2007.03.23.(金)      思い出は美しすぎて(…?)

 うわぁ〜ん、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ! このところ更新といえば日記ばっかでSSの方はすっかり放ったらかし、めでたく確定申告も終了したからにはとにもかくにも未完の二本(もう一つあるだろうがオイ<禁句)を何が何でも完結させるべく、わき目もふらず猪突猛進するはずの管理人だったのですが…。

 昨夜のとあるTV番組観てたらどーしても一言叫びたくなっちゃったんですぅ〜(TT)。この意志薄弱かつ移り気なオバサンを、どーかどーか皆様、嘲笑って許してやって下さいませぇぇぇ…っ(慟哭)。

 それは年度末恒例の特番で(ぐすぐす<どうやらまだ泣きやんでいないらしい)、日本全国一都一道二府四三県出身の芸能人さんが一人(あるいは一組)ずつ集まり、それぞれの故郷すなわち各都道府県の面白事情を紹介する…といった内容だった。具体的には各地の面白グルメとか面白方言とか面白習慣とか、それはそれは楽しく拝見しておりましたさ。ところがねぇ…。
 番組の終了近く「学校の面白事情」にて、「○○県では中学生になると3000メートル級の山に登る」という話が出てきてスタジオ中が「えええぇぇ〜っ!?」とどよめいた瞬間、管理人の眉はぴくりとつり上がり耳はダンボ、ついでに引きつった笑みを浮かべたこめかみには青筋の二、三本が鮮やかに浮かび上がってきたのであった。

 それというのもかつて管理人が通っていた小学校(所在地=東京23区内山手線内側)では毎年夏休みの林間学校で六年生全員が富士登山(それも日帰り)やらされるのが「お約束」だったから。
「オイオイオイオイちょっと待てっ…中学生が3000メートル級の山登りしてそんな驚かれちゃったら、小学生で3776メートル、日本最高峰に登らされたアタシらは一体どーなっちまうんだいっ!!」
 しかしそんな魂の絶叫になどお構いなしに番組は続く。
「3000メートル級の山ともなれば高山病の危険性もありますよね?」と訊ねられ、「ええ、それは半ば当たり前ですね」とお答えになる校長先生、そこでまた「おおおぉぉっ!!」とどよめくスタジオ。
 えーい、たかが高山病くらいでいちいち騒ぐなっ! アタシらのときにも高山病で倒れたヤツは山のようにおってなっ、そのうち先生方の判断で強制下山させられた連中ときたらあれから四半世紀以上たった現在の同窓会でも歯軋りして口惜しがり、「死ぬまでに絶対富士山頂に立つっ!!」なんて握り拳とともに絶叫しとるんじゃいっ!! …ちなみに管理人も軽症ながら高山病にやられたらしく、登頂は無事果たしたものの宿に帰ってきてからの夕ご飯はほとんど食べられなかったっス。
 「しかもこちらの中学校では登山に備えて日頃からリュックサック背負った訓練を…」なんてゆーとるけどさ、ウチなんかそんな特訓すらなかったぞっ! ごく普通の林間学校同様みんな仲良く列車に乗って現地に出発、着いたらそのままあれよあれよという間に3776メートルの山にアタックさせられてたんだどーしてくれるっ。夏とはいえ八合目、九合目を過ぎる頃には気温は0℃近く、頂上を目前にしてにわか雨にも降られちゃったりしたおかげで全員まつげが凍りました。着ていた体操着にもびっしりがつきました。立ち込めるで前を行く友達の背中すら見えなくなりました。…でもって帰りは砂走り、頂上から5合目近くまでの間に休憩なんてモノが果たしてあったんだかどーだか、その頃にはすでに意識朦朧としていた管理人には記憶がございません。ただただ「ここでアタシが転んだら友達も先生方も全員巻き添えになって死んじゃうんだろーなー」とそればかりを考え恐れ、ひたすら足を動かしていたよーなそーでないよーな…(ちなみに管理人が登った数年後、この砂走りで落石事故が発生、死傷者十数人<冷汗)。

 いまだ出演者全員、いえスタジオ中が驚愕の嵐に包まれているTV画面、そして怒涛のごとく押し寄せてきた珠玉の思い出の波しぶきに直撃喰らって懐かしさのあまり背筋が寒くなってきた管理人。ああ、あの頃はまだアタシもガキんちょだったし、先生方のご指導及び引率のもと、素直に3776メートル登っちゃったけど。



 もしかしてウチの学校ってば、とんでもなく無謀な学校行事やらかしてたんじゃねーかぁぁぁ…?



 今思えば生きてあの小学校を卒業できたっちゅーのは大いなる奇跡とゆーヤツだったのかもしれない。…ナンマンダブナンマンダブ(しみじみと骨身を凍らせる恐怖に布団かぶってガタガタ震えながら合掌)。



2007.03.18.(日)      オマエ百までワシゃ九十九まで

 さ〜て、今年もいよいよやってきましたこの季節! 弊サイトにとっては00ナンバーの皆様方のお誕生日にも匹敵する重大イベント、管理人の確定申告in2006結果報告、例年どおり盛大に一発行かせていただきます!

 今年は少々UPが遅れてしまいましたので、心優しい皆様方の中には「あ〜あ、あのオバサンもとうとう追加納税払いきれなくなって首でもくくったかとご心配下さった方もいらしたかもしれませんが(ンなこたねーだろ>自分)、あにはからんや現実はまるっきし正反対でしたのよ、おほほほほっ!! 今回の申告は収入・支出の内容がほとんど前回と同じだったせいか、何だかえらく簡単に終わっちゃいましてねーvv(いやそりゃぁ例によってまたしてもゼーム○ョが分離課税申告書を送ってきやがらなくて自転車でえっちらおっちら取りに行ったとか毎年ビミョーに変わる所得税法のおかげで手引きを何度も読み返したとか多少の苦労はありましたが)正直「本当にこれで出しちゃっていいのぉ!?」とかえってビビりまくってたくらいなんですけど、いざ覚悟を決めて申告書を提出してみれば特に問題もなく通ってしまいました♪ おまけに悲願の税金還付達成!! とくりゃあーた完全勝利もいーとこ、喜びの舞踊り狂って少々息が上がっている管理人だったり致します(だけど毎年追加納税→税金還付→追加納税→税金還付を繰り返してるアタシの収入ってホント不安定。こんなんでこの先ワン公一匹抱えてまともに暮らしていけるのかしら…<不安)。

 …が。いくら結果が完全勝利に終わろうが、確定申告なんてモンを楽しくウキウキやらかす一般庶民なんざいるわけがない。まして管理人には過去の実績もあることですし、このままおとなしく終わってしまっては皆様としても物足りないでしょうし…(だから、ンなこと思ってるのアンタだけだからっ>自分)。
 不肖オバサン、今年もまた謹んで国家権力にガン飛ばしさせていただきます。さ〜て、大きく息を吸い込んでぇぇぇっ!

 どーして老年者控除廃止しちまったんだよアレがなくちゃ全国のジジババがどれほど困ると思ってるんだこれは立派な弱いものイジメだぞわかっとんのかコラ!!!

 …とはいえ正確に言えば老年者控除が廃止されたのは去年すなわち平成17年分から。なのでこの雄叫びってば少々時期遅れではあるんですけど、それはひとえに管理人ちの「家庭の事情」によるものなのでした。
 確定申告の際、管理人が自分の分だけじゃなくて実母の分も申告してるっちゅーのは去年の日記で皆様もご承知かとは存じますが、もう一度しつこく詳しい状況を繰り返させていただければウチの実母はもうとっくに65歳過ぎの立派なバーサン、そして5年前に父が亡くなってからはこれまた立派な未亡人だったりするわけであります。
 ここで話はちょいと逸れますが、年末調整確定申告その他所得税計算における所得控除の中には「寡婦(夫)控除」ってのがありましてね。すなわち配偶者と死別あるいは離婚してから再婚してない人で、やれ扶養親族がいるとか生計を一にする所得38万円以下のガキがいるとか年間所得が500万円以下だとかの条件を満たしている人(ただしこの条件、「寡婦」ならば扶養親族やガキがいなくても所得500万以下なら利用できるけど「寡夫」だとダメなので女性の方がちみっと有利<男女差別かも)に限り利用できるてなモンでございます。
 でもってウチの実母の場合、娘である管理人もさすがにいートシこいてるだけあって扶養からは外れてるんだけんども、「年間所得500万円以下」にはしっかり当てはまっておりますゆえ、本来ならば父が亡くなった5年前からこいつを利用できるはずでした。しかし当時はもう一つ老年者控除を利用する場合は寡婦(夫)控除は使えません」ちゅう規定がありまして…その時点でしっかり老年者控除対象者だった実母は以後3年間寡婦控除を使うことができず、なのでもちろん管理人も「ンなモンウチには関係ないわぁ♪」とばかりにきれいさっぱり忘れていたわけでございます。おまけにいざ老年者控除が廃止された去年、実母の所得はコレを使うまでもなく見事に0となりましてめでたく税金還付、管理人の頭の中に忘れ去っていた記憶が蘇ることもありませんでした。

 ところがどっこい今年の場合、諸般の事情によりまして実母の収入がほんの少々ですがUPしちゃったおかげで去年同様の控除計算では所得0に持っていくことができず、こうなったら最後の奥の手とばかり寡婦控除に頼った管理人だったのですが。
 いざフタを開けてみれば何とこの寡婦控除というヤツの金額はたったの27万円!!(ただし「扶養すべき親族及びガキ」を抱えている方々の場合、最高35万円の控除を受けることも可)
 もちろん、管理人にはこれだけの金額をハシタ金呼ばわりする気は毛頭ありません。それに実際扶養すべき親族あるいはお子様を抱えている若い世代の「寡婦(夫)」の方々の中にはこの控除のおかげで助かっている皆様も大勢いらっしゃるのでしょうし、国としては「老年者控除を廃止した埋め合わせにという心配り」のつもりなのかもしれないんですけんども。

 それでもやっぱ老年者控除の廃止ってなぁ全国のジジババにとっちゃかなりの痛手なんじゃありませんかねぇ。そりゃ確かにウチのバーサンの場合は寡婦控除の27万円で無事所得0に持ち込み、母娘ともども税金還付を勝ち取りましたさ。しかしそれでも過去の控除額50万円が27万円に減額されちまった事実には違いねーんだよ差額の23万は一体どーしてくれるんだチクショウ!! いやそれ以前に夫婦ともどもいまだに存命中で寡婦(夫)控除が使えないジジババにしてみりゃこれまでの控除額50万が丸ごとパー、金持ちならばともかく年金暮らしの低所得世帯にとっちゃどれだけの打撃か、政府のお偉いさんたちってば考えたことあるのかしら?

 ま、現首相の理想たる「美しい国」においては年老いた両親の面倒は子供がみるのが当たり前なんだろうから、老夫婦世帯の家計がいかに苦しくなろうが子供に助けてもらえばいいじゃん…なんぞとお気楽に構えていらっしゃるのかもしれませんけどね。
 この世の中子供に恵まれなかった老夫婦だってゴマンといるんだよ! おまけに今のご時世子供世代にだってリストラや減給のあおり食らって家計のやりくりに青息吐息、むしろこっちの方が助けてほしい…! と悲鳴を上げてる人々がどれだけいることか。
 こんな状況がいつまでも続いてたらいつしか偕老同穴共白髪なんて夢のまた夢、配偶者よりもできるだけ早くあの世に逝って保険金と寡婦(夫)控除残してやることこそが夫婦の愛、なんて時代になっちまうんじゃないかと考える管理人って、悲観的過ぎるでしょうか?



 何にせよ教育基本法改悪だとか防衛庁の「省」昇格だとか好き勝手やらかすよりも前に、老年者控除の一つも復活させた方が内閣支持率だって上がるはずだと思うんだけど、どうやら現政府やら与党のお偉いさんたちにはこの手の「不都合な真実」ってヤツがまるっきし見えてないみたいですねぇ…くわばらくわばら。



2007.03.14.(水)      偉れぇなぁ…

 この前の日曜日、管理人は昼メシを食いながらTV―日曜午後の定番、某国民的シロートカップル参加番組―を観ていた。
 正直最近は出てくるネェちゃんオバチャン連中のほとんどが「紅白○合戦恒例○林幸子VS美川○一の衣装対決」のごとくギンギラギンに着飾ってたりして少々辟易気味なんだけどね。いやそりゃ一介の小市民がTVに出るなんざ多分一生一度の大イベント、だったら少しでも綺麗に美しく装いたいってゆー可愛い「女心」はわかるんだけどさ(一応管理人も戸籍上は女だし<笑)。ただねぇ…いくら可愛い女心でもやっぱ限度ちゅーモンをわきまえてほしいのよ。TV出演とはいえ別にピアノやバイオリン弾いたりオペラの一曲も歌ったりするわけじゃない、たかが十分弱司会者の皆様方とお話しするだけなのにあまりに装飾過多で出てくるちゅーのはかえって野暮、もっとはっきり言っちまえば「下品」
 おまけにそーゆーギンギラギンの即席クレオパトラ(もしくは「なんちゃって楊貴妃」「インスタント小野小町」)的佳人に限って、口を開けば恥も外聞もなくてめぇの両親のことを「お父さん、お母さん」などとお呼びあそばしやがったりする。そればかりかさらに品下れる手合いに至っては恥ずかしげもなく「パパ、ママ」だってよ頼むから二十歳過ぎた(それどころか中には三十過ぎてんのもいるんだよこれがまた)立派な大人の女たるものそーゆー幼稚な言葉遣いはしないでくれオバサン観てるだけであまりの情けなさに涙が出てくるよえ〜んぐすぐす…。
 もっともそれはシロート男性も同じこと、うっかりしてると結構高学歴大企業勤務の青年壮年の皆様方が臆面もなく「ウチのお父さんが…」などと仰せになる。オイ貴様それでよく会社員いや社会人が務まるなもしかして仕事上の取引先相手にも同じよーな言葉遣いしとんのか一体家庭や学校でいや入社時の新入社員研修で何習ってきたんだよゆーてみィやコラ!!

 しかし先にも述べたように通常の一般庶民、シロート諸氏にしてみれば「TVに出るなんて多分一生一度」、となりゃぁやっぱカメラの前で緊張しまくっちゃったりもするだろうし、ついついいつもの礼儀作法をうっかり忘れちゃってもある程度は仕方ないのかもしれない。だけどこの風潮、困ったことにはTV出演のプロ、早い話が芸能人の皆様方にもかなり広がってるみたいで。
 若手ベテラン俳優女優タレントお笑いその他モロモロを問わず、斯界である程度の地位やら名声やら人気を誇っておられるであろう人々の中にさえ、平気で同じことをやらかすヤツは多々いるのだ。アンタねぇもーちょっと自分が世間に及ぼす影響考えなさいよガキどもが真似したら教育上とんでもなく悪いじゃんかそれより何よりその言葉遣い一つでアンタの人間としての「格」が一気に下落するってことわかんないのかしらネェやれやれ…。

 …え? そんなに文句言うならチャンネル変えろ? ハイ、それはもうお説ごもっともでございます。しかしそれでもついつい観ちゃうのが「オバサン」の悲しい性、すでに日曜午後の行動習慣として身にも心にも染みついちゃってるのか、放映時刻になると手が勝手にTVのリモコン取り上げてスイッチ入れてチャンネル合わせちゃうんだわ…って、そんな管理人の方こそ完全にパブロフのわんわん並、「格」どころか頭の中身が確実に人間未満であること間違いなしなんだけんどもさ。



 それよりさらに数日前の先週頭だったか半ばだったか、これまた平日午後の条件反射、同じく国民的トーク番組「○子の部屋」を観ていた管理人はとあるゲストの物言いに「偉れぇなぁ…」とつくづく感服してしまったのだった。



 そのゲストとは漫画家兼タレントとしてご活躍中の○咲トオルさん。所謂「オネェキャラ」でも有名だったりするから、視聴者の中には「ちょっと変な人」と思っておられる方も結構多いのかもしれないけど、この人の言葉遣いって本当に綺麗だと思う。そりゃぁ話し言葉の常として、厳密かつ意地悪く重箱の隅をつつくようなチェックを入れれば時折文法的あるいは敬語的間違いが見つかるかもしれない。だけどそんなの誰にだってあることだし、いちいち気にしてたら他人との会話なんてできなくなっちまうからそっちはちょいと置いといて。

 山○さんの場合、基本的には必ず丁寧語の「ですます」調で話をする。もちろんくだけた言葉遣いをなさるときもあるけれど、その場合でも優しくたおやかな口調はほとんど崩さない。早い話、管理人がこのコンテンツで書き散らかしてるような「声に出して読みたくない日本語」なんて決して使わないのだ(ちったぁ見習え<自分…って、あらまた書いちゃったわ<笑)。
 加えてこれまた平日お昼の国民的料理番組(それはもういい>自分)に出演なさってたとき、お料理の先生から「〜を切って下さい」「〜を炒めていただけますか?」「盛り付けをお願いします」等の指示を受けるたび、はっきりとした声で「はい」と返事をしていらした(当たり前のことかもしれないけど、毎回きちんと言う人って意外と少ないよ、コレ)。
 あと、言葉の一音一音がどれもはっきりしていて実に聞き取りやすい。自分の口の中だけでもごもごぼそぼそ、一体何喋ってるんだか共演者にも視聴者にもわからんような話し方など、○咲さんは絶対といっていいほどしない。

 しかし何より管理人が感服したのは話題がご家族のことに移ったとき。○咲さんにはご両親とお姉様がおいでになるそうだが、その誰のことを話すときでも彼は全て「父」「母」「姉」とおっしゃっていた。こんなにきちんとした言葉遣いする方をTVで観たのなんざえれぇ久しぶりだったからさ、いや管理人マジで感服…つーより感動しちまいましたぜ。

 もともと管理人にとっては好感度BEST5に入るタレントさんではあったものの(「玉櫛笥」所収「君の昔を」で松っちゃんが彼のモノマネをやってたのはすべてそのせい〜♪ <踊っvv)、この度のことで管理人はさらに山○さんのファンになりました。願わくばこれからもどうぞお元気で大いにご活躍なさいますように。…てか、他の連中ももっと彼のこと見習ってくんねぇかな〜いやマジで(そーゆーテメェが一番先に見習え>自分)



 追記
 先月新装開店なさった「ENGAGE」様へのリンク、本日ようやく貼り直しました。サイトマスターのE田様、そしてお越し下さった皆様方! 作業が滅茶苦茶遅れてしまいまして申し訳ありませんでした〜(土下座っ)。



2007.02.28.(水)      昨日見た夢こんな夢

 うち続く「記録的暖冬」もそろそろ終盤、2月最後のこの日といえばそう、この方のお誕生日〜(踊っ)vv

 張大人、お誕生日おめでとうございます!! 早春ののどかな陽射しを思わせるその温かいお人柄と超一流の料理の腕でこれからも仲間の皆さんを癒してあげて下さぁ〜い!

 …とまぁ恒例の牛食い絶叫大会、じゃなかったお祝いメッセージもつつがなく終わったところでとーとつながら。

 実は管理人、とある特技を持ってたりするのだった。

 それは何かと問われたら、ズバリ「夢のプロデュース」! ほら、睡眠中夢を見ているときにふと「あ、これって夢だ〜」なんて気づくことがあるでしょぉ? もっとも大抵の場合は別にどーなるもんでもなし、そのまま夢を見続ける…というのが普通じゃないかと思うんだけど(<もし違ってたらすみませ〜ん)。
 管理人の場合、そーゆー状況下に置かれるとかなりの確率でその後の夢の筋書を自分の好きなようにでっち上げられるのね。例えば学生時代の辛い失恋の夢を見たとする。「ああこんなにも好きなのに貴方は私の気持ちになんてこれっぽっちも気づかずあの子とラブラブ妬いても泣いてもあの子にゃなれない私じゃだめなのね…」なんて、夢の世界でも再びあの悲しみを繰り返すしかないそんな時、「もしかしてこれって夢か…?」と気づけばしめたもの。仮にその人が自分に背を向けて去って行く途中だろうが何だろうが無理矢理ストーリーを捻じ曲げて回れ右、「僕は今まで自分の気持ちに気づいていなかった! 僕が本当に好きなのは…愛しているのは彼女じゃない、君なんだ!!」とか何とかベタベタ甘々こっ恥ずかしさもここに極まれり…てな台詞を吐かせたりすることが簡単にできちゃうわけよ(もっともいー年こいた独りモンがンなことやってるだけですでにかなり悲しいんだケド<墓穴)。
 ただコレ、いかに夢とはいえ監督・脚本・主演・演出・効果その他モロモロ全て自分でやらなきゃいけないわけだからえらく疲れる。ひどいときには何十時間熟睡しようがちっとも寝た気になれない…てなこともままあったりするので、若いときならいざ知らずこんなオバサンになっちゃってからはほとんどやっていなかったのだった(つーか、最近「これって夢だ」と気づくこと自体あんましなくなっちゃってさー…やっぱこれもトシのせいかねぇやれやれ<ため息)。

 ところがどっこいつい先日の明け方、レム睡眠真っ只中の管理人に何年かぶりできたんですよあの感覚、「おお、これは夢だ!」というヒラメキがっ! ただそのとき見てた夢というのがかなり切羽詰った…というかとんでもなくハードボイルドな状況でありまして。すなわちサスペンスドラマに出てくるよーな港の倉庫群(よくその筋の皆様方が麻薬だの拳銃だのの密輸とか裏取引とかやってるトコです、ハイ)を、見ず知らずの男性と二人で逃げ惑っているという…はっきし言ってどーしてこんな夢を見なくちゃいけないんだか自分でもワケわかんねーよ何なんだー!! って絶叫したくなったよマジで。
 ただその一緒に逃げてる男性ってのが、見ず知らずとはいえ何か全くの他人じゃないような気がする。もっとも管理人には自分の前を走る彼の後姿しか見ることができないし、時折かけてくれる「こっちだ!」とか「急げ!」とかいう声にもまるっきし聞き覚えがないのだが、少なくともそれほどのオジサンではなさそう。二十代…いや、三十代前半ってとこかぁ? 加えてサスペンスドラマの刑事さんによくあるスーツとトレンチコートスタイル、背後からでもはっきりわかる長身筋肉質の体つき。ん? 待てよ? 刑事スタイルにやたらめったらガタイのいい三十代前半の大男なんて、そのものずばり松っちゃんじゃないかぁぁぁっ!!


 そーかそーか。作品世界の中だけでなく夢の中でも作者と遊んでくれるなんて、松っちゃんってばマメだねぇ律儀だねぇ江戸っ子だねぇ…(<意味不明)。

 だがしかし、いくら松っちゃんが夢の中に遊びに来てくれたとてこーも走りっぱなしじゃ今後の妄想、いや違った構想をゆっくり考えることすらできない。…で、ちょっとでいいからどっか休憩できるトコないかな〜なんて思ってると、ちゃんと次の瞬間身を隠すのにちょうどいい積荷の山が出てきたりして、松っちゃんが「隠れろ!」とか何とか言って管理人をその隙間に押し込んでくれたりするわけよ。オバサンになったとてまだまだ特技は衰えてないわい、ふぉっふぉっふぉっ。
 かくて望みどおり一休みできた管理人、瞬時に現在の状況設定完了。すなわち「麻薬の密輸取引の情報を聞きつけて張り込んでた松っちゃんの目の前でいよいよ始まったヤバイ取引、しかしこれを一人で取り押さえるのは無理と判断して応援を呼ぼうとしたところへどーゆーわけだかバカな女(…っててめーのことだろオイ>自分)がふらふらその場に迷い込んできて…。驚いた組織の皆様方が女の口を塞ごうと一斉に拳銃を取り出した瞬間、いたたまれずに飛び出した松っちゃんが女を助け、そしてそのまま逃避行」…よし、このセンで行ってみよ〜♪
 あとはこのまま組織の方々と派手な銃撃戦でもやらかしてもらおうかな〜、それとも身を挺して女をかばい、怪我の一つもしてもらおっかな〜(<相変わらず鬼婆だぜコイツ)…なんて楽しい妄想(<コラ!)に浸ってる管理人の脇でやーねぇ、いつまで後ろ向いてんのよこのヒト。
 …そう。荷物の隙間に女(=管理人vv)を押し込み、自分も続いてそこに隠れた松っちゃんはそれからずっと管理人に背を向けてひたすら外の様子をうかがっていたのだった。
 そりゃ状況が状況だけにお気持ちはわかりますけどね、せっかく隠れ場所見つけたんだからさぁ、ちょっとお話の一つでもしましょうよ〜んvv なんて脳天気にも松っちゃんに声をかけようとした管理人、ふとそこで動きを止める。と、いうのも…。


 この夢の中の松っちゃんの姿はかつて管理人が描いたマンガ(真澄鏡所収「テニスの王女様? …の成れの果て」<さりげなく宣伝)に出てきたような二次元世界のそれではない。後姿しか見てないけれどその存在感と質感はまぎれもない現実、三次元世界に棲息する血肉を持った人間そのものだ。
(…ってことは何ぃ〜!? 今ここで松っちゃんが振り向いたらそれは三次元の、現実世界をうろちょろしている人間の顔してるってこと? え〜、どーしよどーしよ、アタシ今まで自分のオリキャラがもし現実世界に実在したら…なんて考えたこともないよぉっ! …ちょっと待て自分っ! えと…松っちゃんのイメージに合う人間ってどんな感じ? えと、俳優さんで言えば…タレントさん、お笑い芸人さんなら…? うわぁぁぁっ! 何も浮かんでこねーじゃんかよどーすんだぁぁぁぁぁっ!!!)
 それまでのウキウキ気分はどこへやら、完全にパニックって頭をかきむしる管理人。…と、その瞬間!!
「…やれやれ、どうやら撒いたようだぜ」
 かすかにほっとしたような息をつき、微笑んでこちらを振り向いた松っちゃんの顔は!



 某世界的名指揮者をお父様に持つ若手実力派俳優、小澤○悦さんそのものでございました…。



 刹那「ほごぉぉぉぉぉっ!!」と聞き苦しい悲鳴を上げて管理人が飛び起きたのは言うまでもない。いやそりゃね、○澤征悦さんご本人に文句があるわけじゃないの。むしろ管理人は小○さんのファン、近頃じゃその演技の実力もめきめき上げていらっしゃるし、トーク番組とかで拝見した素顔もいかにも礼儀正しくて真面目な好青年だったし。とはいえファンクラブに入っちゃったりその出演作全てを血走った目でチェックして「たといCM一本たりとはいえ決して見逃したりするものかぁぁぁっ!」って雄叫び上げるほどの熱狂ファンでもこれまたないけどさ。
 ただねぇ…。
 お父様がお父様だけにさぞお育ちもよろしいであろうあんな好青年「口も荒けりゃ手も早い」「やられりゃ親でも三倍返し」「ついたあだ名が『騒音ゴリラ』」みたいな野獣、もとい松っちゃんにしちまうなんてとんでもなく失礼なのではなかろうか?
 だけど年齢的にはちょうどぴったり合ってたりするんだよねー。ウチの松っちゃんの設定年齢は石原先生より一つ年上、33〜34歳といったところ、確か○澤さんもまさに今ちょうど三十代になったばかりだったよーなそーでないよーな。
 それにいかにお育ちがよろしかろうとも彼、この前N○Kの時代劇で松っちゃんのお父さんをホーフツとさせるような大工の棟梁の役もやってらしたしなぁ…。



 さて皆様はどのように思われます? 松っちゃん=小澤○悦さん説(いやだからこんなトコで脈絡もなく他人様に話を振るなとっ!>自分)



 それにしても夢の中でパニックってたときにはこれっぽっちも思いつかなかったのにまさかいきなり小○さんが出てくるとは…人間の深層心理ってばマジ怖いわ。…あ、でも振り向いた顔が案内人だったりするよりゃ幾分マシかな〜(オイコラそれって○澤さんに対しても松っちゃんに対しても一番失礼な言い草だぞ>自分)。



2007.02.12.(月)      言行不一致

 一昨日土曜日の朝、管理人は実母とともに車で某国○劇場方面に向かっていた。ついでに「そこはかとなく」急いでいたりもした。とはいえあくまで「そこはかとなく」であって、スピード違反も信号無視も何のその、一秒でも早く目的地に着かねばっ…なんて目ェ血走らせていたわけではナイ。早い話が「ちょっと家を出るのが遅れちゃったけど、このまま行けば無事予定どおりの時刻に着けそうだな〜。神様仏様ご先祖様、どうかこの先工事だの事故だの渋滞だのに出合いませんように、ナンマンダブナンマンダブ…」程度のことである。

 …ところが。
 飯○橋から○段下に向かう途中、突然車の流れが遅くなり、「えっ! 何で何で!?」と前方に目をやればそこには毎度おなじみ右翼の皆様方の街頭宣伝車が…(<眩暈&頭痛)。となりゃぁ当然聞こえてくるのは最大ボリュームのスピーカーから流れる大演説、おーおー、BGMは軍艦マーチ風にアレンジされた君が代かい、うるせーなぁ。しかしそれより何より困っちまったのはその車が制限速度をやや下回るスピードでのんびりゆっくり走ってたってことで。…ま、「街頭宣伝」車ともなればできるだけ多くの人々にできるだけ長く自らの主張を聞いてほしいんだろうから、最大ボリュームでBGMだの演説だのを流すのも一般公道を多少ゆっくりめに走るのもまぁ仕方ないっちゃ仕方ないんだろう、それは認める。
 だがしかし「そこはかとなく」だろーが何だろーが、手前ぇが急いでいるときに目の前でソレをやられちゃたまったモンじゃない。車線変更して追い越しかけようにも生憎隣車線は結構混んでて入り込めそうな隙間もないし、第一この先30メートルの交差点で右折したい管理人としては今さら右折車線から外れるわけにもいかないし。そうこうしているうちに管理人よりもはるかにせっかちな実母までが口とがらせて「何よあの車、のろいわね〜」などと言い出した…あー、うちのバーサンが苛々し始めるとコワイのよ〜いくら何でも窓開けて右翼の方々怒鳴りつけるよーな真似はしないだろーケドそーなると大抵当たり散らかされるのはアタシでねー…なんてちょっくらビビった管理人、「右折したら追い越すから」とさりげなく実母をなだめ、ぐっとハンドルを右に切って「さ〜、追い越しかけるぞっ!」とアクセルに足、ウィンカーに指をかけたまではよかったが。
 曲がった先の道路ってば二車線しかなくてね〜。しかも左車線には路上駐車の車がちらほら、おまけにこの先で検問でもやってるのかヘルメットに盾持った機動隊員さんたちが立て札だのコーンだのをずらずら並べていらしたりしてね、事実上右車線しか走れなかったのぉぉぉぉぉ〜TT(慟哭)。

「…ったく、何でお巡りさんたちまでこんなにたくさん出てきてるの!? 余計邪魔じゃない!!」
 あ…もしかしてそろそろ苛々MAXレベルまでイッちゃいましたか? お母様…。え〜ん、こんなとき娘は一体どーすりゃいーんだぁぁぁっ! …なんて管理人がかなり追い詰められたところで神のご加護か仏の慈悲か、目の前の街頭宣伝車がすっと車線を離れそのまま検問コーナーへ。やった、これでようやく制限速度40kmで走れるぜぃっ! とばかりに嬉々としてアクセル踏み込みゃ、まー後続車の皆様方もえれースタートダッシュかけて追っかけてくること。どーやら苛々とパニックの嵐を車内に充満させていたのは管理人たちだけではなかったらしい。

 しかし一体どーしてたった一台の街頭宣伝車相手にこんな大勢の機動隊員さん、そして検問まで…?
 
 その疑問は次の交差点で氷解しました。そう、○田橋から九○下、そして交差点を右折したとなりゃその突き当たりにあるのはかの有名な靖国神社 そして明日(本日時点では昨日)2月11日は建国記念日!! う〜む、それならわかるぞ右翼の街頭宣伝車、そして機動隊っ。
 かくて全ての問題疑問も解決してすっきりさっぱり気分爽快の管理人と実母、目的地にも無事予定どおり到着したんだから一応はめでたしめでたしと言うべきなんだろうけんどもさ。

 例の街頭宣伝車、結構偉そうな演説言いたれてたわけよ。曰く教育勅語にあるごとく、夫婦は互いに慈しみ合い兄弟姉妹は互いに力を合わせ…(めんどくさいので中略)法律を遵守することは言うまでもなく、他者への思い遣りも忘れず…云々」するのが正しい日本人の姿であるとかどーとかこーとか。ま、思想及び良心の自由、言論その他表現の自由は憲法第十九条と二十一条で保証されてるからして、それ自体をどーこー言う気は管理人にはこれっぽっちもありませんケド。

 そーゆー「正しい日本人の姿」を主張するなら、せめて一般道路は制限速度で走ってくれんかねいかに土曜の朝とはいえそれなりに急いでる車も結構あるし追い越しだってそーそー簡単にかけられない場合があるんだからさ。…頼みますわ。



2007.02.03.(土)      かかってこんかいっ!!

 つい先日のフランちゃん&ギルモア博士のお誕生日に続き、昨日2日はジェットくんのお誕生日vv

 HAPPY BIRTHDAY DEAR JET!!(万歳三唱及び喜びの舞っ<ただし阿波踊り)

 それにしてもさぁ、毎年思うんだけどギルモア邸ってホント、一年の前半はお祭り続きだよねぇ。この後だって張大人にグレート氏、そしてジョーくんと、1月から5月まで毎月最低一回は誰かの誕生日パーティーやるわけだしさ。大家族ってこーゆーところが賑やかでいいわぁ。ウチみたいな少人数家庭なんざ淋しいモンよ…ふっ。

 しかしこんな少人数家庭の人間とはいえのんびりたそがれているヒマはない。たといお誕生日パーティーはなくとも四季折々の年中行事というヤツ、こればっかりは大家族だろーが少人数家庭だろーが分け隔てなく、容赦なく襲いかかってくるからである(ってアンタ、何もそんなバケモノか猛獣みたいに…>自分)。
 例えば今日は節分、皆様の中にもご家族揃って「鬼は外〜! 福は内〜!」なんて豆撒きをしたり、恵方巻きにあんぐりかぶりついた方々はかなりいらっしゃるんじゃなかろうか。ある意味「めんどくさい」一面もあるかもしれないけど(特に主婦の皆様方にとっては<お疲れ様でございます)、もしできるならやっぱこーゆー年中行事ってのはやった方がいいよね。何てったってこれもある意味立派な「日本の文化・伝統」だもん、お遊び感覚でも形だけでも親から子へ、子から孫へと伝えていってほしいじゃありゃーせんか。

 …なんて偉そうに言いたれやがったクセして管理人は節分の行事を一切省略しましたスミマセン(土下座っ)。というのも、それよりはるかに重要かつ手間ヒマかかる年中行事がよりにもよって節分前日2月2日、ジェットくんのお誕生日に襲いかかってきやがったからに他ならず…(だから年中行事はバケモノや猛獣じゃないからっ>自分)。
 え? そりゃ一体何かってあーた、もちろん「あの」ウィルス対策ソフト更新作業でございますよ。PC及びネットユーザー、特にまがりなりにもサイトマスターなんぞを名乗っている人間にとっちゃ決して避けては通れない必須義務(いやだってコレ怠けててめぇのPCがウィルス感染する分には自業自得だから仕方ないけどさ、ネットや自サイト通して他の不特定多数の皆様方まで感染させちゃったひにゃそれこそ首でもくくってお詫びするしかないもんね)。  思い起こせば去年もコレにはえれー苦労したんだよな〜(遠い目)。…ま、その顛末は06.02.02.付の日記でねちねちダラダラ存分に愚痴っておいたからいいとして。

 おかげさまでその後の一年間はPCクラッシュその他の問題も起こらず、とりあえずは更新作業も無事に済むはずだった。けれど仮に全ての作業が順調に進んだとて、その一つ一つにとんでもなく時間がかかるということだけはどーしよーもなくて。大体更新始める前の下準備、ディスクのクリーンアップだけで1時間半近くもかかるってなぁ何なんだよオイ。しかも管理人の場合、更新時には必ず同じソフトの最新バージョンダウンロード版購入してアップグレードするよう心がけてるからして。
 旧バージョンのソフトアンインストールするだけで30分弱、販売会社のサイトに接続してダウンロード、インストールその他モロモロやってるうちにさらに1時間から2時間、しかもその間PCはウィルス対策完全なしの丸腰無防備状態だから作業完了後は当然ハードディスクの全スキャン…てなわけで結局、コレ始めたら一日丸ごと時間取られちまうんだよバカヤロォォォォォッ!!(<魂の絶叫)

 いやそりゃね、最初から最後までPCにべったりつきっきりでやってりゃさほどのことでもないでしょーよ。だけどこっちだって日々の生活してるんだ、ちょっと席を外してメシ作って食ったりその後片付けしたり、トイレ行ったり風呂入ったりもするしさ、トイレに行く途中ふと気づけば玄関脇の外灯の電球が切れちゃったりしてるからえっちらおっちら踏み台出してきてせこせこ取っ替えたりもしてさ。
 …かといって、ちょっとまとまった時間ができたからとPCにひっついてればいつまでたっても「作業中です」の表示が消えない画面とにらめっこ、ついついタバコなんぞにも手が出る、すると案内人がすっ飛んできて「ママっ!! 例の風邪、今度は喉にきちゃって痛いんでしょっ! タバコなんて吸ってていいんでちかっ!!」とすかさず食いつく…(え? だってボクはママの健康が心配でたまらないんでちもん。だからついつい、体に悪いことちてると全力で止めちゃうんでちよぉ…えへ♪ @飼い犬<だったら頼むから頚動脈に喰いつくのだけはやめてくれっ!! いかに頑丈なママとていつかは命落とすぞ…っ!! @飼い主)。



 …ま、そんなこんなで管理人、毎年節分前後にはてんてこ舞いの大騒ぎ、豆撒きどころじゃないんでございますよ。「鬼は外」の「鬼」には「災い」という意味もあるっちゅーけど、いくらソレ追い出したところでその前日にこれ以上ないってくらいの災いがやってきちゃぁねぇ…(ため息)。
 でもその反面この「年に一度の大騒ぎ」のおかげでPC及びサイトの無病息災が保証されるってのもまた確かな事実だし…(悩)。

 え〜い、どーせこの世の「禍福はあざなえる縄の如し」、「人間万事塞翁が馬」っ!! もうこの際どうでもいいや、でもでも来るならいくらでもかかってこんかいっ!! 相手したるわぁぁぁ!!!(<完全にヤケクソ<大笑)



2007.01.25.(木)      ああそれなのにそれなのに

 昨日1月24日は言わずと知れたフランちゃんのお誕生日、そして本日25日はギルモア博士のお誕生日とゼロナイファンにとってはまさしく今年最初の寿ぐべき祝日二連チャン(<コラ)、はばかりながらその末席にちんまりひっそり連なっております管理人としてもここは一発心を込めてvv

 フランちゃん、そしてギルモア博士! お誕生日おめでとうございますぅ〜!!!

 …とまぁ、とりあえず今年も「お約束」どおりに絶叫できたのはいいんだけんども。
 実はこのようなめでたい日だというのに、管理人個人としてはちーとばかしはらほろひれはれ…てな具合に疲労困憊、あんまり調子がよくないのだった。

 というのも年明け早々、実母が入院&手術なんぞする羽目になっちゃったからで(ため息)。いえ決して命に関わる重病とかじゃなくて単なる「ヘルニア」、よーするに「脱腸」とゆーヤツだったんだけど。何でもアレって、ぽっこりぷっくり出たり入ったりしているうちだったらごく簡単な手術と数日の入院で完治するくせして(<病院によっちゃ日帰り手術さえ可能なんだってゆーから驚き)、一度痛み出したらさぁ大変、救急車で病院に担ぎ込まれたと同時に緊急手術、その後は1か月近くの入院生活…なんて悲惨な目に遭ってしまった方もいるらしい。
 とはいえ、痛くも何ともないのに「手術」なんて言われたひにゃやっぱ躊躇しちまうわな、人として。その上実母は2月中旬に結構大事な用事を控えたりもしていたので「2月中旬過ぎではいけませんか?」などとそこはかとない悪あがきなんぞもしてみたというのだが。
「別に構いませんが、それまで痛み出さないという保証はありませんよ」
 お医者様にしっかりきっぱりそう言われちゃ、潔く決心せざるをえず…でもってウチの実母は、いざとなるとヒッジョーに思い切りがいい上にかなりせっかちな性分の女だったりするからして。
「わかりました。でしたら早い方がいいですから…お正月はいつから入院可能ですか?」
「え…? お正月早々ですか…?」

 なんて一瞬目を点にしたお医者様と速攻で話をつけ、三が日が明けた翌日4日に入院、5日に手術と相成ってしまったのだった。

 ま、入院つーても手術は「超」簡単、1時間かからずに終わっちゃったしその翌々日には一人で病院内ふらふら歩いてたくらいに経過も順調だったし…その後ちょっくら熱出しちゃったおかげで入院期間こそ予定オーバーして10日ちょっとかかっちまったけど、それでもとにかくそんな状況だったので本人も娘(=管理人)も至ってお気楽、のほほほほ〜んと過ごしてたんだよね。しかし一応「入院」ともなれば、家族としては毎日の病院通いもせざるをえず、一日一回は実母を見舞って汚れ物の洗濯とか病室の片付けとか、手を抜きまくりつつも「看病らしきこと」なんぞはやってたわけですよ。したらその間、病院のどっかで風邪を拾ってきちまったらしい。
 幸い熱とかは出なかったから、毎日ごく普通に暮らしていくことはできた(ついでに病院通いもできた)。ただ、右の目がまたまた真っ赤に腫れ上がっちまって目玉動かすたびに痛むわ、左右色違いの怪人顔になるわで自分自身だけでなく周囲の人々にもかなりの不快感を撒き散らかしてしまう羽目に…(涙)。加えて左の肩から二の腕にかけても痛み出し、サロン○スとチョ○ラBBプラスと○ネボウ葛根湯で無理矢理痛みは抑えつけたもののどーにも腕に力が入らず、結局左手完全使用不能のまま一週間(さらに号泣)。あ〜、しんどかった。

 だけどおかげさまで今はもう実母も無事退院し、病院通いからも解放されたせいか管理人の症状もほとんど全快致しましたので皆様どうかご安心を。
 ただねぇ…そんなふうに結構ハードっちゅうか(それなりに)満身創痍状態だったっていうのに体重が全然減らなかったどころか0.3kg増えちゃったってなぁ一体何なんだーっ!!!

 …一度でいいから心労やら過労やらで弱々しくはかなげにやつれたりしてみてぇよ全く(<筋金入りの健康優良中年)。



2007.01.10.(水)      本日の雄叫び

 今回、時事ネタのくせしてUPが丸1日遅れてしまいました…すみません(汗)。

 夕食後、何の気なしにTVを観ていたらまだうら若くて綺麗なモデルの娘さんがインタビューを受けていた。…てか、バラエティ番組なんかでよくある「持ち物拝見」に類するコーナーだったらしい。でもって、娘さんのバッグから出てきたのはブランド品とおぼしきいかにも高そうなお財布、それを見てすかさずツッコむインタビュアーのお笑い芸人さんも、同じくうら若き娘さんの二人組。
「うわー、こちらどうされたんですか?」
4年ほど前、誕生日のプレゼントにいただいたんです」
「ひぇっ、4年前! それにしちゃまだ新品同様じゃないですか。物持ちいいんですね〜
 娘さんたちの会話がそこまで進んだ刹那、ぴくりとはね上がる管理人の眉。オイオイオイ、たった4年で「物持ちがいい」なんて言わねーでくれよなー。だいたい財布なんてそうちょくちょく買い換えるモンでもなかろーに。
 しかしここでふと気づいたのは「まだ新品同様」という台詞。…あ、そーか。財布みたいに毎日毎日、それも一日何回も使う物が4年間新品同様の状態を保ってるとしたら、そりゃ確かに「物持ちがいい」と言われても当然だわな。やーねー、こんなことに目くじら立てるなんてオバサン根性丸出しじゃん(赤面)…と、そのままなおも番組を観ていたら、今度は財布の中身の話になり、インタビュアーの娘さんたちが中身を調べようとしたところへ入ってきたナレーション!
「さぁ、トップモデル○○さんの年季の入ったお財布の中身は…?」
 これ聞いて、今度こそ管理人は目が点になりました。…たった4年で「年季の入った」? それってちょっと、いやかなり日本語の使い方間違ってるんじゃないでしょうか。というのもですね、あのー…今オバサンが使ってる定規、はっきし言って高校時代、学校の物理実験室で拾ったヤツなんですけど。ついでに言えばペン軸も絵の具も筆もパレットもみ〜んな同じく高校時代、乏しい小遣いやりくりして買ったモンばかりなんですけど…。たった4年でそんなこと言われちゃそーゆーモノは、いえそれ以上にいい大人になってもそれ使ってるオバサンってば一体どーなっちゃうんでしょうか…。

 え? 畏れ多くもブランド品の財布が相手なんだからそんなセコイ文房具や画材じゃなくて、同じくブランド品で対抗してみろ…?
 …おーしわかった。だったらお望みどおり(一体誰が望んでるっちゅーんじゃ>自分)こっちもブランド品で対抗してやろうじゃんよ。自慢じゃないがオバサンだって、ここまで年食ってりゃブランド品の一つや二つはちゃぁ〜んと持っとるわいっ! 中でも「あの」嬉し懐かしバブルの狂乱景気にトチ狂ってボーナスはたいたフェラガモのパンプスなんざ15年以上たった現在でも立派に現役だし、加えてまだ親のスネかじって生きてた学生時代、どーせかじるならとことんまでと、今は亡きとーちゃんにねだって買ってもらったバーバリーのトレンチコートだってさらに上行く20年以上立派に役に立ってるんでぃっ。いや他にも、今オバサンが着たり持ったりしてる服・靴・小物やアクセサリーの中には10年物や15年物がゴロゴロ(もちろん、全部が全部ブランド品ってわけじゃないですケド<笑)、5年物なんつったらまだまだ新品、ハナタレ小僧レベルなんだよ悪いかチクショウ!!

 なので、ここは一発大きく息を吸い込んでぇぇぇっ!(<おお、久々に出たなコレ)

 たかが4年しか使ってない財布に「年季の入った」なんて形容詞くっつけるなんて何考えとるんじゃバカタレ! バチが当たるぞT○S!!!



2007.01.04.(木)      今さらながらご挨拶

 明けましておめでとうございます。旧年中はたくさんの方々にお越しいただき、本当にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 …って、例年なら元日にご挨拶申し上げているはずだったのに、今年は三が日明けの今頃になってしまいました。すみません〜!!!(慟哭)
 というのも昨年末、日頃ズボラな管理人が身の程知らずにも一念発起、「2007年にはお正月記念SSを書こう!」なんて無謀な計画を立てちまったのが全ての原因だったのでした。12月始めから書き出したっちゅーのに例のごとく予定日元日には間に合わず、結局正月三が日の空き時間を丸ごと全部費やしてようやく第一回目が完成…もちろん他のことやってるヒマなんざありませんでしたから、結局ご挨拶も先延ばしになってしまったというわけです。はぁ…それにしても年頭の第一企画からしてけっつまづくたぁ、これで今後一年間のサイトの命運も決まったな、わははははっ!!(<ヤケクソの笑)

 そんなこんなでようやく書き上げたのが昨日(つーより本日未明?)UPした「旧家の風格」です。「小夜時雨」がまだ途中なのに他の話に浮気するなんざまったくもって面目ございませんが、何しろこれってば「超」季節ネタ、この時期を外すとまた来年の年明けまでお蔵入りにさせるしかないもんで…。
 願わくばしばしの間、格調高い(???)旧家のお正月をお楽しみ下さいませ…(平伏っ)。



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