先生の手になる超名作マンガ、のちにアニメ化されて原作ともども大ヒットしたときにゃ、管理人とて大熱狂したモンでございます。
 でも…でもナタリーちゃんっ!! 「ハーロック」がアニメ化されたのって1978年、今から28年前(ちなみに「TV版ハーロック」は「新ゼロ」と同局同時間帯の前番組です<これホント)なのよぉぉぉぉっ!!!
 すでに点目どころか頭の中まで真っ白けになっちまったオバサン、それでもオタク第一世代の本能のままに我知らず「そーりー、ぷりーずうぇいとあもーめんと」などとつぶやいたかと思えばしっかり自室の本棚から「宇宙海賊キャプテンハーロック アニメ特集号」Part1及び2(どちらも1978年秋田書店刊)など取り出して、ナタリーちゃんに手渡していたのであった。

 したらナタリーちゃんてば狂喜乱舞、全身からハートマークを大放出させつつページをめくるたびにきゃぁきゃぁ歓声上げたり解説文の通訳を従妹にねだったり、挙句の果てには折り込みピンナップ広げてケータイカメラで記念写真まで撮っちゃったり。こんなに喜んでくれるんだったら…と管理人、それら二冊の表紙をカラーコピーして弟さんへのお土産にプレゼントしたんですけどさ。

 しかし…しかし何故に今頃ハーロック。それもパリジェンヌの口からその名前を聞くなんて、あたしゃ夢にも思ってなかったわ。

 いまだ少々ぼーぜんとしていた管理人を哀れに思ったか、今度は同席していた叔母がそっと耳打ち。
「あのね、あの子たちに言わせると、今フランスで人気のある日本アニメって、こっちとは二、三十年のタイムログがあるんだってさ」
 はは…そうですか。そりゃ確かに現代日本のアニメをフランスで同時放映ってなぁ難しいっすよねー…。しかし…しかしそのタイムラグってば二、三十年ですか…あはははは…(<呆けた笑い)。

 て、ことは。「平ゼロ」が日本で放映開始されたのは2001年だから、管理人がナタリーちゃんと「平ゼロ」の話で盛り上がるには2021年か2031年まで待たなきゃならんつーことね。ああオバサン、果たしてそんなに長生きできるのかしら…(<結構マジ)。



 こーなりゃ頼みの綱は「新ゼロ」だいっ!! 石ノ○プロ、そしてTV○日及びTV東○担当者の皆様方!! 前作品のハーロックに続いてぜひとも即刻「新ゼロ」フランス進出をぉぉぉぉぉ〜っ!! あ、もちろん「旧ゼロ」コミでも可ってーか大歓迎vv(無理ヌカすな>自分)



追記
…てなわけで、家族親戚揃って過ごした楽しいひと時、唯一の例外だったのが案内人。だってコイツ、日本語以外はまるっきしわかんないんだもんね〜。来宅した瞬間から意味不明の言語を駆使するお客様、そしてそのお客様相手に同じく意味不明の言葉で喋りまくる飼い主にすっかり怖気づき、ずっとベッドの中に逃げ込んだまま、ワケわかんない状況にただただ震えていたばかりだったのでした(おい貴様、かつてベルサイユ宮廷にて貴婦人たちに寵愛されていたDNAの記憶は一体どうしたんだよ〜んvvうっふっふっ♪<鬼飼い主)。

 うるさいでちね!! ベルサイユだろーが何だろーがそんなの何百年前の話だっていうんでちかっ! ご先祖様がどうあれ、今のボクはまぎれもなく立派な日本男児なんでち! ボクと意思疎通ちたければ、まず日本語勉強してきてちょうだいっ!!!(<どうやらこっちもかなり開き直っているらしい案内人<飼い主のしつけの成果か?<笑)



2006.03.14.(火)      ああ玉砕に花受けて…(<わからん人にはまるっきしわかりません。…すみません)

 本日3月14日といえばホワイトデー、世間様では甘々ムード一杯の幸せカップルもさぞかし大増殖のてんこ盛り状態でございましょう。ですがそんなロマンチックな夜にもかかわらず、管理人はただ今たった一人、辛気くさくも暗鬱な雰囲気にどっぷり浸かってヤケ酒などかっ喰らっているのでした。

 え? そりゃもちろん春の風物詩兼天下分け目の大勝負、すなわち確定申告にてまたもや玉砕したからに決まってるじゃんかよこんちくしょおぉぉぉっ!!

 あーもう去年のあの勝利は一体何だったったんだよせっかくその勢いに乗じて今年も栄光の二連覇を達成しようと必死こいて努力してきたってのにこの有様は何てこったいええいもうこーなったらまた恨みと哀しみに満ちた納税SS書いちゃおうかなでもウチの腹黒わんこってば去年BGから家出して藤蔭先生のトコ行っちゃったし第一スカ様と横山くんの作業だって多分前回と大して変わったところはないんだろうしぶつぶつぶつ…(<どうやら今年は自分の殻の中に引きこもって陰々滅々、根暗く怒りをため込むことにしたらしい)。

 ですがまぁ、管理人の宿敵たるBG、いや違った○ームショにも今年はそこはかとない進歩が現れてきたりしてさ。確か去年のこの時期にはオバサン、送付されてきた申告書に対して「申告書Bだけじゃあたしゃ申告できねーんだよどーせ送ってくるんなら分離課税用申告書もセットで送ってきやがれこの税金ドロボーっ!!」とか何とか吐き散らかした記憶があるのですが…(詳しくは泡沫05.03.15.の日記をご参照下さい)。そのおかげかどうかは知らんが今年は見事に分離課税用の申告書も送られてきたんですのよおほほほほっ!!
 いや〜、どんなことでもやっぱダメもと覚悟で言ってみるもんだねぇ。はっきし言って国家権力にアヤつけるのも同然の非国民発言、書く方はこれで結構覚悟が要ったんだけんどもさ。
 もしかしたらゼー○ショ関係者の何方かがこのサイトをご覧になって、一介の庶民の叫びをお役所に届けて下さったのかしら。だとしたらオバサン、こんなしがないチンケなサイトでも何でも開設した甲斐があるってもんでございますわんうっふっふっ(はあと)。

 そうとなりゃ、今年も一発叫ばにゃサイトの存在意義がなくなっちまうっちゅーもの、いやそれ以前にやっぱ根暗く陰険に恨みをため込むだけじゃ読んでる方々も面白くないだろーし。

 …てなわけで、皆様お待たせ致しました。ええ、今年もやらせていただきますわよ、国家権力に対するガン飛ばし第二段っ!!! さぁ、大きく息を吸い込んでぇぇぇっ(踊<やめんかコラ)♪ せーのっ!!

 どーせ申告の手引き送ってくるなら厚生遺族年金は非課税だってはっきり書いとけやコラァァァァァッ!!!!!

 …あ、すみませんすみませんっ!! 今年はどーもえらくマイナーなテーマに対して憤ってしまいました。ですがコレ、当事者にとっちゃ結構深刻な問題でしてねぇ…。

 実は管理人、自分だけじゃなく実母の確定申告もせにゃならんのです。いえほれ、何てったってもうえー年こいたオバサンである管理人の母つーたらアナタ、立派な老齢年金受給者なんですわ。しかもあのバーサン、四年前に父が亡くなって以来、厚生遺族年金なんぞもちゃっかりしっかりもらってたりするモンで、毎年一応申告だけはしてるんだよねー。
 ところが今年の申告計算にかかった途端、管理人は大いに首をひねってしまったのであった。
(何か…ウチのバーサンの年金支給額、今年はえらく少なくねーかぁ?
 でもってあっちゃこっちゃ調べまわった結果、厚生遺族年金の源泉徴収票が届いていないことが判明。しかもそれが締め切り三日前となりゃ、もうケツに火がつきまくりの焦げまくり状態ですわな。でもって盛大に泡噴いた娘は預金通帳の振込記録から支給額を算出して年金収入に加算、とにもかくにも計算終えて、ついでに届かなかった源泉票の代わりに預金通帳をコピー、申告書と併せてゼーム○ョに持ってったわけよ。

 ただ、やっぱちょっくら不安だったから提出前に相談係のにーちゃんを捕まえ、事情を説明してこれでいいのかと確認した。したら、白い歯がまぶしいさわやか好青年のにーちゃんはにっこり清々しい笑顔とともにたった一言。
「ああ、遺族年金でしたら課税対象外ですから所得に含めなくても別に構いませんよ♪」
 その瞬間、かの有名なムンクの「叫び」そのものと化してしまった管理人をどうか皆様責めないでやって下さい。
 だってだってだってぇぇぇぇっ!!! 遺族年金が課税対象外なんてことになったらせっかくの計算が丸ごとパーになっちまうじゃんかよおおおおおっ!!!!!

 …結果。管理人、ゼームシ○の書類作成コーナーにて、一時間かけて計算全部やり直しました…。

 おかげさまで帰宅予定時刻もしっかり一時間遅れ、ついでに昼メシも以下同文。留守番の淋しさとメシが遅れたひもじさにぴぃぴぃひぃひぃ泣きながらまとわりつく案内人をなだめつつ、とにもかくにも残り物で腹を満たしたときにはすでに真っ白な灰になっていたオバサンを一体どうしてくれるってんだよぉぉぉぉっ!!

 ただ、我が宿敵(<しつこい)○ームショの名誉のために言っておけば、彼らとて全くの知らんぷりを決め込んでたわけではナイ。申告の手引き、雑所得の欄にはちゃんと次のような一文が載ってたりする。
 曰く、「(雑所得とは)国民年金、厚生年金、公務員の共済年金、恩給などの公的年金等(…中略…)、他の所得にあてはまらない所得のことです。なお、(…中略…)死亡した者の勤務先から受ける遺族年金、(…中略…)は課税されません」(『平成17年分 所得税の確定申告の手引き 〜確定申告書B〜』税務署 P.12「雑所得」より ※()内及び太字は管理人による)

 でもなぁぁぁぁっ!! 「死亡した者の勤務先から受ける遺族年金」なんて書かれたら、シロートはついつい企業年金とか年金基金とか、会社あるいは運用委託法人からもらえるヤツを想像しちゃうんだよっ。厚生遺族年金つーたらその管轄は社会保険事務所、ひいては社会保険庁だろうが。ウチのオヤジは正真正銘民間企業社員だったんであって、社会保険庁なんぞにゃ定年までの一日たりとも勤めたこたないわぁぁぁっ。そんなジーサンの遺族が社会保険庁からもらう年金を「死亡した者の勤務先から受ける」モノなんて思うわけねぇっつーのっ! しかもその前の「厚生年金などの公的年金」なんて言葉を見ちまったら余計、「厚生年金」と名がつきゃ老齢年金だろうが遺族年金だろうが全て「公的年金」だって信じちまうだろーがよっ!!

 確かに税務のスペシャリストであるゼ○ムショ職員の皆様方にとってはンなこたごく当たり前の常識なのかもしれないし、それでなくともこんなこと、ネットや参考書でちょいと調べりゃ簡単にわかるのかもしれない。だけど世間様というヤツ、すなわちこの日本国に棲息する一般大衆の9割以上はおそらくそんなスペシャリストでも何でもないただの税務オンチで、しかも自分の仕事だの学校だの炊事洗濯掃除だの子供の世話だの老親の介護だの犬の世話だの(<多分それは管理人だけ)、気が狂いそうに忙しい合間を縫って申告作業してるんだぞっ!

 やでやで…かつて管理人が会社員やってた頃は、社内向けの文書を作るときでさえ「他部署の人間にはウチの業務内容がよくわからないだろうからできるだけ理解しやすい文章を書くように」と指導され、サルでもわかるビジネス文書」を目標に日々精進してきたモンだけどねぇ。

 自分たちだけに通じる論理で物事何でも推し進めちまうってなぁ官民に関わらずよくあることなんだろうけど、管理人の独断と偏見に基づいて言わせてもらえばやはりその傾向、民間よりもお役所の方がより顕著な気がする。
 「自分以外はみんなバカ」。それは決して他人を貶めるばかりの言い回しではない。「だからこそ、何かを伝えるときにはできるかぎり簡単明瞭、そして懇切丁寧な言葉及び文章で表現するよう努力する」―これって仕事ばかりじゃなく人間関係の基本でもある考え方だとオバサンは思うのだが―違うかね?



2006.02.28.(火)      春の足音と「もう一人の子供」

 ああ、またもや一日遅れのいんちき日記になっちゃいました…。ごめんなさぁぁぁ〜いっ!!

 トリノ五輪も無事終了し、明日からはいよいよ三月とくればそう、我らが張大人のお誕生日でございます!
 ここは一発声張り上げて「祝爾生日快楽!」あるいは「祝爾生日愉快!」(注:現代中国語ではこのうち「爾」という一文字には「俗字」を使っていたり致します。中国語の基本、「ニーハオ!」とかの「ニー」に当たる漢字ですね。ですがこの俗字というヤツ、日本では使われてなかったりするためそのまま載っけると文字化けしちまいかねず、ここでは本来の文字とされる「爾」を使ってみました。何卒お許し下さいませ…<平伏っ)なんぞと叫びたい管理人なのですが、残念ながら大人のお誕生日もオリンピック同様、四年に一度の閏年にしかない二月二九日だったりするしなー。
 でもでもきっと仲間たちは毎年心づくしのお祝いをしているはず、だったらここはやっぱり叫ばねば!!
 張大人! 祝爾生日快楽!!!

 たとえ今年のカレンダーに二月二九日がなくたって大人のお誕生日はちゃんと来る。そしてどんなにこの冬が厳しかろうと寒かろうと春もまた、必ず来るのでありまして…。
 管理人宅の庭でも二月半ばあたりから梅のつぼみがちらほらほころび始め、例年よりほぼ一か月遅れながら今まさに満開となっております。小さくも愛らしいその花々を見てるとオバサンも何となく元気が出てきて、毎日毎晩「暑さ寒さも彼岸までっ!!」と叫びつつ、老骨に鞭打って案内人の散歩につき合っているのですが…東京地方の場合、やっぱ最近じゃ冷え込み方もどこか違ってきたみたいです。つい先頃までの骨身も凍る、底冷えのする寒さではなく、吹く風もほのかな暖かさをはらんでいるような…言わば「水ぬるむ」ではなく「風ぬるむ」っちゅー感じでしょうか。

 ですがこの春の兆しを誰より喜んでいるのは管理人でも案内人でもない、我が家のもう一人の「子供」でしょう。
 今まで黙っておりましたが、実は管理人、案内人一人だけでなく「二人」の子持ちなのでございます。しかしこの「もう一人の子供」ときたら案内人よりも前から我が家に居座っているくせして鳴き声一つ上げやしねーし、なでたり抱っこしたりすることもできない。そればかりか「息子」「娘」のどちらといっていいのかもわからないという…そう、そのものずばりのかたつむり…でんでんむしだったりするのですが(ご注意:でんでんむしが嫌いな方は畏れ入りますがここでブラウザを閉じて下さいますようお願い致します)。





 えーえー、そりゃそうですとも。幼稚園児や小学校低学年のガキんちょならともかく、いい年こいたオバサンがペットにするにはちょっとばかり、いやかなりゲテモノ系だってこたぁ管理人とて重々承知しております。でもねぇ、こんなモンでも長年飼ってるとそこはかとなく情が移っちまうってのが管理人の悪いビョーキ、いえいえ不治の病でございましてねぇ…(としみじみ茶をすすりつつますます老け込む年寄り<笑)。

 元々コイツはご仏壇に供えようと買ってきたお花にくっついていた、小指の爪くらいの大きさしかないチビでんでんむしでございました。管理人だって、最初はそのまま捨てちまおう、いえいえ庭に放してやろうと思っていたんです。ですがそのときの季節はそろそろ秋の終わり、果たしてこんなチビがやがて来る厳しい冬を一人ぽっちで乗り越えていくことができるでしょうか。それでなくともウチの庭はカラス様、ヒヨドリ様、キジバト様を始めとする「でんでんむしの天敵」、別名「野生の紳士」の皆様方の集会所になってるし(あ、でもスズメ様とかメジロ様とかシジュウカラ様なら大丈夫かも…<やめれ)。ましてご仏壇へのお供え用に買ってきたお花にくっついてきたヤツですから、ヘタに見捨てたりしたら後生が悪いかなー、なんてね。
 そんじゃここはひとまず冬の間だけでも面倒見てやろうかと…今にして思えばそんな仏心を出したことこそが管理人の運の尽きだっんかなー、やっぱ。
 幸いこのチビ、どうやらレタスの葉っぱがお気に入りらしく、レタスさえ与えておけばそれなりにご機嫌よく(?)過ごしてくれやがります(他にも貝殻への栄養補給に卵の殻入れてやってるけど)。もちろん一日に食う量も大したこたぁござんせんから、レタス一玉で一か月は充分に養っていけるし♪
 てなわけで、翌年の春が来ても夏が来ても秋が来てもそして冬が来ても、コイツはしっかり我が家に居座ることになり…そしてまたその次の四季、さらにまたまた次の四季…てな具合に幾星霜。気がつきゃ何と今年で足掛け十年目に突入、小指の爪大から親指の爪大へと立派に成長を遂げた、かなり根性持ちのでんでんむし様なのでございました。

 たかがでんでんむし、されどでんでんむし。十年も一緒に暮らしてりゃ、ちゃんと名前もついてたりします。元来でんでんむしちゅーヤツは雌雄同体、オスメスの区別がつかない生き物らしいですが、ウチでは半ば強引に「ででこ」という女名前にしちゃいました。でもってね、冬の間はコイツのために一晩中床暖つけっぱなしにしてたりするせいか、ででこちゃんてばこの十年間冬眠すらも一度もしたことないの〜vv そればかりか今じゃ「でで、で〜で♪」なんて声かけるとピンと伸ばした角をはんなり曲げたりなんかしちゃって、まるでお返事してくれてるみたいなの〜(踊<…ってオマエいくつだ)。

 もっともこのでで、案内人にとっては何かと目障りな存在のようですが(ででのエサを取り替えてたりすると必ずと言っていいほど不機嫌になっちゃって、部屋の隅で恨めしそうに飼い主を睨んでたりする<大笑)。ともあれ今のところは両者それなりに仲良くしてくれてるからそれでいっかな〜、と。願わくばこのででむしの長寿記録、一か月でも一日でもいいから更新してくれればと、案内人のご機嫌取りにいそしみながらも、日々ででこの世話にも精を出してるオバサンなのでございます…。



 突然のゲテモノネタ、大変失礼致しました。でもね…実はオバサン、ン十年前の大学生時代にもアオムシなんか飼ってたりしたこともあってね…(^^;)。これがまた「ちょっといい話」なんだけど、何せアオムシだからなー…(汗)。あの、もしもこれ以上「ゲテモノネタ」なんざ読みたくねぇ、という方がいらっしゃいましたらどうか掲示板あるいはメールにてお知らせ下さいませ。でないと管理人、いつの日かでんでんむしネタに続いてアオムシネタ堂々と書きたれちゃうかもしれません…(<すでに自分が何をやらかすかわからなくなっている年寄り)。



2006.02.02.(木)      さらにめでたや、しかれども…

 一日遅れのいんちき日記です…すみません。

 先週のフランちゃん&ギルモア博士に続き、本日はジェットくんお誕生日をお迎えになりました。HAPPY BIRTHDAY DEAR JET!! ああ…ギルモア邸ではきっと、仲間たちのこんな祝福の声が飛び交ったことでしょう…(ちょっと妄想<コラ)。
 弊サイトでも心ばかりのお祝いとして(?)案内人の写真館に犬写真2、3枚UPしたり致しましたので、よろしければ皆様どうぞお立ち寄り下さいませ(しかしジェットくんの誕生日祝いにってのもな〜。犬とくればやっぱ5月16日じゃねーのかぁ?>自分)。

 はぁ…しかしこの犬写真無事UPできてよかった〜。というのも管理人、昨日またまたPC様に振り回され、一日中すったもんだやってたからなんです…(涙)。
 今回の原因はウィルス対策ソフトの更新期限切れ。そんなの、いーかげんでズボラな管理人ならやりかねないとうなづかれた皆様もさぞ多いことでございましょう。でもね…でもねでもねっっっ!!
 少なくとも今回に限っては絶対アタシのせいじゃねーぞこんちくしょぉぉぉ〜っっっ!!!

 そーです。いかにズボラ不精ナマケモノの管理人といえどもまごうかたなきネットユーザー、しかも一応(どんなにチンケでもヘボでも)サイトなんぞも持ってる身、ウィルス対策にだけは万全の備えをし、アップデートなんぞもかなりこまめにやっていたのでした。
 なのにどーしてこんな羽目になりくさりやがったのか。それはひとえに、思い出すのも恐ろしい、去年2月の「あの」パソコンクラッシュが原因なのでございます…。
 元々、管理人宅ソフトの更新期限は毎年11月でした。なのにその通常更新の数ヵ月後、よりにもよって書きかけのSSから仕事データ、果てはバンドルソフトに至るまで、PC内のあらゆるプログラムが丸ごと吹っ飛んだわけです。結果、とにもかくにも機械を修理に出してしかるのち。管理人はそれら全てを復元しなきゃならなくなっちゃったんですね(<この辺の事情は2005.2.〜2005.3.あたりの日記にグチグチしつこく言いたれておりますのでそちらをご覧下さい)。もちろん、ウィルス対策ソフトだって例外じゃありゃーせん。それでもとにかく復元作業は完了しました。ただその後、よく見てみたらソフトの「状態と設定」画面に表示される「次回更新期限」が11月から2月になっちゃってたんです。

 不審に思ってすぐさまサポートセンターに電話したところ「それではすぐに修正致します。2週間程度かかるかもしれませんがよろしくお願い致します」との返事をもらって一安心。ところが、2週間たっても3週間たってもちっとも日付が直んねーでやんの。そこでまたまたサポートセンターに電話したら今度は「再インストールの場合はその日付を更新日としますので修正は不要です」みたいなことを言われちまったんだよえーいくそっ。「だってそれじゃ、あんたらの会社がすることにならない…?」なんて疑問もそこはかとなく胸をよぎったものの、当の会社がいいつーてんだからま、いーのかも…。そんでもしつこく念押しだけはしましたけんどもね、とにかく次の更新は来年の2月と確信し、管理人は電話を切ったのでございました。
 …なのに昨年11月、「更新期限切れ警告メール」が届いちゃったりしたのが不思議だったけどさ。そんときもう一度サポートセンターに確認しなかったてめぇがバカと言われりゃバカなんだって、その件に関しちゃ弁解及び言い逃れの余地はこれっぽっちもないはずだけどさ…。
 それでも最後の最後まで、「状態と設定画面」の「次回更新期限」は2月だったし、実際デスクトップ上に「警告メッセージ(<この手のソフトの期限切れ1か月〜1週間前になるとPC起動するたびに現れるアレです)」が現れたのはこの1月末からだったんでぃっ! これだけは管理人、命懸けて譲れないぞぉぉぉ〜っ!!

 なのになのに、更新手続のため製造元サイトにアクセスしたら、無情にも浮かび上がったのは「更新期限が切れています」の一言だけ。
 その瞬間の管理人がいかに驚愕し、戦慄し、震撼したかをどうぞ皆様、お察し下さいませ…(号泣)。



 もしかしたら今回の件は、管理人の方に何か不手際(聞き間違いとか手続不履行とか)があったのかもしれませんし、結局のところその「空白の2か月」の間にも、幸いウチのPCはウィルス感染してなかったから別に文句を言う筋合いではないのかもしれませんが…。それより何より、パソコンクラッシュ後の各ソフト再インストールなんて、PCユーザーにとっちゃ想像するだに恐ろしい悪夢、決してあってはならないことだと存じます。

 ただ。ただそれでも万が一、いえ億が一、兆が一。

 もしもあなたのPCがクラッシュして全データを復元しなければならないような事態に陥った場合。
 そしてそのとき、ウィルス対策ソフトも再インストールしなければならなくなった場合。
 そしてそして全ての処理が終わったあと、更新期限の日付が以前とは変わってしまってたりなんかしてた場合。

 どうか即刻該当ソフトのサポートセンターに連絡を取り、しつこいくらいによ〜く確認なさって下さいませ。
 そのまま放っておくと、大変なことになりますよぉぉぉぉ…(<「たけ○の本当は怖い家庭の医学」来○良子さんふう@切実)。



2006.01.26.(木)      やれめでたや(踊っ)♪

 一昨日と昨日はフランちゃんとギルモア博士のお誕生日だったというのに、管理人は不覚にもすっかり忘れておりました。ゼロナイファンとして許されない不手際をお二方及びファンの皆様に重々お詫び申し上げますとともに、遅ればせながら謹んでお祝いさせていただきます。

 フランちゃん、ギルモア博士っ!! お誕生日、おめでとうございますぅぅぅっ!!!(…って、てめーのお祝いつーたら叫ぶことだけかい>自分)

 でもまぁ、こんな管理人のモーロクはこの際置いといて。
 実は本日もう一つ、ゼロナイファンには大変おめでたいことがあったんですよねー、皆様♪
 それはずばり、旧ゼロモノクロDVDBOX発売!! ええもう、管理人もしっかとスケジュール空けて秋葉原に駆けつけ、早速手に入れてまいりましたわっ! これで旧・新・平全シリーズのDVD揃ったぞ、ばんざーいっ(喜びの舞っ<ただし東京音頭)!!

 思えば21世紀に入ってからこのかた、管理人のような年寄りファンには嬉しいことばかり続き、ああこれも長生きのおかげと毎日神仏に手を合わせていたものでしたが…。

 平ゼロ放映が開始され、ほぼ四半世紀ぶりにTV画面の中で動き回る彼らを観られたときは感激いたしました。
 ほぼ原作どおりの「どこ落ち」が放映された折には、ファンとして過ごした35年間の思い出がまるで走馬灯のように押し寄せ、ついつい涙ぐんでしまいました。
 新ゼロDVDが発売され、ビデオでは欠落していた話の数々(特にあの「大森林からの脱出」!)を再び目にしたときには心がすっかりあの時代―少女の頃に戻っておりました。

 ですがですが「旧ゼロ」つーたらアナタ、管理人にとっては一際どころか二際三際(そんな日本語あるのかよオイ>自分)、思い入れの深い作品でございましてねぇ…。

 この日記にも何度か書き散らかしましたとおり、このモノクロ版こそ管理人にとってのサイゼロファン歴をスタートさせるきっかけになった作品なんです(考えてみりゃ原作本買いあさり出したのもこの旧ゼロアニメのファンになったからだったような気がする)。
 ですがさすがの大年増、永の年月経まくって今じゃもう尻尾の先すら九つどころか十重二十重に分裂しかかっている、バケモノのごときオバサンとはいえコレの本放送を観ることはできなかったはずで…何だかんだ言っても観たのはどれも再放送。そしてついには再々放送、再々々放送までしつこくも観続けてたわけですが、それも所詮は幼稚園から小学校低学年に至るまでのこと、はっきし言って旧ゼロの記憶なんざほとんどないも同然です(かろうじて覚えているのはOP、そしてEDの歌声だけ〜<情けねぇ)。
 なので管理人にとっちゃ、生きてるうちに今一度「あの」旧ゼロを観ることが人生の悲願だったわけで…。2002年の11月末、某東○チャンネルで旧ゼロ再々々々々…(一体どれくらいになってんだ?<言ってる自分でもよくわからん)放送が始まると言う噂を耳にしたとき、そしてウチのケーブルテレビではどう頑張ってもそれを受信できないと知ったときのオバサンの悲しみと絶望はどれほどのものでしたでしょう。ですがそんな艱難辛苦を乗り越えて、ついに三十年ぶりっ…いや、ヘタしたら三十五年ぶり、いや…(考えただけで背筋が寒くなってきたので以下略)にあの映像を観ることができるんですのねっ♪♪♪

 はいはいはい。なので本日の日記はこれで営業終了管理人、これからじっくりゆっくり「旧ゼロDVD」堪能させていただきますです〜vv(<言いたい放題ヌカしまくってさっさとTVの前に陣取る年寄り)



2006.01.21.(土)      冷えぇぇぇっ!!

 …いきなり、寒風吹き荒ぶ日本列島をさらに冷え込ませるようなくだらないダジャレかましてすみません。ですが本日の関東地方は今年いやこの冬初の大雪!! いやもう朝から絶え間なく降り続きやがりまして、午後5時現在都心でも9センチの積雪を観測したとか何とかかんとか。ネットでひっかけたニュースによると東京では5年ぶりの本格的な雪とのこと、おかげで各交通機関には発着本数減だの遅れだの飛行機の欠航だの、さまざまな影響が出ております。豪雪に悩む雪国の皆様方にはまことにお恥ずかしい限りですが、東京っちゅーところは人間ばかりか公共交通機関まで軟弱者根性なしなんですよねー(ToT)。
 ちなみに管理人、午前中に車出して例のSスーパーに買出しにまいりましたが、とりあえずチェーンなしで普通に走れました。おかげさまで都内の道路は特に問題なく車を走らせることができるようです。

 ところで今日は確かセンター入試の日だったような。昨夜某TV局のお天気キャスターさんが受験生の皆様方に注意を呼びかけた際「それにしても、どうしてセンター試験というと雪が降るんでしょうねぇ」なんてふざけたコメントしておりましたが…。管理人、それ聞いた途端「ンなもん、に試験するからに決まってんじゃねーかよどくそたーけっっっ!!」とすかさずツッコミを入れてしまいましたが…。何はともあれ(少なくとも雪が原因であるような)大きな問題もなく無事試験も終了したとのこと、何よりでございました。

 思い起こせば管理人がセンター入試、いやいや共通一次受けたときもえれー寒かったです。管理人の受験会場は何とあの東京大学だった(<高校が東大の近くだったので自動的に振り分けられたらしい)んですけど、何せあんときゃ試験開始前に監督官のじぃちゃんから泣きが入ってたしよぉ。曰く、「皆さんに寒い思いをさせてすみませんっ! ですがこれが当校舎の暖房の限界なんです〜(<ここでじぃちゃん、教壇上で深々と平伏。もしかしたらちょっくら涙ぐんでたかも)。どうか皆さん、寒さにめげず実力を存分に発揮して頑張って下さい!」…だって。当時高三、ぴっちぴっちの18歳だった管理人も、着てったコートひざ掛け代わりにしてがたがた震えながらソレ聞いてたんですけんどもさ。
(そーかぁ…天下の東大っつーてもその実態はかなり貧乏なんだなぁ…)
 などとミョーにしみじみ、物思いにふけったりしてしまったのでした(ってオマエ試験前だぞいーのかコラ>自分)。
 でもってそのあと受けた私大の試験日にもそこはかとなくみぞれなど降ったりなんか致しまして、しかも試験終わって外に出たらそれがかなり激しく、しかも雪まじりにまでなって下さりやがりまして…最寄り駅までのバスを停留所で待ってる時間すら耐えがたく、ならいっそ歩いちまった方が体あったまるかも、と駅まで歩いた二十分がたいそう辛うございました。

 ま、そんなこんなで受験したうち一校にまがりなりにも現役でもぐりこみ、無事四年で卒業できたんだから別に今はもういーけどさー。それよりこの寒波に対する人体の自己防衛反応なのか、日ごと増加していくばかりの体脂肪の方がよっぽど問題(涙)。…などと大人の余裕にどっぷり浸りつつ、もしかしたら受験生の皆様方の神経を剣山で逆なでするような台詞をヌカしてしまったオバサンも、ン十年前には緊張と不安に胸が潰れそうになりながら試験受けてた受験生の成れの果て。あともう一日残ってるセンター入試、その後の私大入試から国公立大学の二次・三次試験、そして中学入試から高校入試までの全てがつつがなく終了し、受験生の皆様全員花一杯の春が訪れますよう心よりお祈り申し上げます(今さら遅いわバカタレ>自分)。

 それにしてもこんな、朝から晩までずっと降りっぱなしの雪なんて、いかに年を経て甲羅に苔むしたオバサンといえども所詮東京生まれの東京育ち、もしかしたら生まれて初めての体験かも。気温だってまるっきし上がらず、現在管理人ちでもエアコンと床暖房、ダブルで部屋をあっためてますがどうしても室温が16℃以上になってくれません。それでもかすかにあったかくなったカーペットの上で案内人が気持ちよさそうに居眠りこいてます。ですがこの雪のおかげで関東地方では転倒事故が相次ぎ、160人以上の方々が怪我をなさってしまわれたとか。他道府県の中にはもっと深刻な状況におちいっている地域もたくさんあることと存じます。それでなくともこの寒さ、風邪やインフルエンザも流行ってますし…。どうか皆様、くれぐれも御身お大切に、ご自愛下さいませ。管理人も明日は着ぶくれの限界に挑み、キャラバンシューズ履いた完全武装でせっせと雪かきに励みます…(ため息)。



2006.01.10.(火)      今度はバトン二連発だ〜い(踊)♪

 気がつけば三が日はおろか七草も成人式も過ぎちゃって、すっかり平常モードを取り戻した日本列島ですが、皆様はどのようなお正月をお過ごしになられましたでしょうか。

 管理人はと言えば、年末のクソ忙しい時期に突然ロクでもないことを思いつき、そのためのイラスト一枚(現在サイト内某所にて展示中)、突貫工事で描き上げたりしてますます自分で自分の首を締め、除夜の鐘を聞く頃にはまさにヘロヘロのボロボロ、昏倒寸前…元日に一息入れたのもつかの間、今度は二日三日に行われた箱根駅伝を往路・復路ともスタートからゴールまでぶっ通しで観続け、見事真っ白な灰も残さず燃え尽きたのでございました…(だって今年は久しぶりに母校が出場するってから思いっきし気合入っちゃったんだよぉ…。なのに終わってみりゃ順位は相変わらず下から数えた方が早いし。…でもまぁ、この前までは「繰り上げスタートにさえならなきゃいい」レベルだったのが今回は最終十区まで「もしかしたらシード権取れるかも」範囲内で走ってたんだから少しはマシになったってことか…ぶつぶつぶつ<燃えカスの独り言)。

 そんな燃えカス、いや管理人のもとにまたまたバトンが回ってまいりました。E田様からの「お菓子バトン」と塩蔵様からの「人間バトン」です。E田様、塩蔵様、ご指名どうもありがとうございました。UPが遅れてすみませんです〜(土下座っ)。

 さ〜て、それでは早速「お菓子バトン」からまいりまぁ〜す♪

■お気に入りのお菓子
 ポテトチップスとかえび満月とか海苔巻きあられとか。やっぱ、根が飲んだくれなだけに甘いお菓子よりも塩味系のお菓子が好きです。

■土地のお菓子
 そりゃもう、東京と言えば「かみなりおこし」と「銘菓ひよこ」!!(<…てか、これしか思いつかない)でもなー…「ひよこ」はなー…。昔お土産にいただいたことがあるんですけど、当時幼稚園入園前のガキだった管理人が「ひよこさん食べちゃうの可哀想だぁぁぁぁっ!!!」とぎゃぁぎゃぁわぁわぁ丸一日泣きわめきやがったらしく、以後我が家では禁断のお菓子になってしまったのでした…。そういや鎌倉名物鳩サブレでも同じことやらかした記憶が…(<実はいまだにひよこや鳩サブレ食うたび親に笑われてたりする)。

■懐かしのお菓子
 「それにつけてもおやつはカール」のCMでおなじみのカール、カレー味(考えてみりゃ幼稚園から小学校に至るまで「おやつ」と言えばこればっか食ってたなー<笑)。
 二、三十年前、あちこちの駄菓子屋に必ず置いてあった麩菓子(お麩に黒砂糖塗ったくって真っ黒けにしたヤツ。「天使の罠(玉櫛笥二次創作1参照)」ラストで松っちゃんたちがこれ食ってたのは全て作者の思い入れのせいです<激爆)。
 
■うまい棒の味
 …すみません。食べたことないのでわかりません…。

 あああっ!! 皆様、どうか引かないで下さいっ! すみませんすみませんっ! でも元々管理人、あんまり間食しないヒトだもんで…(お菓子食うときゃいつも酒のつまみ〜♪<…って、結局はかい)。

■回る5人
 そそそそんなっ!! どこに出しても恥ずかしい立派な引きこもりネットユーザーのオバサンには到底無理ですぅ〜っ!(しかも数少ないお友達の皆様方にはほとんどバトン回ってるし〜ぐすぐす<すでに半分涙声<情けねぇ)



 …最後の最後で責任放棄してすみません。気を取り直して次は「人間バトン」行きます!
 
■1.回してくれた方(=塩蔵様)に対しての印象は?
 ふんわりおっとり、柔らかな物腰と感性をお持ちの反面、機械に強い(<尊敬!)方…というのはイラスト及びご本人から受けた印象ですが、サイトの「独り言」など拝見していると「しっかりモノの奥様」という気も♪(せっけん作り、管理人は道具集めの段階で挫折しました。だってウチ、どこ探してもアルミ鍋しかないんだも〜ん!!<慟哭)

■2.周りから見た自分はどんな子だと思われてると思いますか?
 塩蔵様からは「雅な雰囲気を持っている」などと身に余るお言葉をいただいてしまいましたが…そんなふうに誤解なさっている方、結構多いみたいです(何故誤解かというのはこの日記見てもらえりゃ一目瞭然かと<激爆)。どーも管理人、他人様の目には「いつもにこにこ丁寧で、一応人並みのしっかり者」と映ってしまうようで…(<日頃の猫かぶりの成果)。
 ただ、中学高校時代一番仲のよかった友達に「アンタはよほどのことがない限り…いやあってもほとんど怒らないけど、いっぺん怒らせたら何やらかすかわからない。アタシに取っちゃ死んでも敵に回したくないタイプと言われたことがあります。さすが友達、よく見抜きやがったなー…と感心しました。

 …ですがあのー、それ以前に管理人はどこからどう見ても「どんな子?」じゃなくて「どんなオバサン?」だと思うんですけど…。
 
■3.自分が好きな人間性について5つ述べて下さい
 動物や植物その他、人間以外のものにも優しく、その命を大切にできる人
 偏見を持たない人
 物事を多面的に評価・分析できる人
 他人や社会の慣習などに惑わされず、自分の頭で思考・判断できる人
 良きにつけ悪しきにつけ、「程度」あるいは「分」をわきまえている人

 次点…食べ物を粗末にしない人


■4.では反対に嫌いなタイプは?
 そりゃもう、3.と正反対のタイプですが…特に動物虐待する奴は絶対許せない。過激を承知で言わせてもらえば人間に対するものより罪は重いと思います。
 ちなみにこちらの次点は男女別。
 →てめぇのバカを「可愛い」と勘違いしてる女
  全ての点において自分が女より優位に立ってないと気がすまない男


■5.自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?
 若い頃には3.の全てに当てはまる人間になれるよう、それなりに努力してきたはずなんですけどねぇ…さすがにここまでくると「他人様に迷惑をかけず、社会の片隅でひっそり余生を送れりゃそんでいーや」としか思わなくなっちゃったりなんかして(<やっぱ人間のクズ)。

■6.自分のことを慕っている人に叫んでください。
 ちょっと待てぃっ! 君は何か完全に誤解しているぞっ! 今ならまだ間に合う、もう一度考え直せっ!!!

 …でももしそんな方がいて下さったら本当に嬉しいです。ありがとうございます。

■7.そんな大好きな人15人にバトンタッチ(印象付きで)
 だから絶対無理だって!! 何せオバサン、どこに出しても恥ずかしい引きこもりネットユーザー…(それはもういい>自分)。



 そして結局、どちらも尻切れトンボになってしまいましたが、もしも「やってみたい」と思った方がいらっしゃいましたらどうぞ奮って挑戦してみて下さいませ。面白かったですよ〜vv



2006.01.01.(日)      あらたまの年の初めは寒かった…

 皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 ところで本日、TOPページにweb拍手ボタンを設置してみました。そちらにも書きましたとおり、もしもこのサイトの中でどれかお気に召したものがございましたら気軽にぽちっとクリックしてやって下さいませ。その後現れるお礼画面からは一言メッセージも送信できます(お返事は掲示板にてvvただし、携帯電話からの絵文字その他、機種依存文字の使用は文字化け及び送信エラーの原因になりますのでご容赦下さい)。もちろん、拍手だけでも管理人&案内人は泣いて喜びますので、何卒よしなにお願い致しますです〜♪

 それにしても今年の元旦は寒かったですねぇ。東京なんざ朝から曇で陽の光一筋射しゃしねぇ。なのでもっこもっこに着ぶくれて近所の氏神様に初詣に行った管理人でしたが、お祓いしてもらってる最中、マジ凍死するかと思いました。家に帰ってからも完全コタツムリ、食後の後片付けに出て行くのにもどれほどの覚悟が要ったか…(涙)
 そんな飼い主を尻目に、朝も早よから家中走り回ってる案内人、はっと気がつきゃ廊下の隅とか玄関とか(<ワン公お気に入りの指定席。もちろんどっちも暖房ナシ)で、平気な顔して寝てたりなんぞもしております。はぁ…やっぱ自前の毛皮着てるヤツは違うよな〜。

「何言ってるのママ! どんなに冷え込もうが何ちようが、東京の寒さなんてたかが知れてるでしょっ!! もっともっと寒い地域に住んでる皆しゃまのこと考えてごらんなちゃいっ!! あー、これだから軟弱な東京モンは困るんでちよっ」(<遊び疲れて水飲みにきたついでにしっかり飼い主に嫌味を言いたれていく飼い犬<…可愛くねぇ)

 しかし案内人の言い草はともかく、昨年末からやたらと冷え込んでいる日本列島、豪雪や寒波やらに見舞われている地域の皆様方はもっともっと大変な思いをなさっていることと存じます。どうか、お風邪など召しませぬようくれぐれもお体にはお気をつけ下さいませ。

 管理人も、今夜は部屋を思いっきしあっためて早めに休むことにします。だって明日から箱根駅伝始まるんだも〜ん、早起きしなきゃvv(…って、結局はソレかい>自分)



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