2009.12.31.(木)      そして今年も大晦日

「2009年もいよいよ今日で終わりでちねぇ…。今年も不景気だの政権交代だのいろいろあって、正直ウチも一時はどうなることかと思いまちたが、しょれでもこうちて何とかお年越しができるのは本当にありがたいでち(<毎年恒例、やっとの思いで年末の用事を片づけた管理人が美容院に行ってる留守中、一匹ゆっくりしみじみと感慨に浸る案内人)。…あれ? 帰ってきたかな?」
 玄関の開いた音に気づき、いそいそと迎えに出る飼い犬、だがしかし…?
「お帰んちゃいでち、ママ! って…あれ? どうちたんでちか? ちぇっかく今年も(しょれなりに<この部分オフレコ<笑)きれいになってきたのに元気がありまちぇんね」
「ああ、ただいまパピ…。いや別にどーってこともないんだけどさ、何か…門松立ててるお家が随分少なくなっちゃったなぁって
 言いつつ、少々淋しそうな飼い主に続いて飼い犬、とてとてとてとコタツに移動。
「門松…ああ、しょういえばお散歩の途中でもほとんど見かけなくなっちゃったでちね」
「そーなんだよっ! 中にはクリスマスん時あんだけぎんぎらぎんぎらライトアップして飾り立ててたくせに、いざ正月となったら何のお飾りもしてない家が結構あってねっ! …いや別にクリスマスを祝うのが悪いたぁ言わねぇけどさ、日本人なら門松と注連飾りくらいきちんと飾れっての!!」
「…でも、門松はともかく注連飾りやお正月用リースをお玄関にかけてあるお家は結構あるような気がちまちたが…しょんじゃダメなの?」
「そりゃ、注連飾りだけでもやらないよりゃマシだよ。だけど門松と注連飾りってなァその役割が違ってるからさ。『お正月』ってのは本来、一年の初めにそれぞれの家にやってくる『年神様』をお迎えして、新しい年のエネルギーをいただく行事だってのはパピにも話したことがあったよね。…で、門松ってのは年神様がその家を訪れるための目印、注連飾りってのは年神様が滞在中の家に邪なモノや不浄なモノを寄せ付けないための魔除けなの。だからそれに使う松や竹、稲藁やウラジロ、ユズリハその他モロモロにもちゃんと目印、魔除けとしての意味があってね…。もっとも世間様には両方とも年神様の依代、つまり目印にゃ変わりないって説もあるようなんだけんどもさ、注連飾りの『シメ』ってなぁ元々『空間を区別する』って意味だから、アタシとしては魔除け説に一票! …だけどたとい注連飾りで邪神や不浄霊を防いだところで、『目印』である門松がなきゃ年神様はやってこないし、新しい年のエネルギーももらえないっ! まして稲藁ウラジロユズリハダイダイその他の材料もろくろく使ってない西洋風のリースじゃ果たして魔除けになるかも怪しいモンだっつーの! 注連飾りとリースじゃ背景にある文化がまったく違うんだから文化がっ!!
(はぁ…ったくこの元バイト巫女は細かいことにいちいちうるちゃいでちねぇ…。ま、一応ある意味正論ではありまちが…お正月はみんなで楽ちく過ごせたらしょれで充分じゃないの。第一、このサイトにおいで下さるお客しゃまの中に門松飾ってない方がいらちたら一体どーしゅるつもりなんでしょうか…。だけどここでヘタに反論しゅるとあとが面倒だちなぁ…)
 かくて今年も案内人の「飼い主丸め込み作戦」発動っ!!(<笑)
「しょうだったんでちか…。しょれじゃぁママがぷんぷんしゅるのも当たり前でちよね。でもママ、別によそのお家のことまで心配ちなくてもいいじゃない。門松を飾らなかったせいで年神様が来てくれないのは所詮自業自得、少なくともウチは門松も注連飾りもきちんと飾ってあるち、きっと年神様も迷うことなく来てくれるに違いないんでちから、ここはちょっぴり自己中心主義でいきましょうよ。しょれに、今年門松を飾らなかった誰かがこの日記を読んで、来年はきちんと飾ってくれるかもちれないじゃない。しょしたら年神様だってきっと、来られなかった年の分も含めて二倍のエネルギーを持ってきてくれるに違いありまちぇんよ!」
「そうか…うん、確かにそういう考え方もあるよね。よし、だったらいつまでもくよくよ考えてないで年越しそばの準備でもするかぁ!」
「しょうでちしょうでち! ちゃぁ、ボクもお手伝いちまちから早くおそば茹でましょ♪ …ねぇママ、今年はざるそばにしゅるの? しょれともあったかいおつゆに入れたつけそば…?」
「う〜ん、どっちにしようかねぇ…」
 かくてころりと機嫌を直した管理人は案内人とともにいそいそとそばを茹で始めるのであった…(しかしこうも毎年毎年飼い犬に言いくるめられる飼い主ってのも人としてどーよ>自分)。



 …とまぁ、今年は最後の最後までちょっぴり口うるさい日記を書いてしまった管理人ではございますが、この一年、本当にどうもありがとうございました(管理人&案内人、並んで深々と平伏)。時には開店休業状態になってしまったりして、いつ潰れてもおかしくないようなこんな弱小・辺境サイトが何とか生き永らえていられますのも、全て日々お越し下さる皆様方のおかげでございます。  どうぞ皆様、よいお年をお迎え下さいますように。そして来るべき2010年も何卒よろしくお願い申し上げます。



2009.12.25.(金)      お誕生日と心意気

 ※ UP遅れてすみません…(土下座っ)。

 「も〜ろっびと〜、こぞ〜り〜て〜♪」その他のメロディが一年中で一番盛大に流れる昨日今日、しかしクリスチャンの皆様方にはまことに申し訳ないことながら、所詮浄土宗信徒の家に生まれた元バイト巫女だったりする管理人が「迎え奉」りたいのは今年もやっぱりイエス・キリストよりもこの方! ジェロニモ様〜vv お誕生日おめでとうございますですぅ〜っ!
 …にしても、このお二人のお誕生日が同じっつーのも不思議っちゃ不思議なこったわね。かたや世界三大宗教の一つに数えられるキリスト教の創始者、かたやあらゆる宗教・思想を超越し、この世の全ての生命を産ましめ、生かしめている大自然のみをただひたすらに崇め敬う大地の賢者。果たしてこれは単なる偶然か、それとも何か大いなる意味があるのか…? でもま、ンなこと考え出したら答えが出るまでに夜どころか年まで明けちゃいかねないし、この際難しいこたぐだぐだ考えず、無心に今日の佳き日をお祝い致しましょぉ!!

 …しかし一方この「佳き日」が「今年も残すところあと6日」なんてトコまで切羽詰った年の暮れであるこたァこれまた動かしがたい無情な現実、そこで管理人宅では本日丸一日かけて大掃除なんぞをやらかしていたのであった。…で、タンスの中の除湿剤も取っ替えようとしたら買い置き分が一個足んなくて、しゃぁねぇいっちょ買ってくるべい、と近所のドラッグストアへ出かけたところ。
 目当ての除湿剤を片手にレジに並んでふと見れば、傍らの棚の脇で一人のうら若き娘さんが何やら店員さんに相談している。…って、それだけだったらドラッグストア内では日常茶飯事、ごくごく当たり前の光景に過ぎなかったんだけんどもさ。
 その娘さんのいでたちを目にした刹那、管理人は目をむいた。だだだだってだってだって(落ち着けオバサン!>自分)、北半球の年の瀬真っ只中といえば季節は間違いなく真冬、なのになのに彼女が身につけているボトムときたらトランクス並のショートパンツ、しかもそこからすらりと伸びているのは紛れもない素足だったりするんだもんっ!
 とはいえそのショートパンツの生地はかなり厚手で、裾にも毛皮とおぼしき素材でしっかり縁取りされてるからには決して夏物じゃないんだろーし、ついでに靴はといえばいかにも暖かそうなムートンのショートブーツだし…と気を取り直してよくよく見れば、トップの方も同じ生地、同じ縁取りのポンチョ風マント、そして指先にほどこされた長さ2・3cmはあろうかというネイルアートの色合いもぴったりその服装にマッチしてて…。そりゃま確かに繁華街でも何でもない地元民御用達の商店街ではかなり浮きまくっているものの、全体的には中々緻密に計算された「ふぁっしょなぶるなこーでねーと」だっちゅーこたぁさすがのオバサンも認めないわけにはいかなかった。

 …ま、聞くところによると昨今の若い娘さんには「おしゃれのためなら暑さ寒さなんかいくらだって我慢するわよっ!」てな気概をお持ちの方々が多々いらっしゃるそうだし、おそらくこちらもそんなお嬢さん方のお一人なのであろう。それでなくても地球温暖化のアオリで年年歳歳暖かくなっていくばかりの日本の冬、昔に比べてかなり薄着になったのは別に若者だけじゃない。
 むしろこの寒空の下、ここまで思い切って素足を露出するなどかなりの覚悟、だったらいっそ同じ女として「その意気やよし!」と、「おされに懸ける心意気」なるモンを大いに見習うべきなのかもしれないが。



 いかに気概や心意気の点で劣っていても、おそらくは彼女の近くの年月、日毎年毎季節ごとに移り変わるファッション、流行とゆーヤツをこの目でつぶさに見てきたオバサンの情報量、経験値とゆーヤツは決してバカにできないモンなんじゃなかろーか。ならば今後の若い世代のファッションセンスにより磨きをかけるためにも己が経験を伝え、着こなしの参考にしてもらうことこそ年寄りの義務というものであろう。
 …ってんで僭越ながら、「街で見つけた素敵なお嬢さん」に経験豊か(?)な年長者よりのワンポイント・アドバイスvv



 …ねいちゃん、ケツ冷えるぞ。



2009.12.12.(土)      祝・案内人10歳!!

 えー、私事で大変恐縮ではありますが、本日12月12日、管理人の飼い犬兼弊サイトの案内人であるパピが10歳の誕生日を迎えました。「十年一昔」とも申しますように、10歳と言えばやはり大台、一つの区切り。そんなことどもを思えば、毎年必ず巡ってくるこの日とて飼い主にも一際感慨深いものがあったり致します。現実世界では甘ったれで超内弁慶の「お殿様わんこ」、けれどネットの世界では24時間営業365日休みなしのヘボサイトを一人、いえ一匹で立派に切り盛りしている「勤労わんこ」、そんな二つの顔を持つこのチビ犬がこうして無事大台を迎えることができましたのは、現実世界で可愛がって下さる方々ばかりでなく常日頃何かと案内人を気にかけて下さる弊サイトのお客様たちのおかげと案内人に代わりまして厚く御礼申し上げます。

 さすがに10歳ともなりゃ白髪も増えて、顔なんざすっかり真っ白の「オヤジ犬」となってしまったワン公ですが、今後も老骨にムチ打って案内人家業に精を出し、皆様方を精一杯おもてなししていくことと存じますので、これまで同様可愛がってやって下さいませ…(平伏っ)。



 皆しゃまこんにちは! 案内人のパピでち! ただいまウチの飼い主がご挨拶致ちまちたとおり、おかげしゃまで今日無事10歳になりまちた♪ …だけどママ、ボクの代わりにご挨拶ちてくれるっていうからありがたく拝聴ちてれば、どうちてまた余計なことまで喋っちゃうかなぁ(<かろき怒り)。「顔なんざすっかり真っ白」とか「老骨にムチ打って」とか、「ボクはまだまだ年下のお友達には負けまちぇんっ!!」…ってこの前あんだけ抗議ちたのに(<09.09.19.付日記参照)もう忘れちゃったのかちら。…だとちたらあっちの方がよっぽどモーロクちてまちよ、ぶつぶつぶつ…って、しょんなことはどうでもよくてっ!
 10歳の大台に乗ったとはいえ、ボクは毎日すこぶる元気に暮らしてまち♪ お目目もお鼻もお耳も悪いとこなんかこれっぽっちもないち毛並みもつやつや、お散歩に行けばいまだに「なんて可愛いワンちゃんvv」って声をかけられたりしゅるんでちよ(<ちょっと自慢)。もちろん、これからも張り切ってここの案内人を務めてまいりまちので、どうじょよろちくお願い致ちまちでち〜(<飼い主同様深々と平伏しつつ自慢の尻尾をぐるぐるぶんぶんちぎれんばかりに振り回す案内人)。



2009.11.26.(木)      秋の終わりの訪問者

 先日、ようやくベランダの朝顔を片づけた管理人。…なんて書くと「え〜っ、今頃ォ!? 一体アンタ、どんだけ放ったらかしてたのよぉ!!」とご覧になった方全員にドン引きされそうなのだが(そして管理人自身が読者だったとしても鉄板でドン引きすると思うのだが)。…だけど…だけどだけどだけどぉっ!! …この朝顔、まだ花咲いてたんだもん! 9月10月どころか11月に入っても、ほとんどの葉っぱや茎が黄色くなって枯れちゃっても、それでも毎日一、二輪ずつ、よれよれの小っちゃな花、懸命に咲かせ続けてたんだもん! そんな健気な朝顔を根本からちょん切ってゴミにするなんて真似、アタシにゃ到底できなかったのよぉぉ〜(涙)。いやそりゃ一応「花が咲かなくなったら」とは決心してたんだけんどもさ、たま〜に花が咲かなかったりするとその日は必ず雨だったり台風だったりしてね、結局こんな時期まで臆面もなく、半分干からびかけた朝顔を堂々とベランダに置いといたってわけ。
 だがそんな気合の入った朝顔もついに精根尽き果てたか、せっかくの暖かい秋晴れだってのに一つも新しい花を咲かせなかった日があって。「今日を逃したら来年まで片づけらんないっ!」とばかりに早速管理人は作業を開始したのだが。

 ふと見るとベランダの端っこ、空調室外機に何やら緑色の物体がくっついてる、はて? …と思ってよくよく見てみりゃ何とカマキリだよオイっ! それも体長7〜8cmはあろうかという、このご近所に棲息しているヤツの中ではおそらくLL級サイズ。えーっ、どーしてどーしてこんなのがこんな時期こんなところにぃっ!?
 念のため申し添えておくが、管理人は決して虫好きというわけではない。かと言ってあらゆる虫を見ただけで絶叫して震え出すほどの虫嫌いでもまたないが、そんでもやっぱこれだけのデカブツがわずか4、50cmの距離にいて、いつ自分に向かって飛んでくるかわからんような状況はかなりコワい。
 しかしそいつは管理人の方に飛んでくる様子などこれっぽっちもなく、それどころか自慢の立派なカマ…っちゅーか前脚さえ胸の辺りに縮こめて、どことなく元気がないというか、何ともうらぶれた淋しげな風情を漂わせていたのだった。
 ま、確かに11月の半ば過ぎともなりゃいかに日中暖かくても朝夕の冷え込みは日毎厳しくなっていく一方、大体その「日中暖かい」というのも恒温動物たる人間サマならではの感覚であって、昆虫みたいな変温動物にとっちゃ寒くて仕方ないのかも知れぬ。となりゃ他の小さな虫たちの数も随分減ったろうし、もしかしてエサもろくろく食べられず、他に行くところもなくてここに来た? …なんてカマキリ相手にさえあれこれ妄想を膨らませてしまうのは管理人の悪いクセ、けれどそう思うと何ともコイツが気の毒になってきちゃいましてねェ。なおもお互い見詰め合ってるうちにふと思い出したことには。

 この朝顔が毎日十数個単位ででっかい花を咲かせてた夏の盛りにも、管理人はここで小さなカマキリを見つけたことがあったのだった。当時はまだ青々と茂っていた葉っぱの一枚に必死こいてしがみついていたその大きさはせいぜい2、3cmがいーとこ、今目の前にいるヤツに比べりゃ吹けば飛ぶよなミニサイズだったから、おそらくはまだ幼虫と成虫の真ん中くらいだったのであろう。
(まさかコイツ、あのときのチビ…?)
 オイオイいくら何でもそりゃねーべさ、とついつい自分で自分にツッコんでしまったものの、魚や虫ってぇのは確か生まれてから死ぬまで成長し続けるという話もどっかで聞いた覚えがあるし、その可能性が全くゼロとは言い切れない。
 ともあれ、そんなこんなですっかりカマキリに同情しちまった管理人、「そーかそーか、オマエ、行き場がないのか…。アタシにゃ何もしてやれないけど、せめてここが気に入ったんなら好きなだけいていいんだよ」などと話しかけてみれば、その三角形の頭がわずかにこちらを向いた気がした(だからそりゃ単なる思い込みだって>自分)。とはいえそんときゃさすがのオバサンも「どーせ1、2時間もすりゃどっかに行っちまうだろう」とばっかり思ってたんだけどさ。

 ところがどっこいぎっちょんちょん、その日もとっぷり暮れた午後十時頃、ふと気になってもう一度窓の外を覗いてみれば何と、えぇぇぇぇ〜っ! うっそ〜! まだいるよコイツっ!! それも昼間と全く同じ、前脚縮こめた哀愁漂う風情のままで…。 先にも述べたがこの時期の朝夕の冷え込みはかなり厳しい。しかも金属製の室外機の上なんざ土や落ち葉の上よりはるかに冷たいだろうし、こんなところで一晩過ごしたら間違いなく死んじゃうよっ、わかっとんのかオマエっ!
 一瞬、「こーなったら一晩家の中に」という考えが頭をよぎった。けれど生憎ウチには虫かごなんて気の利いたものはなし、いくら哀愁漂う気の毒なカマキリとはいえ、無造作にそのへんに置いといて朝になったら自分の顔の上に…なんてこたぁ想像しただけでぞっとする。けれどこのままコイツ見捨てて自分だけ暖かい布団の中で高いびきっちゅーのも後生が悪いみたいな気がするし…うわぁぁぁぁ…どーしよぉ…。
 だがそこで管理人は窓際に並んでいるシクラメンの鉢植え(09.05.16.付の日記で「ドライ法で夏越しに挑戦する」と宣言したヤツ。その顛末についてはまた今度書きます…)に気づいたのだった。幸いどれもかなり大きな鉢、これに何かでフタをすれば、たとい球根が植わっていてもカマキリの一匹くらい充分入れとけるんじゃなかろーか…と見て取った瞬間心を決めた管理人、大急ぎで軍手持ってきて(<決して虫好きじゃないオバサンには素手でカマキリ触るなんて絶対嫌)両手にはめ、窓を開けて件のカマキリをそっと捕まえる。さすがのヤツも多少は抵抗したが、さして暴れもしなかったのはやはり体がかなり冷え切っていたからであろう。そして例の鉢植えの中に置いてみれば計算ピッタシ、一晩くらいなら球根とコイツは余裕で同居できる。かくて後はそのへんにあったチラシか何かをフタにした上、夜中逃げられたりしないようアルミ製の30cm定規を重石にしてようやくほっと一息ついのだったが。

 「保護できるのは今夜限り」、それはさしものオバサンにもよくわかっていた。生きてる虫しか食わないというカマキリをこの先ずっと面倒見てやるなんざどんなに不憫に思ったところで到底不可能だし、春に生まれた虫たちが夏には命の盛りを迎え、そして秋から冬にかけてはまた新しい命を残して死んでいく(あるいは冬眠する)のは自然の摂理、たかが人間なんぞにゃどーすることもできやしない。
 だから明日の朝は何があろうと必ずまた外に放そう、いつまでも家の中に置いといたらかえって飢え死にさせちまう…と自分に言い聞かせつつ床に就いたまではよかったが、いざ一晩明けた翌日の天気ときたらこれが何とっ!
 …朝から夜までずっと雨、最高・最低気温とも12月中旬並み(<かろきめまい)。
 いくら自然の摂理とはいえ、この状態で外に放すなんてあまりにムゴい。けれど昨日の鉢に被せたチラシをちょっとずらして中を覗けば、例の三角形の頭がじっとこちらを見つめ、「どんなに暖かくてもこんな狭いところにいるのはもう嫌だ」と訴えかけているような気がした(<おお、また出たぞ思い込みっ)。確かに、どんなに厳しくとも自然の中で一生を過ごしてこそ昆虫、だとしたらこれ以上のお節介はかえって迷惑かも知れぬ。
 かくて管理人はソイツを鉢ごと外(ただしなるべく雨がかからない軒下の、けれどできるだけ庭木や草に近い場所)に出してやり、その後も家を出入りするたびに様子を見ていたのだが…。案の定ヤツはその日一日中ぴくりとも動かず、正直こりゃもう凍え死んだとばかり思って、ああアタシゃやっぱり余計なことをしちまったか、生半可な仏心出して一晩家に入れてやったところで所詮アイツが辛い思いをする時間を引き延ばす役にしか立たなかったじゃないか…とちょっぴり、いやかなり後悔したのであった。

 しかも皮肉なことにその次の日っつーのがこれまた暖かい秋晴れでねェ…。「どーしてもう一日早く晴れてくれなかったんだよコンチクショウッ!!」って、朝起きてカーテン開けた途端に絶叫しちまいましたよオバサンは。けれど今更天気を恨んでもしょーもないこと、だったらせめてアイツを土に埋めてやるか、それとも万が一の冬眠に備えてどっかの木陰や落ち葉の中にでも置いといてやる方がいーだろか…などとあれこれ思い迷いつつ再び玄関先に出てみたところ、そこには信じられない光景が…!
 ぽかぽかとした小春日和の陽射しの中、あのカマキリが鉢から這い出して玄関ポーチの真ん中でのんびり日向ぼっこしてるじゃないかっ!! オマエ…オマエまさか生きてたのかぁぁぁぁぁっ!? えーもう、カマキリをあれほどいとおしく思ったのはいかな管理人でも生まれて初めてでしたよいやマジで。ただ場所が場所だけに、これでまた夜まで居座られちゃかなりジャマ、って気もしたけどさ(笑)。ま、そーなったらなったでこっちもまた軍手はめてできるだけ暖かく過ごせそうな場所に持ってってやりゃいーこと、っちゅうかそれより何より生き物の生命力ってホントすごいわぁ…。

 幸いそれから数時間もたたないうちにポーチは空っぽ、ヤツは今度こそ自然の中へと帰って行った。残念ながらその後ネットで調べたところによるとカマキリの寿命はあくまで一年こっきり、冬眠して翌年まで生き延びることはまずないそうだし、それからも何度か冷たい雨が降ったりしたゆえ、もしかしたらもうこの世にはいないのかもしれないが…。

 厳しい自然の中で懸命に生き抜き、最後の最後にまであれほどの根性を見せてくれたヤツの天晴れな一生に、ただただ惜しみない賞賛と拍手を送るばかりの管理人なのであった。



2009.10.23.(金)      ××パレード…?

 もう十月も下旬だとゆーのに東京じゃ、何を今更の真夏日なんぞ記録しよった先一昨日の火曜日、ちょいとした用事で銀座から京橋・日本橋まで歩く羽目になっちまった管理人とその実母。いや〜、とにもかくにも暑かったの何の…てなこたともかくその途中、そろそろ銀座から京橋に入るあたりのとある交差点にて信号待ちをしていたときのこと。
 ふと前方を見た管理人、横断歩道の向こう側、すなわち京橋側の舗道に立つ街灯という街灯に目にも鮮やかな赤い旗、いや垂れ幕…? が下がっているのに気がついた。
「大江戸…××パレード?」
「ああ、毎年やってる『銀座まつり』の銀座パレードでしょ。小さい頃、一度連れてってあげたじゃないの」
 それに書いてあった白抜き文字をついつい声に出して読んでしまったところへすかさず飛んだ実母の指導、そーいや確かにガキの頃、家族揃って見物に出かけた記憶がある。だけどここはもうすでに銀座の外れっちゅーか京橋の入口だし、第一あの「パレード」の上の二文字はどう頑張っても「銀座」とは読めないよーな気がするし…。
 …そう、先の××は決して伏字でも何でもなく、ただ単に距離が遠すぎてはっきり識別できなかっただけなのである。とはいえどっちも漢字であること、そして上の文字の左側が「さんずい」、下の文字の右側が漢数字の九の下に十、すなわち「卒」の略字体であることだけはどうにかわかった。
 そんな二文字を組み合わせた熟語と言えば…おおそりゃズバリ「泥酔」だぁぁぁぁっ!! …って、いくら何でもそんな言葉が「パレード」の上につくわけねーだろ、自分っ!
 いやそりゃ確かに「泥酔パレード」なんてある意味すっげぇ楽しそうだし滅茶苦茶盛り上がること間違いなしだろーケド、それ以前にあっちゃこっちゃの多方面で問題大あり、当局の許可なんざ鉄板で取れねぇと思うぞ、いやマジで。
 かくて信号が青に変わったと同時に件の街灯の下に駆け寄った管理人があらためて頭上の旗を見上げてみれば、そこにはくっきり「日本橋・京橋まつり 大江戸活粋パレード」の文字が…。しかもその隣にゃご丁寧に「Ooedo Kakki Parade」なんて英字までもが書いてある。…ってこたつまりこの旗が宣伝してたのは「銀座まつり」ではなく「日本橋・京橋まつり」、そしてあの識別不能だった二文字は「活気」の「活(カツ)」とお江戸のセールスポイントたる「粋(イキ)」をくっつけた「カツイキ」を縮め、さらに元の「活気」に引っかけたダジャレ、いやいや造語だったんかい…(<へたへたと脱力)。あーもう、おかげでこっちはいらん苦悩しちまったよまったく…。

 だけど、そんなことより何よりも。



 さんずいと「卒」の略字見ただけで真っ先に「泥酔」って言葉を連想しちゃうアタシの脳ミソって、やっぱ最低かもしんない…(っていうかしょんなの、単に日頃の生活ぶりが脳内に反映しゃれちゃっただけでしょっ! <毎夜「晩酌」と称し泥酔するまで飲んだくれる飼い主にほとほと愛想が尽きかけている案内人)



 ちなみに上記パレードの開催日は10/25(日)だそうですので、もし当日そちら方面にお出かけの方がいらしたらちょっと見物してみるのも楽しいかもしれませんvv(<関係者各位の努力を台無しにするサイテーの読み違いをしちまったお詫びにさりげなく宣伝<笑)



2009.10.03.(土)      幻の××再び

 うわわわわわっ…!!! みみみ皆様、大変ですっ!! 管理人、ついに再会を果たしました! …そう、今を去ることちょうど五年前、たった一度の熱く激しい逢瀬の記憶だけを残して永遠にアタクシの前から消え去ってしまったはずの「009」パチンコ台っ(<04.10.02.付日記参照)、それが何と見事リニューアルした新バージョン機種となって再び帰ってきてくれたんですぅぅぅ〜っっっ!!(号泣@気分はすっかり「どこ落ち」から生還したジョーくんを迎えたフランちゃん〜♪…ってその前にオマエまだパチンコやっとったのかこのゴクツブシっ!>自分)

 …もっともここ一・二ヶ月の間、TVでも時折この台のCMが流れていたりしたモンで、そこはかとない予感だけはなくもなかったんですけんどもね。ただ残念なことに管理人行きつけのパチンコ屋、「パーラーC…」さんが今年の8・9月と改装工事中だったため実物には中々お目にかかれず…。ま、何だかんだ言っても管理人にとってのパチンコつーたら毎月一回、案内人がフロ入ってる間のヒマ潰しにしか過ぎないし、それ以外の日にわざわざパチンコ屋に行くほどハマってるワケでもないし。しかし一方ゼロナイファン歴ン十年の古強者(<バカなオバサンとも言う<笑)としてはやっぱり気になる「009」台っ! そこで今月の案内人おフロデー、すなわち本日はワン公をペットショップに預ける間ももどかしく、わくわくどきどき期待に胸を高鳴らせつつパチンコ屋に駆け込んだわけですわ。
 したら予感は見事的中、新装オープンしたての「パーラーC…」さんの一角にこれまた新品のぴっかぴか、燦然と輝く「009」新バージョン台がっ! ぃやったぁぁぁっ!!! もっともその数はわずか四台とごくごくささやかなものでありましたが、でもいいもんね〜♪ 何せ五年前はたった一台しかなかったんだもん、それに比べりゃ一挙に四倍だよ四倍っ。しかもその上堂々たる新機種としてお店の新装開店ポスターにも載っかっちゃってるとくれば、前回のごとく「ただ一度の逢瀬で永遠のお別れ」なんて悲劇は鉄板であり得ないだろーしなっ。「パーラーC…」さん、ありがとぉっ! …とお店の入口で深々と一礼し、早速そのうち一台の前に陣取った管理人だったのでございました。

 ところがどっこい、いざ打ち始めてみれば液晶に映る数字に配置されたキャラクターがどれもこれも「あの」平ゼロミュートス編の方々ばっかりつーのは一体どーゆーことかいな? いやそりゃ「平ゼロミュートス編」ちゅーたら古くからのファンの方々の間でも大人気の一編、アルテミス様やアポロン様の御雄姿を拝見できただけでこのオバサンとて感謝感激雨あられ、ついつい画面に向かって手を合わせたくなっちゃうくらいなんですけんども、やっぱ「009」台つーからには、画面数字にゃ00ナンバーの皆様方を配置するのがちゅーモンじゃないのかね? …とはいえ本日初めて挑戦したばかりの新台ともなりゃまだまだこっちも勝手がわからん、ならばともかく打ち続けるのみとその後もひたすらチーンジャラジャラ(あ、ちなみにBGMは「STARTING FROM HERE」でした♪)…しているうちに、おお、ついに出たぞ00ナンバー…さんたちのコミカルモード、二頭身キャラっ。
 おほほほほっ! え〜え、そうですとも! いかな名脇役が数多さぶらふ「009」とはいえ、主役とゆーたらこの九人! かくてその後の管理人、コレだけは変わらぬBGM「STARTING FROM HERE」なんぞをハミングしつつ、その後もひたすら打ち続けていたわけですが…。

 あららっ!? 今度はまたまた画面が変わって「ヨミ編モード」になっちゃったわ…って思う間もなくリーチに突入、しかもそのまま「大当り」ってなぁ一体何なんじゃいっ!? だってアタシ、まだ三十回くらいしかスロット回してないよぉ〜??? …あ、だけどこれぞ噂によく聞く「ご祝儀相場」ってヤツなのかも。何てったって正真正銘「新装開店」あ〜んど「新台」だもんね〜vv とか何とか調子に乗って今度は大当り画面限定BGM「GENESIS OF NEXT」なんぞを大熱唱しまくってたらそこに第二の落とし穴。え〜っ!? どーして大当りがこんなに早く終わっちゃうのぉ? アタッカーの開閉時間から出玉の数、さらに加えて大当たり後の時短回数まで一般的なパチンコ機種平均のおよそ半分にも満たないじゃないかいっ。…でもまぁ、たった三十回で出ちまうよーな大当りならこのへんが妥当なセンなのかも。それでなくてもこの不況のご時世、もしかしてパチンコ業界も「薄利多売」に方針転換つーのも有り得んことじゃないし…とまぁ、またまた勝手な理屈をこねくり回しつつ打ち続けてたら突如画面に「ボタン連打でBG本拠地の扉を破壊せよ!」との文字がっ…! いえね、最近のパチンコってば玉打ち出すハンドルの脇にぽっちり、結構大きめのボタンがついてる機種が多いんですよ。…で、何やかやの特殊イベントが出てくる度にそのボタン押して次から次へと新しい展開に持っていくてぇパターンが半ば常識化しつつあるんですが、この「009」台ときたらとにもかくにも「ボタン連打」の出現率が高いっ。…でもってその都度やれ「BG基地を破壊せよ」だの「スカール親衛隊を全滅させよ」だの、挙句の果てには当の本家本元、かの偉大なるBG団総帥「スカール(様<挿入筆者)を倒せ!」だの…。あの〜、オバサンいい年こいていまだに週一でテニスやってたりするモンで、腕の筋肉はかなりある方なんですけんども(この前「ボディ○キャン」で計ってみた腕の筋肉量、同年代女性比八段階のうち最高レベルでした)、それでもあのボタン連打の連続攻撃はキツかったっすぅ〜(涙@かろきめまい)。パチンコした後、ハンドル押さえっぱなしだった右手が疲労のあまり半ば麻痺して使えなくなっちゃうのはよくあるこってすが、今回ばかりは右手より先に左手がイッちゃうんじゃないかと思いました…。

 でもま幸い左手がご臨終になる前にタイムリミット、案内人のお迎え時刻になっちゃったので潔くゲーム終了した管理人。残念ながら結果は負けだったけど例の「薄利多売大当り」のおかげで損失もこれまた通常負け平均の半分程度、初めて挑戦した台にしちゃまぁまぁ悪くはない。そして帰り際、忘れちゃいかんと件の新台の無料解説パンフもしっかりGET(<だって最近のパチンコときたら、マジでヘタなRPGなんぞよりよっぽど複雑で難しくてねっ! お気に入りの新機種が出たときには必ずこーゆーパンフで勉強しとかんとワケわかんなくなっちまうんだよっ!!)、無事おフロを終えてきれいさっぱりふっくりふわふわになった案内人連れて家に帰ってきた後は腹減らしたワン公にゴハンやって水やって、ついでにそのおフロ用荷物も片づけてようやくミッション完了、飼い主もほっと一息ついて茶など飲みつつ、先程もらってきたパンフをはらりと広げてみたならば、ああみたならば…っ!

 …何とこの「009」ニューバージョン台にはモードが九種類もあって、しかも確変(<正確には確率変動。大当りの確率が大幅にUPする、プレイヤーにとっては何よりありがたい状態)につながる「正真正銘の」大当りを出せるのはそのうち「加速モード」ただ一つ、そしてその「加速モード」に移るには他モードで出た大当り(<前出「薄利多売型大当り」)のボタン連打バトルで勝利するしかないことが判明。…と、ゆーことは…?



 あのボタン連打攻撃で一度も勝てなかったアタシって、原作だったらまだ「誕生編」でのBG脱出以前の段階でじたばたおろおろしてたってかぁぁぁ〜っ!?



 …そ〜ぉか〜ぁ。よ〜し、そっちがその気…いやそーゆーシステムだっちゅーならこっちも腹くくったるわいっ!
 おいコラワン公っ! ウチはこれから一か月、超緊縮財政方針を発動するからなっ!! 節約できるモンは何でもかんでも手当たり次第、限界ギリギリまで切り詰めて来月のパチンコ代をひねり出すっ!! ついでに今度のフロの日は一時間早く家出るからよぉぉぉぉ〜っく覚悟しとけやぁぁっ。  そして今度こそ、可能な限りかき集めた元手時間とであの「新バージョン009台」と勝負じゃぁぁぁぁぁっ(握り拳っ)!!!



 あ〜あ、またウチのバカがおかちなところでムダな情熱の炎を燃え上がらせちゃいまちたね〜。でもま、いくら緊縮財政方針なんてヌカちたところでボクのゴハンやおやつはこの前たくしゃん買いだめちたばっかりだち、所詮はあのヒト自身の生活費を切り詰めるだけだろうから勝手にやらちとけばいーか。
 だけど一時間早くおフロに連れてかれちゃうのは嫌だなぁ…(<案内人、実はおフロが大嫌い<笑)。…って言うか、しょんな時刻じゃまだパチンコ屋しゃん開いてないってコト気づいてないんでちかね、あのオバサンは。
 …もっとも気づかなきゃ気づかないでがっかりしゅるのは本人だけだち、ボクはこのままおとなちく、余計なことなんか言わないよい子にちていましょう…(<てめぇのことしか考えない、自分勝手な飼い主へのささやかな復讐のネタを見つけてベッドの中で一匹こっそりほくそえむ飼い犬<やっぱコイツもかなり腹黒<笑)。



2009.09.19.(土)      お誕生日と案内人の尻尾

 うわぁおvv 何と昨日に引き続き、今日も日記を更新してしまいました〜♪ 平素開店休業状態の弊サイトにとっては近来稀に見る快挙、いやそれどころかこんなの、もしかしてサイト開設以来初めてじゃないかしらんvv(…ってオマエ他サイトの管理人やブロガーの皆様の中には「毎日更新するのが当たり前」てな方々も多々いらっしゃるんだぞたった二日連続で日記更新したくらいで派手に騒ぎまくるな見苦しいっ>自分)

 …ま、そんなことはともかくとして(<自分で自分にツッコミ入れてすっかり意気消沈したらしい<バカ)、本日は何と言っても「あの」アルベルト様のお誕生日に加えて秋の大型連休初日、まことにめでたくも心浮き立つ日というべきものでございます。
 アルベルト様〜っ! お誕生日おめでとうございま〜すっ!! 澄みわたった空の青さが日毎深みを増し、朝夕の風には清冽な冷たさすら感じられるようになってきたこの季節こそまさに貴方様そのもの、これからもこの秋の空、そして風を思わせるそのクールな魅力で私どもファンを永遠に魅了し続けて下さいませねっ!!
 そーいや今回の連休ってば別名「シルバーウィーク」とも言うそうな。春のゴールデンウィークに対抗したとか何とかかんとか諸説紛々あるそうだけど、この「シルバー(=銀)」って言葉の響きもどことなくアルベルト様を想像させるではありませんか。…もっとも先の「諸説紛々」の中には「この連休の中に『敬老の日』が含まれてるから」だっちゅー意見もあるみたいなので、あまり深入りするとマシンガンで蜂の巣にされる可能性とてなきにしもあらず(くわばらくわばら)、とりあえずお祝いはここまでにして、こっちがまだ生きてるうちにちょいと話を変えることと致しましょう。

 いや実はさー、先日ウチの案内人がまたしても動物病院のご厄介になっちゃいましてねぇ…って決して深刻な病気とか怪我とかじゃなかったんですけんども、つい四・五日前夕方の散歩から帰ってきたら突然尻尾が下がったまんまになっちゃったんですわ。もちろん、ただ尻尾を下げるだけなら別にどーってこたありません。そりゃま一般的には「犬が尻尾を下げるのは怖がってるとき」なんて言われてますから、飼い主としてはできるだけそんな目に遭わせないよう気をつけてやらなきゃな〜とは思ってますけどさ、わんこが尻尾を下げるのって別に怖がってるときだけじゃないし。特にウチの案内人ときたらどこに出しても恥ずかしい「完全無欠の内弁慶」、仲良しのお友達とご機嫌よく遊んでる最中ふとした拍子に尻尾を下げちゃうなんざしょっちゅうです(そのくせいざそのお友達とバイバイするとなると途端にきゅんきゅん鳴き出して後追ったりするんだよ…ったく怖いんだか楽しいんだかどっちなんだかはっきりせぇ!!>案内人)。そればかりか家の中でゴハン食べたりお水飲んだりしてるときにも何故か尻尾が下がっちゃうってなぁ一体何なんだか(<だけどネットで調べたら食事中に尻尾下げるわんこって結構たくさんいるらしい)。

 しかしながらそれらは全て一時的な現象であって、こうも長い時間尻尾が下がりっ放しってのは絶対おかしい! しかも散歩中大きい方の用を足したりもしたからと、飼い主が尻尾持ち上げてそのお尻を拭いてやろうとした瞬間「きゃひん!」なんて小さな悲鳴を上げてくれやがったとなれば飼い主としては余計心配になるのが人情、そこで翌日早速ワン公連れて動物病院に駆け込んでみれば。
「う〜ん…。可能性としては何らかの怪我による痛みか、あるいは機能麻痺かのどちらかなんですけどねぇ。怪我にしてはどこも腫れたり変形したりはしていないし、麻痺なら麻痺で何も感じなくなっているわけですから尻尾を持ち上げたときにだって悲鳴なんか上げるはずがありません。飼い主さんには何かお心当たりがありますか?」
 …なんて先生に尋ねられても、飼い主にだってそんなモノ、カケラもあるわきゃございません。そこですっかり考え込んでしまった獣医さんご夫妻と飼い主、しかしやがて再び獣医さんのきっぱりとしたお声が!
「こうなったら取り合えず痛み止めの注射と飲み薬で治療してみましょう。もしそれで治ればよし、ダメならもう一度連れて来て下さい」
 かくてワン公、しっかり注射を一本打たれて「きゃひんきゃひんきゃひぃぃぃ…んっ!!」と、飼い主が尻尾持ち上げたときより十倍くらい派手な悲鳴と泣き声を上げる羽目になり、はたまた一方の飼い主は。
「お薬は四日分出しておきますが、尻尾が上がるようになったら途中でやめて構いませんから」
 獣医さんのこのお言葉といただいた薬をしっかと胸に、未だきゃふきゃふしゃくり上げてるワン公をなだめつつ「どうかその四日間で治ってくれますように」と祈るような気持ちで家へと帰ったわけなんですけんども。





 …え? その後案内人の尻尾はどうなったかって? それがあーた「大山鳴動して鼠一匹」もいーとこ、薬どころかあの注射一本でケロリンパッパと治っちまったんだよ全く人騒がせなっ!! …でもま、おかげさまで大したこともなく済んでよかったよかった。
 それにしてもこの間のストルバイトといい今回の尻尾といい、最近の案内人ってやたらいろんなところにガタがきつつあるよーな…。もしかしたらコイツもそろそろ「人生」ならぬ「犬生の秋」に差しかかってきたのかもしれんのう…(ちょっぴり淋しげな遠い目)。



 ちょっとママ!! 黙って聞いてりゃ昨日から「年老いた」だの「犬生の秋」だの、しょれじゃボクがまるでしゅっかりお爺ちゃん犬になっちゃったみたいじゃありまちぇんかっ! …あ、しょの前に皆しゃま、またちてもご心配をおかけちて大変申し訳ありまちぇんでちた(ここで案内人、深々と平伏)。でもねでもねっ! ボクは今でもしゅごく元気でお散歩にも毎日行ってるち、お家の階段だってとたとたとたっ♪ …って、しょれはもうリズミカルかつ軽快に上り下りちてるんでち! しょれにゴハンだってむちろ前よりたくしゃん食べるようになった上、昔みたいにお腹壊ちたりしゅることも全然なくなったじゃないの! もちろんお目々やお耳、しょれからお鼻だって、まだまだ年下のお友達には負けまちぇん。大体あのシュトルバイトの件はともかく、今回は絶対年のせいなんかじゃないもん! 人間しゃん…しょれもうんと若い皆しゃんだって、別に何もちてないのにお手々やあんよが痛くなっちゃったりしゅることあるでしょっ。…とにかくボクはまだまだ若くて元気一杯なんでちからねっ、今度年寄り扱いちたら渾身の力を込めてしょの頚動脈喰いちぎりまちよっ!!!(<UP前の下書を盗み見て完全激怒、只今牙をむき出して飼い主に激烈抗議中の案内人<管理人危うしっ!<大笑)



2009.09.18.(金)      気がつけば 早七回目 墓参り

 …って管理人、決して俳句や川柳に転向したわけではないんですけど(<タイトル@苦笑)。ご報告が遅くなってしまいましたが9/5〜6、例年どおり行って参りました「第七次山梨墓参りツアーオプション犬つきプラン」!! 何と言っても「三度目」どころか「七度目の正直」、今年こそは夢にまで見た人・犬ともに快適な旅行を実現させるべく、目一杯気合と根性入れて支度を整えたりしたのでした。よって今回はワン公のベッドOKフード・おやつ類OKおもちゃOKリード・お散歩セットOKそしてついでに自分の上着もOK! さらには道中及び宿泊先で出会うお友達の性癖にも細心の注意を払ったおかげでああついにっ! 今年の案内人は旅先で同じ男の子わんわんに追っかけられたり押し倒されかけることもバカ飼い主がフード忘れたおかげでひもじい思いをすることも、そしてこれまたバカ飼い主がドアの外にはみ出したリードに気づかず車発進させかけたせいであわや首吊り状態寸前になることももちろんなく(…にしてもウチのワン公ってつくづく旅行に行くたびロクな目に遭っとらんな〜<笑)、至極平穏無事な道中を過ごせたというのはまことにめでたい限りの万々歳(いや、だから犬連れて旅行に行く場合はそれが普通だっつーのっ!!>自分)。一方飼い主の味方といえば、何はなくともこれだけは…っ! と今年も忘れずに買い込んだ「シャブ並に効く(もういー加減そのフレーズはやめろ今度こそメーカーから訴えられるぞ>自分)」眠○打破、そして荷物の中にしっかと入れたフードパーカーvv えーもう、この二つがありゃ運転中の睡魔だろーが高原の冷え込みだろーが恐るるに足らんわ、わははははっ!! ってなモンで。しかも今年はたいそうお天気に恵まれ、二日間暑いくらいの気温でしたので眠眠打○の方はともかくパーカーの方はまるっきし出番がなかったという…まぁ、それはそれでこれまたヒッジョーにめでたい以外の何物でもなかったんですけんどもさ。

 ところがどっこい、こんな完璧な旅行にまでしっかり襲い掛かってきやがったとんでもねぇトラブル、それすなわち事故渋滞!! しかも行きの中央道と帰りの関越道の両方だなんて一体どーなってるんだぁぁぁぁっ!
 …おかげさまで例年ならば昼食タイム込みで三時間という往路に五時間半、食事なしの休憩タイム込みで二時間半という復路には四時間半かかりました(涙)。しかもコレ、あくまで高速乗ってる間だけの話であって(さらに滝涙)、その他一般道を走った時間も併せりゃ二日間で合計十二時間半運転する羽目になっちまったアタシって…アタシってぇぇぇ…っ!!(慟哭) ちなみにそれは同じ時間車に揺られっ放しだった案内人も同じこと、途中休憩は何度か取ったものの吹けば飛ぶよな超小型犬にとってはさぞ辛かったろう、くたびれたろう…ってんで管理人&案内人、帰宅してから二日間はまるっきし使い物にならずぐったりげっそり、半病人(犬)のような有様でございました…。あーあ、昔ならいくらくたびれても一日ゆっくり休みゃ二日目には完全復活してたってぇのに、いつの間にやらアタシもオマエもすっかり年老いちまったんだねぇ…(<管理人、案内人を抱きしめてよよと号泣)。…じゃ、なくて。

 あのさー、いくら土日とはいえお盆休みはもちろんのこと夏休みシーズンまで終わってるってぇのにこんな渋滞に、しかも往復行き当たるってなぁ一体どーゆーことなんだよオイ。しかも自然渋滞じゃなくて事故渋滞ってこたぁ、事故さえなけりゃすいすい気持ちよく走れたんと違うか? と、すると…。
 確かに事故起こしたヤツが一番悪い、そりゃぁオバサンにだってよくわかる。だけどその事故の原因ってばさ、もしかして政府が景気対策とやらで導入した高速料金値下げにもあるんじゃないのかね? 確かに高速料金が安くなれば庶民の家計も大いに助かるだろう。しかしながら料金値下げに浮かれたドライバーが我も我もと高速使ったひにゃ必然的に大混雑、でもって走ってる車の数が多くなりゃぁなるほど事故の確率もまた高くなるのもこれまた必然、よってこの政策が続く限り、これまでどんなに順調に走れてた区間だろーが時期だろが、いつどこでどんな大渋滞が起こるかわかんないってことだよね?  管理人みたいに長距離の高速使うのが年に一度かそこら、多くても数回の一般ドライバーならそれでもいい。万が一渋滞にぶち当たっちまったときにゃ己れの不運を呪いつつ、四時間でも五時間でも我慢して運転致しますさ。だけどこれが毎日「仕事」で高速に乗らざるを得ない運送業者やバス業者その他の皆様方にはえれーこと迷惑になるんじゃないのかね? しかも業者の方々が迷惑するってこたぁ、いずれ因果は巡りめぐって利用者すなわち一般庶民も大迷惑するであろうことは火を見るよりも明らかだ。

 とはいえこの「高速道路値下げ政策」、ついこの間発足したばかりの新政権も大いに力を入れてるばかりか「行き着く果ては完全無料化」なんぞとヌカす呑気な関係者も多々おいでになるようで。
 ま、国民のウケがいいからって政治家さんたちが安直に突っ走るのも目先の欲得に目がくらんだ庶民の皆さんがウハウハ高速使いまくるのも皆それぞれの勝手、ただ少なくとも今回の旅を終えたオバサンは「果たして本当にこれでいいのか?」って、かなり真剣に考え込んじゃったんですけんどもネェ…。



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